こちらヒューストン

今回のゲストはフランスのトゥールーズから。
フランコワーズです。
私は前回ヨーロッパを旅行した時、パリなど北の方しか訪れませんでした。
なので、次回は南フランスもまわってみたいと思っていたところへ、フランコワーズからのカウチリクエスト。
彼女が住んでいるのは、ミディ運河などで名高いトゥールーズです。
しかも、彼女はこれまでに大勢のカウチサーファーをホストしてきています。
私がトゥールーズへ行く時には、きっと心強い存在となってくれることでしょう。
今回彼女は一人で旅行していますが、フランスでは娘さんと一緒に暮らしています。
大きな声では言えませんが、かなりの美人です。
フランコワーズはかなり日本人のことが好きなようなので、きっと娘さんも・・・

彼女がくれた絵葉書。
トゥールーズってきれいな所だなあ。
ますます行ってみたくなりました。

フランコワーズがくれたおみやげ。
ワインとシロップです。
なかなか豪勢だな。

フランコワーズは朝食にこんなものを食べてました。
私もちょっといただくことにしました。
さて、お味の方は・・・

まずくはないけど、パサパサしてて無機質。
なんだか家畜のエサを食べているようだ。
栄養価は高いんだろうけどさ。

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フランコワーズから電話がかかってきた。
今、駅に着いたらしい。
すぐに迎えに行ったのだが、彼女の姿はどこにもない。
おそらく、阪急ではなく、JRの駅で待っているのだろう。
外国人はなぜかJRを使いたがる。
きっと私鉄よりもシンプルでわかりやすいからだろう。
急いでJRの駅に行ってみたのだが、そこにも彼女はいなかった。
おかしいな?
じゃあいったい彼女はどこにいるのだろう。
コンビニなど、彼女が立ち寄りそうな所を探しまわったが、それらしき人影はない。
1時間ほどあたりをウロウロと探索した後、あきらめて家に戻った。
すると、玄関の前に大柄の女性が。
フランコワーズだ!
彼女は住所だけを頼りに、直接私の家に自力でやってきたのだった。
途中で何度も道に迷い、かなり苦労しながらやっとのことでたどり着いたということらしい。
「駅まで迎えに行くからそこで待ってて」って言ったのに・・・
どうやら話が通じていなかったらしい。
フランコワーズはあまり英語が得意ではない。
私がなにか話しかけても、彼女は目をパチクリさせるだけで、何の返事も返ってこないことがしばしばあった。
彼女の方から話す場合でも、思っていることを声に出す前に数秒間考えこむので、かなり長い間があく。
そのため、かなりテンポの悪い会話となってしまう。
お互いのやり取りの間に、時差が生じるのだ。
まるで、火星付近を飛行中の宇宙船の乗組員と交信しているような気分になった。
フランコワーズは看護師として病院で働いているということだが、この人、こんな調子で大丈夫なんだろうか?
と少し心配になった。
が、彼女はけっして頭が悪いわけではない。
ただ英語があまり得意ではないだけだ。
そうか、英語を流暢にしゃべることができないと、相手からはこんなふうに思われてしまうのか。
私の英語だって、人のことを言えるレベルではない。
自分はネイティブ・スピーカーから、いったいどんなふうに見られているんだろう?
急に不安になった。
もっと勉強せねば。
テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行