カウチサーフィン(CouchSurfing)と愉快な仲間たち

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TV出演

ずーっとブログを更新してないのになんですが、テレビの取材を受けました。
番組の中で私の英語力のなさが明らかにされます。
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予定

次の更新は、8月30日か31日となる予定です。

告知

049.jpg

台湾の雑誌に載りました。

http://www.theqiudaoyu.com/news/68


ブログの続きは2月中旬以降に再開します。
もうしばらくお待ちください。

キルクルの法則

学生時代、私は大学の寮に住んでいました。
けっこう大きな寮で、そこに住む学生の数は100人以上。
これだけの人数がいればメンツには困らないせいか、毎晩どこかの部屋で麻雀が行われていました。

そこで私は先輩から「キルクルの法則」なるものを教わります。

ある役が狙えそうなので、それに関係する牌をずっと待っているのですが、なかなかツモることができません。
そこであきらめて、別の手でアガることを考え、いらなくなった牌を捨てます。
するとすぐに、あんなに待ち焦がれていた牌を引いてきてしまうのです。

切り捨てた途端、欲しかった牌がやってくる。
この「キルクルの法則」はマージャンだけでなく、競馬などでも使われるそうですね。

私は今、東ヨーロッパの旅行を準備中。
カウチサーフィンのホストを探していて、ふと、この「キルクルの法則」を思い出してしまいました。


カウチサーフィンのサイトには、オープンカウチリクエストというシステムが存在します。
一人のホスト候補にカウチリクエストを送る際、このオープンリクエストにチェックマークを入れておくと、その地域に住むその他のカウチサーファーもカウチリクエストを見ることができるというものです。
一通のメッセージを送っただけで、多くの人の目に触れることができるため、ホストが見つかる可能性が飛躍的に高まります。


東欧でのホストを探していた時、私のオープンリクエストを見た青年からすぐにレスポンスがありました。
「俺の部屋に泊まりにこいよ」

私はこの青年にはカウチリクエストを送ってはいません。
彼の方から声をかけてくれたのです。
カウチリクエストを送信してからわずか数時間後に、ホストが見つかってしまった。
私はうれしさのあまり、すぐに彼のオファーを受け入れました。


ところがその翌日、別の女性からもメッセージが届きます。
「マサト、あなたにぜひ会いたいわ。 私の部屋に泊まりに来てちょうだい。」

彼女のプロフィール写真を見て、思わず私は息をのみました。





セクシーな美女がほほ笑んでいます。
なんてこったい。

私はこの女性にはカウチリクエストを送っていません。
それなのに、彼女の方からお誘いがかかっているのです。
嗚呼、素晴らしき哉カウチサーフィン。

最初に私を受け入れてくれた青年の家はせまく、二人が並んで寝るともう足の踏み場もありません。
しかし、この女性の家は広く、しかも豪華!
どう見てもこの女性の家に泊まった方が快適に過ごせそうです。


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でも、でも、 俺はもうすでに青年からのオファーを受諾してしまったんだよっ!
いまさら、
「すげー美人が泊めてくれるっていうから、俺、そっちに行くわ。じゃあな、あばよっ!」
なんてそんな節操のないことはできないよ。


さらに別の都市でも悲劇は繰り返されます。

私が目星をつけたホスト候補は大の日本ファン。
彼女のカウチサーフィンのプロフィールにはこう書いてあります。
「私、日本のことがチョー好きなの。 日本人大好き! 日本の人、ぜひ私の家に泊まりに来て!」
これは私のカウチリクエストを受け入れてくれる可能性が高そうです。

しかもさらに、この女性は思わず3度見したくなるほどの東欧美人、という特典付き。

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さっそくカウチリクエストを書いて、震える指を制しながら送信ボタンを押しました。
「どうか俺のリクエストを受け入れてくれますように」


待つこと数時間。
またしても意図したのとは異なる男性からメッセージが届きました。
この男性、カウチサーフィンを利用した経験はこれまでになく、プロフィールもほとんど空欄。

「あやしい」

そこでとりあえずフェイスブックの友達になって様子を見てみることにしたのです。
その間に本命の彼女からホストOKの返事がもらえるかもしれないしね。
くだんの青年のフェイスブックを見る限り、別段おかしなところはなかったので、彼からのオファーも受けることにしました。

その後も他のカウチサーファーから
「よかったら俺の家に泊まりに来いよ」
というオファーを3件ほどもらったのですが、本命の彼女からはなんの反応もありません。

他の都市でのホストも探さなければならず、その他の旅行の準備もしなければならない私は、
忙しさの中に彼女のことなんて忘れてしまっていました。


ところが、ところがです。
例の「日本大好きっ!」東欧美女から返事がきました。
「ごめんなさい、返事が遅くなっちゃって。マサト、あなたいい人みたいだから、ぜひうちに来てちょうだい」

私が彼女にメッセージを送ってからすでに3週間。
遅い、おそいよっ!


私を受け入れてくれた青年とは、すでに何度かフェイスブックでやり取りをしています。
彼はけっこういい人みたいで、
「マサト、お前はどこに行きたい? 何をしたい?」
などと聞いてくれます。

そんな彼に対して、

「俺、やっぱ美人のお姉ちゃんの家に泊まるわ。
 今までいろいろとありがとうな。
 あばよっ!」

なんて言えるわけがありません。


ホテルなら部屋に空きがある限り、予約をすれば確実に泊まれます。
しかも泊まれるかどうかは瞬時にわかります。

でも、カウチサーフィンはホテルとは違うのです。
リクエストを送っても断られることの方が多いし、返事がこないことだって日常茶飯事。
たとえホストOKの返事がもらえるとしても、それがいつになるかはこちらにはわからないのです。

常に不確実性がつきまとうカウチサーフィン。

限られた時間の中で、いかにして狙ったホストから返事を引き出すか。
高度な駆け引きや心理戦が要求される場面もあるでしょう。

ギャンブルや知的ゲームの要素をもあわせもつカウチサーフィン。


まだ旅に出ていないというのに、なんなんだろうこの高揚感は。
今度の旅もまた刺激的なものになりそうだ。

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テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

Resort Lovers



郵便受けに封筒が入っていた。
持ってみるとけっこう重い。
送り主は「地球の歩き方」。
そう、あの有名な旅行ガイドブックだ。

心当たりがないではなかった。
でも、まさか、まさか。
いくらなんでも遅すぎる。
あれからもう2年も経っているのだ。


「地球の歩き方」に情報を提供し、それが掲載された場合には謝礼として掲載誌をプレゼントしてくれる。
どうやらそれが届いたらしい。




今回私が投稿したのは「ラオス」編。
うん、このルアンパバーン名物の托鉢、よ~く覚えてますよ。
苦い思いをさせられましたからね。

ぼったくりおばさん



2年前私はラオスのプランパバーンを訪れた際に、あるゲストハウスを利用した。
そこはまだオープンして間がなかったからか、「地球の歩き方」にはまだ載っていなかった。
だから、情報提供したのだ。

該当箇所にはご丁寧にもピンクの付箋紙が貼ってあった。
なかなか芸が細かいね、「地球の歩き方」の編集部さん。




当時私が投宿したのは、「メコン・チャーム・ゲストハウス」。
この宿を紹介する記事の中には、ちゃんと私の名前も載っている。
へへ。
なんだか照れくさいや。




この宿を切り盛りしているのが、このトゥーンさん。
彼女にはルアンパバーン滞在中、ずいぶんとお世話になりました。

チェックアウト後も宿のロビーでWiFiを使わせてもらって、次のカウチサーフィンのホストを探していた時、
トゥーンさんに

「なにを見ているんですか?」

と聞かれたのです。


無神経な私は、彼女にカウチサーフィンについてとうとうと述べました。
カウチサーフィンがいかにおもしろいか、
自分はこれまでに何十か国もカウチサーフィンを利用して旅してきた、
などということを熱く語ったのでありました。

ところが、です。
いつも穏やかな表情を浮かべているトゥーンさんの表情がサッと変わりました。

「なんですって! 無料で泊めてもらえるっていうの?」
「それはここ、ルアンパバーンにもあるの?」

彼女は怒りをあらわにして私に詰め寄ります。
それはそうでしょう。
トゥーンさんはゲストハウスを営んで生計をたてているのです。
旅行者がみんなカウチサーフィンを利用するようになったら、商売あがったりです。

そんなこと、ちょっと考えたらわかりそうなもんですが、私は空気を読めずに
「カウチサーフィン万歳!」
的な演説をぶってしまいました。
なんという愚か者でしょう。




私は海外を旅行する場合、極力日本人とはかかわらないようにしています。
いわゆる「日本人宿」は避けて通ります。

それでも、何か月も異国の地をさまよっていると、ときどき日本語が恋しくなることもあります。
私がプランパバーンに立ち寄った頃がそうでした。

そんな時に出会ったのがこのトゥーンさんです。
彼女は日本に数年暮らしたことがあり、日本語も達者です。
しかも京都大学の大学院に通っていたというのです。
京都に住んでいる私にとって、これほど心休まる存在はありません。


旅先で人のやさしさに触れ、ほろりとしてしまうのはよくあること。
私もトゥーンさんの微笑みと日本語に癒され、予定していたよりも長くルアンパバーンにとどまることになりました。
毎日顔をあわせ、朝に夕に言葉を交わすうちに、いつしか二人は、単なる女将と旅人という範疇を超えてしまっていたのです。


真っ赤な夕陽がメコンのほとりに沈むころ、二人は宿から離れた川辺でひっそりと逢います。
満点の星が降る岩陰で、他の客の目から逃れるように。
川面にはホタルの乱舞。

「すてき。こんな気持ちになったの初めてよ。
 宿のお客さんと出歩くことなんて今までなかったのに。
 
 でも、明日にはあなたは行ってしまうのね。
 私もあなたと一緒に京都に行こうかしら」


「そんな必要はないさ。
 俺はここがものすごく気に入った。
 ずっとここで暮らそうかと考えてるくらいだ」

「本当?」




http://couchsurfingkyoto.blog.fc2.com/blog-entry-607.html




なんてことあるわけありません。
全部嘘です。私の脳が作り出した妄想です。
夏の恋なんてみんな夢まぼろしです。
異国の地で出会う女性なんて、すべてまやかしに決まってます。
そんなことわかりきっているはずなのに、今まで何度も痛い目に遭ってきたというのに、
毎年この季節になると身悶えてしまうのはなんででしょうね。


ハッ!
追憶にひたっているうちに、気づけば夜になっていた。
いかん。トゥーンさんに連絡しなければ。
彼女のゲストハウスがガイドブックに載ったことを知ったら、きっと喜んでくれることだろう。
彼女は毎日、ボートが船着き場に到着するたびに、日本人旅行者の姿を探しているのだ。


トゥーンさんとは今でもfacebookでのやり取りが続いている。
だが、なんだか気が重い。
「地球の歩き方」に載った私のコメントは、私が意図したものとは違うものとなっている。
これを読むと、なんだか私が
「このゲストハウスは料金が高い」
と文句を言っているようにも読める。

もちろん私が言いたかったことはそんなことではない。
ルアンパバーンは日本人旅行者にも人気のスポットだが、宿の従業員で日本語が話せる人などほとんどいないと思う。
そんな中にあって、日本に何年も暮らしたことのあるラオス人が経営するゲストハウスというのは貴重な存在だ。
これはかなり価値のある情報だと思ったからこそ編集部にタレこんだというのに、記事はまったくそのことには触れていない。
「地球の歩き方」の編集部はいったい何を考えているんだ?
なんだか恣意的なものを感じる。



とはいえ、「地球の歩き方」編集部の方には感謝している。
ほんの束の間とはいえ、ルアンパバーンでの記憶を呼び起こしてくれたのだから。

あれからもう2年にもなるのか。それなのに、
「必ずまた戻ってくる」
といった約束はまだ、果たせていないんだな。




テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

告白

以前ホストしたことのある女の子からメールが届いた。

「マサト、聞いてほしいことがあるの」

いきなりのシリアス・モード。


彼女が帰国した後も、LINEやフェイスブックでずっと連絡を取り合ってきた。

絵はがきも何度もやり取りした。

気づいたら、かなり親密な関係になっていた(と思っていた)


「ほんとうに大切なことなのよ、マサト。真剣に私の話を聞いてくれる?」

彼女はそう言うものの、なかなか話を切りだそうとはしない。

なにをモジモジしてるんだ?


いや、彼女が何を言いたいのかはだいたい察しがついている。

以前から私に対する好意のようなものは感じていたが、まさかそこまで思いつめていたとは。

そういえば最近急に寒くなりだしてから、彼女はずっと、「さみしい。さみしい・・・」と言っていたっけ。



「あのね、マサト・・・」


まだ彼女は本題に入らない。

それはそうだろう。なかなか勇気のいることだ。そうすんなりと言葉にすることはできない。

彼女がためらう気持ちもよくわかる。

だから、あせって彼女をせかしてはダメだ。

じっくりと彼女の覚悟が固まるのを待とう。



「あのね・・・。あのね・・・」

彼女がためらっている間、なんといって返事をしようかと考えていた。


彼女はとてもいい子だ。私も彼女に対して好意のようなものは抱いていた。

だが、付き合うとかそういうのはなんだか違うような気もする。


それにお互い別々の国に住んでいる。

この程度の生半可な気持ちでは長続きしないのは目に見えている。

彼女には悪いが、・・・



ついに彼女は意を決したのか、一気に話し始めた。

皮肉なことに、私が結論を出したのとほぼ同時だ。


・・・・・・・・・・


最初のうち、彼女の話していることの内容は、うまく頭に入ってこなかった。

私が想像していたのとは、まるっきり異なる内容だったからだ。

ここで書くわけにはいかないが、どうやら恋愛相談のようだ。


彼女が思いを寄せているのは私ではなかった。

急に肩から力が抜けていく。


「彼が私に〇〇〇って言ったんだけどね、これってどういう意味なのかしら?」

おそらく彼女は男の本音を聞きたいのだろうが、そんなこと私に聞かれても困る。

同じ男といっても、いろんな考え方の人間がいるから、なんとも答えようがない。


それに、他人の恋愛相談なんて、正直言って身がはいらない。


時刻は深夜の1時を回っている。

彼女は延々と彼に関する悩みを吐露し続けている。



前々からうすうす感じてはいたが、どうも私は自分に都合のいい妄想を勝手に脳内に繰り広げてしまう傾向があるらしい。

自分で勝手にバラ色のストーリーを作りだしては、独りで暴走してしまうのだ。

このことはつい最近、別の人からも指摘されたばかりだというのに、まだ治っていないらしい。



彼女はまだなにかをしゃべり続けている。

最初は恋愛相談だったはずだが、いつのまにかのろけ話のようになっている。

なんだよ。なんだかんだいって、けっこううまくいっているんじゃないかよ。


だんだん返事をするのがおっくうになってきた。

眠たい。 俺はいったいなにをしてるんだろう。


ああ、今日も秋の夜は更けていく。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

おっぱいは好き?

※今回の記事には、不適切な画像が含まれています。


カウチサーフィンをしていると、メールアドレスやフェイスブックのアドレスを交換する機会が格段に増える。

これまで数百人もホストしてきたから、正直言って、印象の薄かったゲストのことは忘れてしまうこともある。

おまけにカウチサーファーの中には、いくつものニックネームを持っている人もいる。

そういう人はカウチサーフィンとフェイスブック、LINE、のそれぞれで名前が違っていたりすることだって珍しくない。

そうなるともう誰が誰だかわからなくなるので、友達申請が来ても何も考えずに承諾してしまうことだってある。

でも、これからは少し慎重になった方がいいかもしれない。




LINEでメッセージが届いていた。どえらい美人からだ。

名前はイヴァーナ。

はて、誰だっけ?

こんな美人の顔、忘れるはずがないんだけどな。


「ハイ、マサト! 私たちって以前、話したことあったっけ?」

どうやら知らない人だったようだ。


「いや、たぶんないと思う」

「私の名前はジャネッサ。フロリダに住んでるの。ちょっと聞いてもいいかしら?」

「いいよ。なに?」

「あなたはどんな感じの女の子が好き?

 大きなおっぱい? それともまあるいお尻?」

なんだ? 初対面なのに、なんでいきなりそんな話をするんだ?



「どっちも大好きだよ」

「よかった。気が合いそうね。よかったらお互いの顔を見ながらじっくりと話さない?

 私が使ってるビデオ・チャット用のサイトがあるから、今から送るリンクをクリックしてみてよ」


よく話が呑み込めないまま、言われたとおりリンクをクリックしてみた。

すると、








いきなり現れた画面上では、とびっきり美人のお姉さんが豊満なおっぱいを自分の手でもみしだいていた。

なんなんだ、これは! いきなり刺激が強過ぎるわっ!


金髪のお姉さんはにっこりほほ笑みながら、たわわなおっぱいをぶるんぶるんと揺らしている。

我を忘れて見入ってしまった。


数分後、我に返る。


「これって、やっぱりお金払わなくちゃならないんだろ?」

「LOL 何言ってるの? おバカさんね、ちゃんと画面の案内を読んでよ。

料金は一切かからないって書いてあるでしょ。

プレミアム・メンバーからの紹介があれば、まったくチャージされない仕組みになってるのよ。

そして私はそのプレミアム・メンバーなの。

このサイトのことは私、すみからすみまでなんでも知ってるんだから、あなた、安心していいわよ。

私、ウェブ・カメラの前でハダカになるの、大好きなのよ。笑っちゃうでしょ」


「俺、こういうの使ったことないから、なんだか怖いよ」

そう言って回線を中断しようとしても、彼女はなかなか放してはくれない。

私はこの手のサービスのことはよく知らないが、どう考えてもうさんくさい。

さっさと画面を閉じてしまえばいいのだが、目の前で魅力的なおっぱいが揺れているのを見ていると、どうしてもその場から離れることができない。


世の中にはいろんな性癖を持った女性がいると聞く。

この女の子はもしかしたら噂に聞く「痴女」というやつなのかもしれない。



そこへとどめの一撃が・・・


「ねえ、なにを迷ってるの?

実は私、いま何も着ていないのよ。

下の方も見てみたくない?」


その言葉に私の理性は吹き飛び、画面をクリックしてしまった。

そこにはメンバー登録画面が。


「クレジットカード情報を入力する項目があるけど気にしないで。

 あなたが未成年じゃないってことを確認するだけだから。

 わたしだって子どもの前で股をひろげたりしたくないのよ。lol」



「クレジットカード情報」

この言葉で我に返った。

名残惜しいが、今度こそ画面を閉じた。



こういう手口で金を巻き上げるサービスがあるとは聞いていたが、あんな魅力的な映像を見せられたら正常な思考力を失ってしまう。

あぶないところだった。



それにしても、惜しい。

もうちょっと見たかったな。


テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

嵐山、水没

けたたましい電話のベルで強制的に目を覚まされた。

誰だ、平日の朝から?


「ちょっとマサト!ニュース見たわよ!大丈夫?」

受話器の向こうでは母が息を荒げている。

だが、私には自体がうまく飲み込めない。


「テレビを見てないの?嵐山は大変なことになってるのよっ!」

母親にそう言われてテレビをつけると、そこには茶色い水に覆われた街が写っていた。

ずっぽりと水に浸かった道路の映像は、どこか東南アジアあたりの様子に見えなくもない。


だが、ブラウン管に映し出されているのは、まぎれもなく京都・嵐山だ。

濁流に今にも押し流されそうになっている橋は、どう見ても渡月橋にしか見えない。


渡月橋から私の家までは歩いて5分ほど。

ということは・・・・


急に怖くなって窓を開けた。

おそるおそる外を見たのだが、水が襲ってきそうな気配はない。

どうやらこのエリアは冠水を免れたようだ。

被害を受けたのは川沿いの地区だけらしい。


ほっとすると同時に、ヘリコプターの爆音が耳に飛び込んできた。

3機くらいはいるだろうか。

低空をホバリングしているからか、おそろしくうるさい。


テレビに流れるショッキングな映像と、鼓膜をつんざく爆音に刺激されて、思わず家を飛び出してしまった。

カメラを片手に。






渡月橋までの最短距離であるはずのサイクリングロードは、途中で水没していた。




このサイクリングロードは、普段は人気がない。

それが今はこんなにも人であふれている。




嵐山公園へと向かう橋は警察官によって封鎖されていた。

「せっかくここまでやって来たというのに、渡月橋を拝むことができないというのか」




はやる気持ちを抑えて、道路を迂回する。

靴がびしょびしょになってしまったが、そんなことは言ってられない。




ようやく渡月橋が見えてきた。

なんとか歩いて渡れるんじゃないか?




水かさが増しすぎて、渡月橋の橋げたが見えなくなっている。






水浸しのバス亭。

もちろんバスは走っていない。




遊覧ボートが橋にぶつかって大変なことになっている。






高級旅館も浸水している。




渡月橋を歩いて渡ってみた。

対岸の遊歩道も水に浸かってしまって見えない。




向こう岸にはバリケードが築かれていて、橋の上には入ってこれないようになっている。


最近の警察官は言葉づかいが丁寧になってきている。

「危ないですから下がってください。渡月橋は通行禁止です」


だが、興奮した野次馬たちは誰も警察官の指示になんて素直に従おうとはしない。

制止ロープをまたいで侵入しようとする。


「こらっ! 入るなって言うとるやろうがっ!! 聞こえんのか、ボケっ!!!」

警官がキレた。


カメラ片手に渡月橋の上をウロウロしていたら、そのうち銃で撃たれるかもしれない。

急いで元来た道を戻ることにした。





しかし、この日は昼前には快晴となった。

翌日には重機が入り、復旧作業が始まる。

どうやら夜を徹しての工事となるみたいだ。

観光シーズンを目前に控え、一刻も早く以前の姿を取り戻そうとしているのだろう。









嵐山公園の砂利はすべて新しいものと入れ替えられ、以前よりもきれいになった。

渡月橋の上を大勢の観光客が歩き、みやげ物屋も営業している。

洪水の面影は消えてなくなってしまったかのようだ。


だが、よく見ると何軒かの店はシャッターが下ろされたままだ。

浸水の痛手から立ち直ることができなかったのだろうか。

テーマ : 京都・奈良
ジャンル : 旅行

ストーカー

ある女の子がストーカーの被害に遭っている。

元カレから電話がかかってきたそうだ。
復縁を迫られたらしい。
声の調子が尋常ではなく、とても怖かったのだとか。

彼女はしばらく海外で暮らしていて、最近帰国した。
その間その元カレは彼女の帰国をずーっと待っていたらしい。
数年間も。

なんだか危険な兆候だと思い、警察に相談するように彼女にすすめた。
でも、いやだという。
そんなことくらいでは警察は動いてくれないんだと。

日本では似たようなケースで、数件、凄惨な事件が相次いだ。
おかげで最近は警察も話だけは聞いてくれるようになったみたいだ。

でも、海外ではいまだに門前払いされてしまう国も多いらしい。
具体的な被害はでていないし、そもそもそれは身内のトラブルなので、警察の管轄外だという理由で。

「わたし怖いわ。どうしたらいいの、マサト?」

その男は彼女の家を知っている。
もしも本気で彼女を傷つけるつもりなら、防ぐ方法なんてないんじゃなかろうか。

いちおう、「彼とは絶対に会っちゃだめだ。いつでも警察を呼べるように、常に気をつけて!」
とは言ったものの、すぐにそんなことは不可能だと気づいた。

24時間ずっと警戒し続けることなんてできっこない。
相手はいつだって襲ってこれるのだ。

事件が起きるまで、警察は動いてくれない。
でも、何かが起こってしまってからでは遅すぎる。

ストーカーなんて、今までは自分とは縁の無い、遠い世界の話だと思っていた。
いざ、それが自分の近くで起こってみると、有効な対抗手段がないことを思い知らされ、
慄然とした。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

電報?

カウチリクエストを受け取った。

そこにはただ一行、

「ホストモトム。ヘンジコウ。」(ホスト求む。返事乞う。)

とだけ書いてあった。


そこには、あいさつとか修飾語とかの、余分なぜい肉は一切ついていない。

極限にまで研ぎ澄まされ、ある種の潔さを感じさせる。


うむ。見事だ。


却下。


テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

カウチサーフィン(CouchSurfing)とは?

CouchSurfingKyoto

Author:CouchSurfingKyoto
.カウチサーフィン(CouchSurfing)とは。

日本に観光に来た外国人の宿として無償で自宅を提供し、国際交流を深めるというカウチサーフィン。

また、自分が海外に旅行に行く時には、現地の一般家庭に泊めてもらい、その土地に住む人々の生の暮らしを体験することだってできてしまいます。

ここは、そんなカウチサーフィンの日常をありのままにつづったブログです。

「カウチサーフィンは危険じゃないの?」
そんな危惧も理解できます。
たしかに事件やトラブルも起こっています。

なにかと日本人にはなじみにくいカウチサーフィン。

・登録の仕方がわからない
・詳しい使い方を知りたい
・評判が気になる

そんな人は、ぜひこのブログをチェックしてみてください。
きっと役に立つと思います。

最後に。

「カウチサーフィンを利用すれば、ホテル代が浮く」

私はこの考え方を否定しているわけではありません。
私もそのつもりでカウチサーフィンを始めましたから。

しかし、カウチサーフィンは単なる無料のホテルではありません。
現在、約8割のメンバーはカウチの提供をしていません。サーフのみです。

だって、泊める側にはメリットなんてなさそうですものね。

「自分の部屋で他人と一緒に寝るなんて考えられない」
「お世話したりするのってめんどくさそう」

時々私はこんな質問を受けることがあります。

「なぜホストは見知らぬ人を家に招き入れるのか?」

それはね、もちろん楽しいからですよ。

自己紹介
プロフィール


こんにちは。
京都でカウチサーフィン(CouchSurfing)のホストをしている、マサトという者です。
ときどきふらりと旅にも出ます。
もちろん、カウチサーフィンで!


(海外)
2011年、ユーレイル・グローバルパスが利用可能なヨーロッパ22カ国を全て旅しました。
それに加えて、イギリスと台湾も訪問。
もちろん、これら24カ国全ての国でカウチサーフィン(CouchSurfing)を利用。

2012年、東南アジア8カ国とオーストラリアを周遊。
ミャンマーを除く、8カ国でカウチサーフィンを利用しました。

2013年、香港、中国、マカオをカウチサーフィンを利用して旅行。 風水や太極拳、カンフーを堪能してきました。

2014年、侍の衣装を着て東ヨーロッパ20か国を旅行してきました。


(日本国内)
これまでに京都で329人(53カ国)のカウチサーファーをホストしてきました(2013年6月25日現在)。

もちろん、これからもどんどんカウチサーフィンを通じていろいろな国の人と会うつもりです。



カウチサーファーとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、ルーマニア、スロヴェニア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、台湾

シンガポール、インドネシア、オーストラリア、マレーシア、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム

香港、中国、マカオ

スロヴァキア、ポーランド、リトアニア、ラトヴィア、エストニア、ベラルーシ、ウクライナ、モルドヴァ、沿ドニエストル共和国、ルーマニア、セルビア、マケドニア、アルバニア、コソヴォ、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、リヒテンシュタイン


ホストとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


アイルランド、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、イスラエル、イタリア、イラン、インド、インドネシア、ウクライナ、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、クロアチア、コロンビア、シンガポール、スイス、スウェーデン、スコットランド、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、チュニジア、チリ、デンマーク、ドイツ、トルコ、日本、ニューカレドニア、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、ブラジル、フランス、ベトナム、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マダガスカル、マレーシア、メキシコ、モルドバ、リトアニア、ルーマニア、ロシア



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