カウチサーフィン(CouchSurfing)と愉快な仲間たち

カウチサーフィンは危険です

今回は、ある女性の体験記です。
以下、全文をそのまま転載します。

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友達がNYにいるのでこの前旅行に行ってきました。NYに行く前に
カウチサーフィンの事をネットでたまたま見てから色々と調べたときに
事件があったのも見ました。なので女のホストの人を探していたのですが
見つからず、男の人でも今まで泊めた人のコメントなどを見て信頼できる人だったら
大丈夫かなと思ってダメもとでメールを送ってみたところ返事が返ってきたので
Facebookなどでコンタクトをとって泊まれることになりました。この人は日本人の
女の人を泊めたことがある人だったし他の一人旅をしている女の人も泊めた経験があり
コメントを見る限り良さそうな人でした。そしてこの人自身もカウチサーフィンのゲスト
の経験もあったので、100パーセントではないけど大丈夫だと信じていました。
会ったときからちょっとボディータッチが多いと思い、強く断らなかった自分も悪いけど初めてのカウチサーフィン
でなるべく楽しみたかったし冗談を言いながら上手く交わそうとしましたが、
相手にはちゃんと伝わっていなかったのか、ただ無視していたのか、
2日目の夜、私はその人と色んな話がしたかったので色々と質問していましたがその人はあまり
乗り気じゃない感じでした。一緒にソファーに座っていて、相手が横になりはじめわたしも横になるように
言われたのですが、何度も断りかなり嫌な気配がしたので離れようとしたとき強くつかまれ危うく犯される
寸前でした。必死すぎてちゃんと覚えていませんが大きい声を出したか、本気で怒ったか
その後もどうすればいいか分からなかったけど、とりあえずもう二度カウチサーフィンでホストをしないでくれ
と頼みました。そしたら相手はその事について謝りホストはしないと言ってくれプロフィールも
書き換えると言っていました。
その人はこれが初めてだと言っていましたが正直信用できません。
旅行後にその人のプロフィールを確認したところ隠されていて確認できませんでしたがその人がもし
まだカウチサーフィンを続けていたら嫌なのでもう一度調べるつもりです。

そして次の日NYにいる友達と会ってその事を伝え、なんとか泊めてもらえることになり大丈夫でした。

マサトさんや他の日本人のカウチサーフィンの体験を見ると良い出会いがあるのもカウチサーフィン、
でも他人のお家に泊まることは本当に気をつけないといけないことだとしみじみ思いました。
私は英語があまり上手ではありませんが英語を勉強中で、これから出来たらもっと色んな国に行ってみたいと
思っています。英語で話すのは練習にもなるし他の国の人関われ色々と話せたら普通に旅行を
するより私にとってはそのほうがもっと楽しい旅になると思うのでカウチサーフィンというサイトはとても
いいと思います。だけど本当に今回のような事は二度とおきて欲しくないし、せっかくの旅が楽しめなく
なってしまうので、特に女の一人旅の人は気をつけて欲しいと思いました。カウチサーフィンを始める前に
カウチサーフィンの事について調べているときにマサトさんのサイトを見ていたので、きっとカウチサーフィンを
これから始めようと思っている人、興味がある人がたくさん見ているんじゃないのかなと思い
この事を少しでもいいのでブログに載せてもらえたら言いと思いメールしました。

長々と読んでくれてありがとうございます。

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このように、ポジティブのレファレンスがある人でも、100パーセント安心とは言えないようです。
やはり女性は女性のホストを探すのが一番なのかもしれません。

会ったこともない人の家に泊まることになるカウチサーフィン。
危険な側面があることは否めません。
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カウチサーフィンで事件、その判決

数年前、カウチサーフィンで事件が起こりました。
イギリスを旅行中の香港人の女性が、ホストの男性に暴行された、というものです。
カウチサーフィンのコミュニティーではかなり有名な事件なので、知っている人も多いでしょう。

その判決が出たようです。
懲役10年。


http://www.dailymail.co.uk/news/article-1205794/Rape-horror-tourist-used-couchsurfing-website-aimed-travellers.html

http://www.dailymail.co.uk/news/article-1223773/Man-raped-holidaymaker-offered-bed-website-couchsurfing-com-jailed-10-years.html


このニュースを教えてくれたのは、香港人のカウチサーファー。
被害者の女性が香港人だということもあって、香港のメディアはかなり大きくこの事件のことを取り上げたようです。


私見ですが、大多数のカウチサーフィンのメンバーはとてもいい人だと思います。
この事件はレアケースだとは思いますが、やはり、世の中には悪い人も少なからず存在しています。

カウチサーフィンには危険な側面もある、ということを、
もう一度認識させられました。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

CouchSurfing(カウチサーフィン)と盗難

CouchSurfing(カウチサーフィン)と盗難


ipad の電源アダプタと ipod がなくなりました。

カウチサーフィンを始めて1年半以上になりますが、
家の中の物がなくなるのはこれが初めてです。たぶん。

もしかしたらこれまでにもいくつかの物がなくなっていたのに気付かなかっただけかもしれませんが。


ipad を外で充電したことはありませんし、私は外で音楽を聴きません。
なので家の外でなくしたということは考えられません。

ipad の電源アダプタはずっとコンセントに差し込んだままですし、
ipod はスピーカーに装着していました。
押入れかどこかに紛れ込んでしまったということもありえないのです。


私の家に出入りしているのはカウチサーファーだけなので、
彼らが持って行ったとしか考えられません。


あるいはわざとではなく、自分の物と間違えて持って行ってしまったのかもしれません。
でもそれならば後日、すぐに気付くはずです。
メールの一通でもよこしてくれてもよさそうなものですが、それもありません。



ipad も ipod も毎日使う物なので、いつなくなったのかはわかっています。
でも、その日は2組のカウチサーファーが私の家にいたので特定はできません。

結局2人とも疑わざるをえなくなり、なんとも残念な気持ちでいっぱいです。



カウチサーフィンを始めて1年半、ほぼ毎日誰かをホストしていて、これが初めての紛失事故。
確率としてはそんなに高くはないかもしれません。

でも、一度でもこういうことが起こってしまうと、
次からは疑心暗鬼に駆られてしまいます。



もしかするとこれはある種の警告なのかもしれません。

私はもうすぐ東南アジアへ旅に出ます。
安宿やドミトリー、夜行列車も利用する予定です。

「自分の持ち物には気をつけろ。
 むやみに他人を信用するな。」

今回の件はそういう意味でいい教訓になりました。



カウチサーフィンは善意で成り立っているシステムです。
人を信用することができなければ、赤の他人を家に招き入れることなんてできるはずがありません。

しかし、一定の割合で人の善意を踏みにじる輩がいることも確かです。
ある程度の自衛策を講じることも必要でしょう。

旅行者が欲しがりそうな物で、かつ、容易に持ち去れる物に対しては特に注意が必要です。

携帯音楽プレーヤー、タブレット端末、電源アダプタやコード類、SDカードやUSBメモリなど。



やれやれ。
これからはカウチサーファーが出発する度に、物がなくなっていないかチェックしなければならないのか。
めんどくさいなー。

もういいや。
もってけドロボー。

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何しに来たの?

クリス(イギリス)とCouchSurfing(カウチサーフィン)

CouchSurfing(カウチサーフィン):クリスと私。私の部屋にて。
(クリスと私。私の部屋にて。)


クリス、シ、ドリ。京都・嵐山の中ノ島橋にて。
(左から、クリス、シ、ドリ。京都・嵐山の中ノ島橋にて)

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今回のカウチサーフィンはイギリス人のクリス。

彼が私の部屋に泊まるのは今夜で2日目となるのですが、
クリスが帰って来たのは夜中の0時。
私はすでに寝ていました。

この3日間、結局彼とは京都観光はおろか、食事すら一度も一緒にしていません。
彼はいったい私の家に何をしに来たのでしょうか。
メールをチェックし、シャワーを浴びて寝るだけ?

もちろん、せっかくはるばる日本にやってきたのだから、
羽を伸ばして京都のナイトライフを楽しみたい!
という気持ちはわからなくもありません。

でもそれならホテルやゲストハウスに泊まればいいだけの話です。


残念ながら、カウチサーフィンの利用者のほとんどが「泊まる」側の人です。

「見ず知らずの人間を自分の家に泊めるなんて嫌だよ」
その気持ちもわからなくはありません。

でも、あなたたちは見ず知らずの人間の家に泊まっているじゃないですか!
「泊める」は嫌だけど「泊まる」のはいい。
その気持ちが私には理解できません。


なかには、諸事情によりどうしてもホストすることはできない、
という人もいるかもしれません。

でも、そのような人もカウチサーフィンを利用するのならば、もう一度考えてみてください。
なぜ、我々ホストは見ず知らずの人間に対して家の扉を開くのかを。



おそらくクリスは私に対してレファレンスを書くことはしないと思います。
でも、もしも書かれたら大変困ります。

彼は何も悪い事をしていないので、ネガティブをつけるのは行きすぎなような気がします。
でも、ポジティブはつけたくありません。
ニュートラルはネガティブだと言ってるのと同じようなものだし・・・

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ジャンル : 旅行

CouchSurfingと食事

CouchSurfing(カウチサーフィン)をするにあたって、重要なウェイトを占めてくるのが食事です。
一緒に食事をすることで仲良くなれますし、なによりも大勢でワイワイ言いながら食べるのは楽しいですからね。

でも、一番頭を悩ませられるのもこの食事だったりします。
私も現在、いろいろと試行錯誤中です。
いったいどうすればいいのか?

一番いいのは、毎回食事を提供してあげることでしょう。
日本らしい料理を作ってあげるときっと喜ばれるにちがいありません。

また、みんなで一緒に料理を作るというのも楽しいものです。
鍋やお好み焼き、たこ焼きなどはけっこう盛り上がります。

CouchSurfing(カウチサーフィン)(オーストラリア、ヴァネッサ)、たこ焼き


私がたこ焼きを作る代わりに、マリアンはスペイン風のオムレツを作ってくれました。
こういった食文化の交流も、カウチサーフィンの楽しいところの一つです。

CouchSurfing(カウチサーフィン)(スペイン、マリアン)、たこ焼きとオムレツ。


私は料理が苦手で、外国人に喜んでもらえるようなものを作るのは無理だと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。
「おにぎり」のような簡単なものでも、作り方を教えてあげると喜んでもらえます。

カウチサーフィン(スペイン)、マリアンとおにぎり、の図(我が家にて)


料理を作ってくれるカウチサーファーもいます。
男の一人暮らしの私としては、こういうのが一番うれしいですね。

カウチサーフィン(シンガポール)、料理中のイヴェッタ


ただ、日本食ならなんでもいいというわけではありません。
要注意なのは納豆。
私はこれで大失敗しました。

台湾から来たカウチサーファーが、
「日本の納豆をぜひ食べてみたい!」
というので、朝食に納豆を出しました。

みんな大興奮で、
「納豆! 納豆!」
と叫びながら写真を撮りまくっています。

納豆を見て喜ぶアン(台湾)


でも、彼女たちの表情がだんだんと怪しくなってきました。
最終的にはかなりの分量を残してしまいます。
食事の後はまるでお通夜のように静まり返ってしまいました。
なんとも気まずい雰囲気です。

納豆に不服そうなキャンディ

彼女たちは台湾人なので、日本の食文化とは近いと思っていました。
また、彼女たち自身が納豆を食べたいと言い出したのです。
それなのに大不評。


ただ、ヨーロッパ人でも「納豆大好きっ!」という人も大勢います。
こればっかりは実際にやってみないとわからないものです。

カウチサーフィン(イギリス・ロンドン、バーニー)、納豆を食べる外人。


また、たまには外食もいいかもしれません。
私の部屋はせまいので、大勢のカウチサーファーがいるときは外に食べに行きます。
その方が大騒ぎできますしね。

カウチサーフィン(三条木屋町の海鮮料理屋にて。)、ルミ(日本・アルゼンチン)、フィリップ(カナダ)、私(日本)、リリィー(ニュージーランド・イギリス)、ティム(オーストラリア)

外食する場合は、基本的には割り勘です。
時には、カウチサーファーがおごってくれることもあります。



外食で最も人気があるのは、やはり回転寿司。
1皿100円という安くてわかりやすいシステムが大ウケのようです。

カウチサーフィン(スペイン、マリア)、回転寿司にて


お好み焼き屋もかなりウケます。
値段も安いですし、私は重宝しています。

カウチサーフィン(チェコ共和国、マレーシア)




意外な所で、吉野家やなか卯といったところも人気だったりします。
カウチサーフィンをしている人は倹約家が多いので、こういったお店を紹介すると喜ばれます。

カウチサーフィン(イギリスから来たシャナ)、京都の吉野家にて。


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カウチサーフィンと食事。
これは基本的なことだけに、なかなか難しい面もあります。
カウチサーファーによって考え方が異なるからです。

自分たちだけで食べたい人もいれば、みんなで一緒に食べたい人もいる。
インスタントラーメンやパンなどでできるだけ予算を低く抑えたい人もいれば、
せっかく日本にまで来たのだから本格的な和食を堪能したい人もいる。

もちろん、一番いいのは毎回食事を提供してあげることです。
経済的に余裕のある人はぜひそうしてあげてください。

でも、ほぼ毎日カウチサーフィンをしている私には、毎日食事を提供することは無理。
そこで私は相手の出方を見てから食事をどうするか決めます。


だいたい夕方に待ち合わせをするので、食事は取らずに待っています。
駅から私の家に向かう道すがら、外で食べたいか、私の家で食べたいかを聞きます。

外で食べる場合は割り勘が基本です。
中にはおごってくれる人もいますが、あまり期待しない方がいいでしょう。

私の家で食べる場合、1日目は私がご馳走します。
お土産を持ってきてくれた人にはできるだけサービスしますが、
そうでない人にはそれなりに。



カウチサーフィンを始めた当初、私ははりきって毎回食事を提供していました。
私が期待していたのは、
「昨日はご馳走してもらったから、今日は私が何か作るね。」
というパターンだったのですが、必ずしもそのような人ばかりだとはかぎりません。

ある若いカップルの場合、翌日も、またその次の日も、食事の時間になるとテーブルに座って私が食事を出すのをじぃーっと待っているのです。
食事の用意を手伝ってくれるわけでもないし、食後の皿洗いをしてくれるわけでもありません。



カウチサーフィンは異文化交流の場です。
ホストだからといって一方的に与える必要はないと考えます。

ホストする側とサーファーがよく話し合って、お互いにとってどういう形がベストなのかを毎回考えることが大切なんじゃないかな、と私は思います。

そうすることによって、単なる語学力だけではなく、外国の人とのコミュニケーション力も身に付けられるのではないでしょうか。





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カウチサーフィンとキャンセル

CouchSurfing(カウチサーフィン)とキャンセル

今日はカウチリクエストのキャンセルを食らった。
しかも2人から。

来る予定だったカウチサーファーが計画を変更してキャンセルをしてくることはよくある。
カウチサーフィンをしている人は基本的に気ままな旅をしている人が多い。
何かに縛られるのが嫌なのだろう。
だからいちいちカウチリクエストのキャンセルに憤慨していたら、とてもじゃないがCouchSurfing(カウチサーフィン)なんてやってられない。

ところが、今回の件はそういうのとは少し違う。
すでに何度もメールのやり取りもしていた段階でのキャンセル。
なぜ突然予定を変更したのかの理由も言わない。
どうも他にもっと条件のいいホスト先を見つけたようだ。

私の家は狭い。
食事も提供はしないし、私は若くもない。
だから他のホストが魅力的に見えても仕方がない。

それはわかる。
でも、同じ日に立て続けに2件もキャンセルされると、さすがに凹む。
なんだか人間失格の烙印を押された気分だ。

「なにを大げさな」
と思う人もいるかもしれない。
でも、そう思う人はあまりホストの経験がないのではなかろうか。

ホテルとは異なり、カウチサーフィンの場合は直前にキャンセルしても料金はかからない。
だから気軽に予定を変更するのだろう。

だが少なくとも二人とも事前に連絡をくれた。
なんの連絡もよこさずに結局は来なかった、というカウチサーファーも大勢いるので、今回キャンセルをした人たちはとても礼儀正しい部類に入る。
それだけが唯一の救いか。

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望まぬ形で

(「カウチサーフィンで事件発生」のその後。)


普段はほとんど誰も読んでないはずの私の弱小ブログにアクセスが殺到している。
おそらくほんの数日間だけの、一過性の現象に過ぎないのだろうけれども。

数日前、私はこのブログに、カウチサーフィンで事件が発生したという記事を書いた。

(この記事です)

カウチサーフィンで事件発生

この記事が思わぬ反響を呼び、連日たくさんの人が私のブログを訪れている。
しかも世界中から。

というのも、日本人女性を乱暴した(とされている)クリスティアーノは私の家に数日間滞在したからだ。
そしてその時の模様をかなり細かくブログの記事で紹介している。
写真付きで。

そのブログ記事が京都在住の外国人の目に止まり、現在クリスティアーノが滞在しているとみられている東南アジア各国のカウチサーフィン・コミュニティーに警告を発した。
私のブログのアドレスのリンク付きで。

私のブログは日本語で書かれているのにもかかわらず、そのリンクをたどって大勢の人がやってきたというわけだ。
やはりこの事件はカウチサーフィンの世界に大きなインパクトを与えたらしく、多くのカウチサーファーが興味を持っているようだ。


もちろんこんな形で私のブログを読んでもらいたくはなかった。
どうせなら、もっとハッピーなニュースで注目を浴びたいものだ。

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※だんだんと事件の詳細が明らかになってきました。

クリスティアーノをホストした女性のマンションには部屋が一つしかなく、二人は一緒に寝たようです。
もちろん女性はベッドで、クリスティアーノは床に布団を敷いて。
ところがクリスティアーノは強引に彼女のベッドに入って来て、嫌がる彼女にセックスを強要したようです。
その後、茫然としている彼女の服を全部脱がしたうえ、写真を何枚も撮ったとか。


上に書いたことは伝聞の伝聞です。
クリスティアーノはこの事件を全面的に否定している模様です。
彼が犯罪を犯したという物証は無く、日本の警察も事件として捜査していないようです。
よって、クリスティアーノは現時点では犯罪者ではありません。
その点を考慮してこのブログ記事をお読みください。

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カウチサーフィンで事件発生

カウチサーフィンで悲しい事件が発生しました。

カウチサーフィンのコミュニティ内で、イタリア人カウチサーファー、クリスティアーノの事件が問題になっているようです。

カウチサーフィンで事件発生。クリスティアーノ(イタリア)。焼鳥屋にて。)
(右から二人目がクリスティアーノです。)


事の発端は、カウチサーフィンの東京コミュニティ内のポストです。
東京でクリスティアーノをホストした人が、彼の悪行を暴露しました。

それによりますと、

・一泊だけの約束で泊めたのに、翌日になっても出て行ってくれなかった。
・彼を信じて部屋の鍵を渡した。
 家に帰ってみると、クリスティアーノは見知らぬ女性を連れ込んでセックスをしていた。
・ホスト氏の冷蔵庫から勝手にシャンパンを取り出し、その女性にふるまっていた。
・クリスティアーノは何の遠慮もなく、まるで自分の部屋であるかのように好き勝手に使った。
・彼は「ソファーベッドが固い」と文句を言った。
・彼は「エアコンの効きが悪い」と文句を言った。
・彼は「枕が柔らかすぎる」と文句を言った。
・クリスティアーノは決して水道の水を飲まず、代わりにホスト氏のミネラル・ウォーターのボトルを空にした。

etc...


これを読んだ時、私は思わず笑ってしまいました。
というのも、私も京都でクリスティアーノをホストしたのです。
そして上に書いてあるように、彼は傍若無人に振る舞いました。

その時の模様はこちら。

クリスティアーノ(イタリア)、再び。

ただ、これだけでは「事件」とは呼べませんよね。
行儀の悪いカウチサーファーは山ほどいますから。
この程度で腹を立てていたらカウチサーフィンなんてやってられません。


カウチサーフィンで事件発生。クリスティアーノ(イタリア)とパンディオス(アメリカ))、焼鳥屋にて。
(左の人がクリスティアーノです。)


問題はここからです。
このポストを読んだ京都在住の外国人カウチサーファーが驚くべき事実を告げました。

なんと、このクリスティアーノ、京都で女性に乱暴したというのです。
ここまでくればこれは立派な事件です、犯罪です。




(一番右がクリスティアーノです。)


その女性はクリスティアーノをホストしました。
事件の詳しい経緯は明らかにされていませんが、おそらくその女性の家でクリスティアーノは事に及んだのでしょう。


その女性は警察に届け出ましたが、真剣に取り合ってもらえなかったようです。

その理由の一つは、クリスティアーノがすでに国外に出国してしまっていたこと。
きっとめんどくさかったのでしょうね。

そしてもう一つの理由は、彼女がこの事件を警察に届け出たのが遅すぎた、ということ。
DNA採取に必要となる物証がすでに喪失していたからです。

でも、男性に乱暴された女性が警察に届け出るまでにはある程度の時間を要しますよね。
肉体的にも精神的にも相当なショックを受けているはずですし。


そして、最大の理由は、カウチサーフィンに対する理解が得られなかったこと。

このケースの場合、女性はクリスティアーノを自宅に招き入れたわけです。
自らの意思で。

これは私の推測ですが、おそらくその警察官は、軽率に見知らぬ男性を部屋に泊めた女性にも落ち度がある、
と判断したのではないでしょうか。

もしそうだとすれば、もう女性カウチサーファーは男性をホストすることができなくなりますよね。

これって、けっこう深刻な問題です。

カウチサーフィンの存亡の危機と言っても過言ではないのではないでしょうか。



警察は現時点では事件として取り扱っていません。
なので、クリスティアーノは公式には犯罪者ではありません。
現時点では。

ただ、私は彼が嫌いです。
なので、このブログの記事には多分に私の主観が入り込んでいます。
その点を考慮してお読みください。

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カウチサーフィンの危険性:エマの場合

カウチサーフィンの危険性:エマの場合

カウチサーフィンの危険性、エマの場合
(エマ。ドイツ・リューベックにて)


カウチサーフィンはとても楽しいです。
さまざまな国の、いろいろな人と出会うことができるので、毎日がとても刺激的です。

でもやはり、中には悪い人もいます。
カウチサーフィンを利用するにあたっては、そのあたりを考慮に入れておかないと危険なこともあるかもしれません。

特に女性は用心した方がいいでしょう。


その点、ドイツ人のカウチサーファー、エマは慎重です。

実はエマというのは偽名です。
彼女は実際に会って、その人が信用できると判断するまでは本名を明かしません。


また、実際にカウチサーフィンをする前に、何度も相手とメールのやり取りをします。

その過程で

「こいつ怪しい」

と思ったら会いません。


実際、エマは私の家に泊るまでに何度も私とメールのやり取りをしました。

その時私は、

「この人はなんでこんなに頻繁にメールを送ってくるんだろう。
 カウチサーフィンをペンパル探しの場と勘違いしてるんだろうか?」

と思っていました。

実は探りを入れられてたんですね。


その後エマは私の家に泊ったわけですから、一応私は彼女の審査に合格したということでしょう。

ふっ、甘いなエマ。
私の本性を見抜けなかったとは。



現在エマは、インドでのホストを探しています。
比較的簡単に見つかったのですが、問題はその後です。

例によって相手と頻繁にメールのやり取りをする過程で、その男性に不信感をいだきました。
そして相手の男性にきっぱりとこう言ったそうです。

「勘違いしないで。
 カウチサーフィンはデート・サイトじゃないのよ。」

その男性はカウチサーフィンのプロフィールを抹消したそうです。


残念ながら、このような男性は大勢います。
女性カウチサーファーのみなさん、気をつけましょう。
カウチサーフィンには危険が潜んでいます。


エマに関するその他のカウチサーフィンの記事:

エマとの再会

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カウチサーフィンの登録の仕方

カウチサーフィンの使い方・その1

カウチサーフィンの登録の仕方



・カウチサーフィンのウェブサイトを開く


カウチサーフィンの使い方・登録方法・その1


・画面右上のSign Upボタンを押す。


カウチサーフィンの使い方・登録方法・その2



・必要事項を記入する


・First Name (given name)  :名前

・Last Name (family name) :苗字

※必ずしも本名を書く必要はないです。
 ニックネームでも可。
 ただし、偽名だと相手から信用されない可能性は大きいです。


・Email Address  :メールアドレス

・Username (for your profile url) :ユーザーネーム(ペンネーム、ハンドルネーム)

※自分で好きな名前を考えてください。
 本名でも可。


・Password : パスワード

※自分で適当にパスワードを作る。
 忘れないようにメモを残しておきましょう。


・Confirm Password

※もう一度、先ほどと同じパスワードを入力。


・First Language (add more later)
Japanese を選択する。
 おそらく最初からJapaneseになっているはず。



・What city do you live in?

※住所。
 市・道府県・国の順番。例)Kyoto,Kyoto,Japan
 おそらく最初から自分の住所が入力されているはず。


・Gender :性別

・Male:男性
・Female:女性
・Several People:カップルや家族など、複数でカウチサーフィンをする場合。


・Birthdate :生年月日


・How did you hear about CouchSurfing?

※どういうきっかけでカウチサーフィンを知りましたか?
 ここは適当に記入しておいてください。


カウチサーフィンの使い方・登録方法・その3


・Help us prevent spam.

※二つの英単語を入力する。


・すべて記入し終わったら「Join Couchsuring!」のボタンを押す。


カウチサーフィンの使い方・登録方法・その4




・カウチサーフィンからメールが届いているはずなので、確認する。
 もしも届いていなかったら、迷惑メールフォルダに入っている可能性大。


カウチサーフィンの使い方・登録方法・その5



・メール内のリンクをクリックする。


カウチサーフィンの使い方・登録方法・その6


・登録完了!
 おつかれさまでした。



ここであなたには二つの選択肢があります。

1.Optional Verification Information を記入する。

2.すぐにプロフィール欄を記入する。



1.を選んだ人は次の記事「Verification とは?」を読んでください。

2.を選んだ人は画面の一番下、Continue to your Profileをクリックしてください。
そしてプロフィールを作成してください。



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カウチサーフィン(CouchSurfing)とは?

CouchSurfingKyoto

Author:CouchSurfingKyoto
.カウチサーフィン(CouchSurfing)とは。

日本に観光に来た外国人の宿として無償で自宅を提供し、国際交流を深めるというカウチサーフィン。

また、自分が海外に旅行に行く時には、現地の一般家庭に泊めてもらい、その土地に住む人々の生の暮らしを体験することだってできてしまいます。

ここは、そんなカウチサーフィンの日常をありのままにつづったブログです。

「カウチサーフィンは危険じゃないの?」
そんな危惧も理解できます。
たしかに事件やトラブルも起こっています。

なにかと日本人にはなじみにくいカウチサーフィン。

・登録の仕方がわからない
・詳しい使い方を知りたい
・評判が気になる

そんな人は、ぜひこのブログをチェックしてみてください。
きっと役に立つと思います。

最後に。

「カウチサーフィンを利用すれば、ホテル代が浮く」

私はこの考え方を否定しているわけではありません。
私もそのつもりでカウチサーフィンを始めましたから。

しかし、カウチサーフィンは単なる無料のホテルではありません。
現在、約8割のメンバーはカウチの提供をしていません。サーフのみです。

だって、泊める側にはメリットなんてなさそうですものね。

「自分の部屋で他人と一緒に寝るなんて考えられない」
「お世話したりするのってめんどくさそう」

時々私はこんな質問を受けることがあります。

「なぜホストは見知らぬ人を家に招き入れるのか?」

それはね、もちろん楽しいからですよ。

自己紹介
プロフィール


こんにちは。
京都でカウチサーフィン(CouchSurfing)のホストをしている、マサトという者です。
ときどきふらりと旅にも出ます。
もちろん、カウチサーフィンで!


(海外)
2011年、ユーレイル・グローバルパスが利用可能なヨーロッパ22カ国を全て旅しました。
それに加えて、イギリスと台湾も訪問。
もちろん、これら24カ国全ての国でカウチサーフィン(CouchSurfing)を利用。

2012年、東南アジア8カ国とオーストラリアを周遊。
ミャンマーを除く、8カ国でカウチサーフィンを利用しました。

2013年、香港、中国、マカオをカウチサーフィンを利用して旅行。 風水や太極拳、カンフーを堪能してきました。

2014年、侍の衣装を着て東ヨーロッパ20か国を旅行してきました。


(日本国内)
これまでに京都で329人(53カ国)のカウチサーファーをホストしてきました(2013年6月25日現在)。

もちろん、これからもどんどんカウチサーフィンを通じていろいろな国の人と会うつもりです。



カウチサーファーとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、ルーマニア、スロヴェニア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、台湾

シンガポール、インドネシア、オーストラリア、マレーシア、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム

香港、中国、マカオ

スロヴァキア、ポーランド、リトアニア、ラトヴィア、エストニア、ベラルーシ、ウクライナ、モルドヴァ、沿ドニエストル共和国、ルーマニア、セルビア、マケドニア、アルバニア、コソヴォ、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、リヒテンシュタイン


ホストとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


アイルランド、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、イスラエル、イタリア、イラン、インド、インドネシア、ウクライナ、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、クロアチア、コロンビア、シンガポール、スイス、スウェーデン、スコットランド、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、チュニジア、チリ、デンマーク、ドイツ、トルコ、日本、ニューカレドニア、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、ブラジル、フランス、ベトナム、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マダガスカル、マレーシア、メキシコ、モルドバ、リトアニア、ルーマニア、ロシア



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