初・イラン人

今回のゲストはイランから。
初めてのイラン人です。
イランというと、なんとなく危険なイメージがつきまといます。
対米強硬派のアフマディネジャド大統領や核開発のニュースのせいでしょう。
しかし、シマがいうには、イランは全然あぶなくないのだとか。
現に世界中から観光客が訪れています。
彼女の話を聞いているうちに、イランに行ってみたくなりました。
イラン人といっても、みんなが敬虔なイスラム教徒というわけではないのですね。
イラン人のゲストということで、ムスリムの女性が着ている黒い衣装を期待していたのですが、
シマの服装はごく普通のものでした。
ざんねん。
嵐山の町を一緒に歩いたのですが、シマはとにかくよくしゃべる。
竹林を見てもひとこと「Wow」と言っただけで、あとはまったく関係ないことをしゃべり続けます。
せっかく京都に来たのだから、もうちょっと景色も味わってほしかったな。
嵐山の風景にはあまり関心がないようなシマでしたが、食べ物には反応しました。
コロッケのようなありふれたものでも、彼女にはとても珍しい食べ物に見えたようです。
ほんの少し散歩しただけなのに、今日は異常に疲れた。
シマのマシンガン・トークのおかげで、脳みそが焼き切れそうだ。
家に帰ってからも、白熱したディベートが続きます。
といっても、ほとんどシマが一人でしゃべっていただけなんだけど。
かなり長く話し込んだはずなのに、何を話したか覚えてないや。
記憶が飛んじゃってる。
たしか、「アメリカのおかげでイランは一方的に悪者にされている」といった内容だったと思う。
シマが興奮して熱くなっていたことだけははっきりと思い出せる。

シマはかなりの才媛で、ペルシャ語の他に英語、ドイツ語、フランス語もできます。
ドイツでは元・日銀総裁の白川方明さんと会ったこともあるのだとか。
彼女の妹やお父さんの経歴を聞いて、ため息がもれました。
住んでいる世界が違いすぎる・・・

彼女は韓国からおみやげをもってきてくれました。

韓国のお菓子。

日本のお菓子とは微妙に味付けが異なる。
人によって評価が分かれそう。
慣れたらやみつきになるかも。
韓国行きの航空券も、最近は驚くほど安くなりました。
一度韓国にも行ってみたいけど、
「いつでも行けるや」と思っているうちに、ついつい後回しにしちゃうんですよね。
なにかきっかけが必要だ。