カウチサーフィン(CouchSurfing)と愉快な仲間たち

貴船・川床・流しそうめん

メイサン(シンガポール)とカウチサーフィン(CouchSurfing)



今日は叡山電車に乗ってお出かけです。

この車両には「パノラマ・シート」という特別な座席が配置されていて、車窓からの景色を楽しめるようになっています。

せっかく叡山電車に乗ってはるばる出かけていくのですから、やはりパノラマ・シートに座ってみたいものです。

出町柳駅は始発駅なので、席を確保できる確率はかなり高いはず。

そう思って、電車が到着するのを今か今かと待ち構えていました。



しかし、電車が到着してドアが開くやいなや、おばちゃんたちが猛ダッシュ!

あっという間にすべての座席が埋まってしまいました。

やはりみんな狙っていたんですね。


しかし、かなりご高齢のはずのおばちゃんたちが、まさかあれほどまでに俊敏な動きを見せるとは予想外だった。

パワー余りまくってるんじゃん。


これからは電車でお年寄りを見かけても、席を譲るのはよそうと思う。





目的地の貴船に到着。

「今日は天気もいいことだし、バスは使わずにここからハイキングだ!」

と私が宣言すると、メイサンはなにを思ったか、道から外れて山を登ろうとします。


余計なことはせずに、体力は温存しといたほうがいいと思うぞ、メイサン。

一日はまだ始まったばっかりなんだし。




貴船と言えば、やはり川床。

しかし、値段がかなり張るので、私には分不相応。

ま、ブルジョア階級のメイサン一家にとってはどうだか知りませんけどね。




せっかくシンガポールからメイサン父娘がやって来ているのだから、ケチケチせずに川床料理を楽しむべきなのかもしれませんが、今日はまた別の目的があるのです。




本日のお目当てはここ。

「ひろ文」という貴船を代表する料理旅館です。




(流しそうめんを食べる人たち)

料理旅館と言っても、この「ひろ文」は他とは違います。

1200円というリーズナブルな値段で、流しそうめんをいただくことができるのです。

流しそうめんをやっている場所はそんなにはありません。

しかも貴船の川床まで同時に楽しめてしまうのです。




もちろんここは人気スポットですから、場合によってはかなりの待ち時間があります。

が、駅から歩いてやってきた我々には休息が必要だったので、ちょうどいいです。

川のせせらぎを聞きながらのんびりするのも悪くない。




メイサンのはいている靴下は、PSYのカンナム・スタイル。

もう少しせくしーで色気のある格好はできないものか・・・




ごろんと横になるメイサン。

おっ! 少し色気がでてきた。


「マサトも横になったら? 気持ちいいわよ。 一緒に寝ましょうよ」

お父さんが隣にいるというのに、なんてことを言うんだろうね、この娘は。

なんとか言ってやってくださいよ、お父さん。


でもまあ、メイサンがそう言うのなら仕方がないか。

お言葉に甘えて、彼女の横に並んで寝ることにしました。

なんだかドキドキするねえ。

こういう待ち時間なら悪くはないかもね。



寝転がってふたりで乳繰り合っていると、いつの間にか隣にいたはずのお父さんがどこかへ消えてしまいました。

気をきかせてくれたのかな。

それとも、お父さんをいたたまれない気持ちにさせてしまうような雰囲気を醸し出していたのだろうか、我々は。





至福の時間もそう長くは続きません。

私たちの順番がやってきました。


休日の昼時には2時間以上も待たされることがあるといううわさのこの場所。

1時間以上の待ち時間を覚悟していたのですが、意外と速かったです。


目の前を流れる豪快な滝を眺めながら味わう流しそうめん。

猛暑なんてどこかへ吹っ飛んでしまいます。


ただ、水流の音がうるさすぎて、大声で話さないととなりの人との会話もままなりません。





シンガポールにはたくさんの日本食レストランが進出しており、メイサン父娘も日本食にはなじみが深いそうです。

しかし、そんな彼女たちも、流しそうめんを体験するのはこれが初めてだとか。

かなり楽しんでもらえたようです。


喜びの感情を表現するメイサン。

なんだかサルみたいな顔だぞ。


かわいいんだかどうなんだか、よくわからなくなってきた。

不思議な子だな、君は。





流しそうめんを食べ終えて、3人で記念撮影。

腹ごしらえもすんだことだし、次は貴船神社へと向かいます。

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妄想ですよ

キティ(香港)とカウチサーフィン

カウチサーフィン(キティ、香港)、貴船口

温泉が大好き!というキティのリクエストで、今日は鞍馬温泉に行くことに決定。
叡山電車に乗って貴船口で下車。
ここからはハイキングです。


貴船の料亭

貴船神社に向かう道の途中には高級料亭がズラリと立ち並んでいます。
お腹は減っていましたが、値段が高くてとても手が出ません。
メニューだけ見て満腹になったつもり。


カウチサーフィン(キティ、香港)、鞍馬山の登山口

鞍馬山の登山口。


カウチサーフィン(キティ、香港)と私。貴船神社の参道

貴船神社の参道はいつもなら観光客でごった返しています。
しかし、今日はとても寒いので誰もいません。
写真を撮るには絶好のチャンス。
が、シャッターを押してくれる人もいませんでした。


貴船神社で昼食

コンビニで買っておいた弁当を貴船神社で食べます。
周りはビニールで覆われて風よけになっているのですが、それでも寒い。


貴船神社の参道を下山中の私

すっかり体が冷えてしまいました。
貴船神社を後にして、次は鞍馬山登山です。


カウチサーフィン(香港)。鞍馬山を登山中のキティ。

いつもなら少し登っただけで汗をかく鞍馬山ですが、今日はあまりにも寒すぎる。
ぜんぜん体が温まりません。


私。鞍馬寺・奥の院・魔王殿にて。

鞍馬寺・奥の院・魔王殿にて。

キティは自然な感じの写真が好きです。
なのでいつも不意にシャッターを押します。
表情を作る暇がありません。


作業用のトロッコ

鞍馬山を登山中、ものすごい轟音が聞こえてきました。
その音の正体はこれ。
大きな音の割には、ぜんぜん前に進みません。
歩いた方がよっぽど早いです。


カウチサーフィン(キティ、香港)。鞍馬寺のパワースポットにて。

鞍馬寺の境内にて。
いつも陽気なキティ。
一緒にいるとこちらまで明るい気持ちになります。


カウチサーフィン(キティ、香港)、たぬきの置物と。

キティはタヌキを知りませんでした。
香港にはいないのかな?


私。たぬきの彫像と

いつもはこんなことはしない私ですが、キティといるとついついはしゃいでしまいます。


カウチサーフィン(香港)、鞍馬天狗のお面と被るキティ。

鞍馬寺といえばこれ、鞍馬天狗。


カウチサーフィン(キティ、香港)、鞍馬天狗と。

鞍馬天狗と記念撮影するキティ。
かなり雪が激しく降ってきました。
絶好の温泉日和です。


キティ。鞍馬温泉の旅館にて。

湯上り後のキティ・鞍馬温泉の旅館にて。
濡れた髪が色っぽいです。


カウチサーフィン(キティ、香港)。叡山電車内にて。

帰りの叡山電車はガラガラで、貸し切り状態でした。


叡山電車内で自分撮りをするキティ

窓に映った自分の写真を撮るキティ。
何が楽しいんだか・・・
そんな無邪気な彼女が好きです。


カウチサーフィン(キティ、香港)、回転寿司店にて。

寿司と刺身が大好きだというキティ。
香港でも毎週のように食べているそうです。

というわけで今夜の夕食は回転寿司!
日本の寿司屋に大興奮のキティ。

タッチパネルで順番待ちの予約をするシステムは香港には無いらしく、大喜びで写真を撮っていました。


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キティと京都を観光するのは本当に楽しい。
香港も日本もそんなに違いは無いだろうに、何を見ても感動している。
彼女のとびっきりの笑顔を見ていると、ついこちらも笑顔になってしまう。

キティはとても小柄で、まるで子供のよう。
そんな彼女が無邪気にはしゃいでいるのを見るたびに、抱きしめたくなる衝動に駆られる。
今夜は私の部屋で二人っきりになるというのに、大丈夫だろうか。
自分を押さえる自信がなくなってきた。


鞍馬温泉からの帰り道でも、過酷な試練が私を待ち受けていた。
バスの中でキティは
「肩 借りるねっ!」
と言って私にもたれかかり、そのまま寝てしまったのだ。

この娘は今、自分が私を刺激していることに気づいていないのだろうか。


試練はまだまだ続く。


キティが私の家に泊まるのは今日までの予定だったのだが、もっと京都にいたいので延長したいという。
そうしてあげたいのはやまやまだが、明日からは別のカウチサーファーがやってくる。
しかも2組。
キティを泊めてあげるだけのスペースは無い。

すると、キティはにっこりとほほ笑みながら言った。

「大丈夫よ。マサトと一緒に寝るから。もちろん、あなたが良ければ、の話だけど。」


ダメだ。今までなんとか保ってきた理性が・・・吹きと・・び・・そう・・だ。




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※(注) このブログはすべて私の妄想です。
     実在する人物とは一切関係ありません。

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LAST NIGHT WITH ALEJANDRA

カウチサーフィン(スペイン、アレハンドラ)


アレハンドラは明日、鹿児島へと旅立つ。

彼女と出かけるのも今日で最後か。


今回の目的地は貴船・鞍馬。

アレハンドラはヨガをやってるのだが、ヨガやレイキと鞍馬とは深い関係にあるらしい。

だからここは絶対に外せないポイントなんだと。



ちょうど気候も涼しくなってきたことだし、ハイキングにはちょうどいい。



二人とも少し寝坊したので、出発は昼過ぎになった。


今日は日曜日。

予想通り、貴船はかなり混雑している。


貴船神社で水占いをしたアレハンドラの運勢は「大吉」だった。

最後の最後にいいのを引いてくれてホッとした。

カウチサーフィン(スペイン、アレハンドラ)、貴船神社の水占い



流しそうめんを食べるには少し肌寒いが、意外と空いていたので食べることにした。

待ち時間はほぼゼロ。


だが、あっという間に終わってしまった。

これで1200円はぼったくりだ。

来るたびにそうめんの量が減っているような気がする。

カウチサーフィン(スペイン、アレハンドラ)、貴船の流しそうめん

カウチサーフィン(スペイン、アレハンドラ)、貴船の流しそうめん
(この写真のアレハンドラはゴリラみたいな顔をしていますが、実物はもっとかわいいんですよ。)


そしていよいよ鞍馬山ハイキング。

やはり大勢の人がいた。


鞍馬寺のパワースポットの中心で写真を撮る人も多く、行列ができていたほどだ。


うれしいことに、アレハンドラはここが大いに気にいったらしい。


「ありがとう マサト、ここに連れて来てくれて」


あのアレハンドラがお礼の言葉を述べるなんて、よっぽどのことだ。

カウチサーフィン(スペイン、アレハンドラ)、鞍馬寺のパワースポット

カウチサーフィン(スペイン、アレハンドラ)、鞍馬寺のパワースポット・その2




鞍馬寺の後は鞍馬温泉に行ったのだが、ここもかなり混雑している。

山登りの後と思しき人がけっこう多かった。


アレハンドラは長風呂が好きだ。

まあ、今日はよく歩いたし、のんびりするとするか。

2時間30分後に再会することにした。



温泉から出た時にはすっかり暗くなっていた。



わが家には8時頃に到着した。



アレハンドラは結局10日間も私の家に泊まったことになる。

一緒にいるのが当たり前のようになってしまっている。

明日の夜には彼女はこの部屋にいないなんて信じられない。



私が感傷に浸っていると、アレハンドラが甘えた声で私を呼ぶ。



「ねえー マサト。

 チョコレート食べたい気分なんだけど、どこにあるの?」



もしかして彼女はこの家に住み着くつもりなのだろうか。

私は別にかまわないけどね。



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ラッセとリーナ(鞍馬山の木の根道と鞍馬寺)

カウチサーフィン(デンマーク、ラッセとリーナ):8月12日(金)

カウチサーフィン(デンマーク、ラッセとリーナ)、鞍馬山のハイキングコース

貴船神社の次は鞍馬山。

今日はハードフルな一日だな。



私が先頭に立って山道を歩いていると、

なにやら後ろから歓声が聞こえてくる。


大きな木のそばで、

ラッセとリーナがうれしそうにしている。


彼らの説明によると、

デンマークでは、木の根のトンネルをくぐると幸せになれる、

と信じられているらしい。




カウチサーフィン(デンマーク、ラッセとリーナ)、木の根をくぐる彼ら

楽しそうに木の根をくぐるラッセ。


デンマークには高い山が無いので、

こういう普通の山道でも、

彼らの目には新鮮に映るそうだ。


鞍馬山の木の根道

鞍馬山の名物の木の根道。

その昔、源義経がここで跳躍の訓練を積んだとか。

本当にそんなに古い物なのかな。


カウチサーフィン(デンマーク)、鞍馬山の木の根道に腰を下ろすラッセとリーナ

木の根道に腰を下ろすラッセとリーナ。

かなりしんどそうです。


「夏真っ盛りのこの暑い時に、

なんでわざわざ山登りなんかしなくちゃならないんだよ。」


そんなふうに思ってなければいいのですが・・・



お盆休みということもあって、

このハイキングコースもかなりの人でにぎわってました。



なんだかんだで鞍馬寺に到着。


カウチサーフィン(デンマーク)、鞍馬寺のパワースポットに立つラッセ

この鞍馬寺の境内は、

日本有数のパワースポットなんだ、

ということを説明しても、

あまりピンとこない様子のラッセとリーナ。


それでも一応写真は撮ってました。


カウチサーフィン(デンマーク、ラッセとリーナ)、鞍馬寺からの帰り道

私の今日の目的は木の根道。

鞍馬寺には何度も来ているので、

さっさと歩きます。


しかし、ラッセとリーナは違います。

すぐに立ち止まっては写真撮影。


こういう時、歩くスピードを調節するのが難しいです。


カウチサーフィン(デンマーク、ラッセとリーナ)、鞍馬寺を下りる二人

鞍馬と言えば「鞍馬温泉」。


私が、

「寄ってく?」

と聞くと、即座に

「No thank you!」

との返答。


そりゃ、この暑い時に、

すすんで熱湯に入ろうとは思いませんよね。



叡山電車に乗り込んで、

鞍馬を後にした我々三人。



しかし、これで終わりではありません。

次なる目的地は「舞妓茶屋」。



だが果たして、

こんな汗臭い我々と一緒に写真を撮ってくれるんだろうか、

舞妓さんは。


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ラッセとリーナ(貴船神社)

カウチサーフィン(デンマーク、ラッセとリーナ):8月12日(金)

カウチサーフィン(デンマーク、ラッセとリーナ)、貴船川で水浴び

貴船の川床で流しそうめんを満喫した私たちは、

腹ごなしにしばらく散策することにしました。


いくら貴船が山奥にあるとはいえ、

やはり暑いです。


そこで、靴を脱いで川遊びをしました。


河原には他にも大勢の人が・・・


みんな考えることは同じなんですね。



貴船神社の七夕短冊飾り

貴船神社では、七夕の短冊が飾りつけられていました。

なんだか夏らしくていいです。


カウチサーフィン(デンマーク、リーナ)、貴船神社の水占い

貴船神社といえば、これ。

「水占い」でしょう。

リーナはさっそく試してみることに。


カウチサーフィン(デンマーク、リーナ)、貴船神社の水占い・その2

貴船神社の境内は、

観光客でごった返しています。


占いの紙を水に浸けなければならないのですが、

なかなか場所が空きません。


それでもなんとかスペースを確保して

占いの紙を水に浸すリーナ。



カウチサーフィン(デンマーク、リーナ)、貴船神社の水占い・結果

水占いの結果は「中吉」でした。

よかった。


いつぞやのスペイン人カウチサーファー、ポールとマリーみたいに

「凶」がでたらどうしようかと心配だったのです。


その時の模様はこちら→「凶」とチークキス



カウチサーフィン(デンマーク)、ラッセとリーナと私。貴船神社参道にて。

奇跡的に人通りが一瞬途絶えたので、

そのスキに記念撮影。



今日は朝から流しそうめんと貴船神社というビッグイベントを体験したので、

もう帰ってもよかったのですが、

まだまだ時間はたっぷり残っています。



そこで無謀にも、

鞍馬山登山に挑戦することに・・・

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貴船で流しそうめん

カウチサーフィン(デンマーク、ラッセとリーナ):8月12日(金)

カウチサーフィン(デンマーク、ラッセとリーナ)、貴船口駅にて。

私がカウチサーフィンをしている理由。

それは、カウチサーファーのためではない。

私自身が楽しみたいからだ。


というわけで、無性に流しそうめんが食べたくなった私は、

デンマークからのカウチサーファー、ラッセとリーナを無理やり説得して、

はるばる貴船まで連れ出しました。


彼らは流しそうめんなるものが何なのか、

よくわかっていなかったかもしれません。



バスと叡山電車を乗り継いで1時間以上の道のり。

ようやく貴船口に到着。


カウチサーフィン(デンマーク、ラッセとリーナ)、貴船・烏帽子岩にて。
(貴船・烏帽子岩にて)

ここからバスに乗る、

という選択肢もあったのだが、

せっかく貴船まで来たのだから

ついでにハイキングも楽しんじゃいましょう。


京都・貴船の流しそうめん「ひろ文」

貴船の流しそうめんといえば、ここ。

「ひろ文」。


さすが人気店だけあって、

もうすでに1時間待ちの状態でした。


京都・貴船の川床

京都・貴船といえば、

やはり「川床」。


このきれいな景色を眺めていれば、

待ち時間も苦にはなりません。


ただ、この滝の轟音がすさまじく、

大声で会話をしなければならないほどでした。



カウチサーフィン(デンマーク、ラッセとリーナ)、流しそうめんの待ち時間
(デンマーク人カウチサーファー、ラッセとリーナ)

順番待ちをしている間ヒマだったので、

写真を撮って遊ぶことに。


カウチサーフィン(デンマーク、ラッセ)、私と。流しそうめんの待ち時間
(ラッセと私。)

不思議な事に、

このあたりに蚊はいないようです。


快適に過ごすことができました。


京都・貴船の流しそうめん「ひろ文」

前の人が食べ終わり、

ようやく私たちの番が回ってきました。


流しそうめんの準備が整えられます。



うわぁーっ!

こんなに美しい景色を眺めながら流しそうめんを味わえるのか。

これで1200円は安いぞ。



しかし、現実は厳しい。


景色をゆっくり鑑賞している余裕などないということを、

この後すぐに思い知らされることになります。


カウチサーフィン(デンマーク、ラッセとリーナ)、私と。流しそうめん。

いよいよ戦闘開始です。

三人とも、なかなか気合いの入った顔つきをしてるでしょ。


「一本たりとも そうめんを逃してなるものかっ!」

という気迫が表情に表れています。


でもその前に記念撮影。

ありがとうございました、お店の人。


流しそうめんのつゆと温泉卵。

竹の器に入ったそうめんのつゆ。

なかなかオツでしょ。


そして温泉卵もついてきます。


ただ、ラッセとリーナは半熟たまごに及び腰。


「ほんとにこれを食べるの?」

「お腹壊さない?」

なかなか食べようとはしません。


「いらないなら、無理に食べる必要はないよ。

 俺がもらうから。」


と、私が手を伸ばすと、

二人とも意を決したように温泉たまごを飲み込みました。


そんなに嫌なら

なにも無理して食べなくても・・・



流しそうめんのレーン。

これが流しそうめんの流れてくるレーンです。


三人とも、そうめんが流れてくる瞬間を

食い入るように凝視しています。



とても目の前の風景を愛でる余裕などありません。

まずは食欲を満たす。

本能に逆らうことはできません。

悲しい生き物ですね、人間って。



終わりを告げる赤そうめん。

赤いそうめんが流れてきたらそこで終了です。


この赤そうめん、シソ(梅?)の味がしていて、

なかなかおいしかったです。


最後にピリッとアクセントを効かせる。

さすが繁盛店は演出がにくいです。


カウチサーフィン(デンマーク、ラッセとリーナ)、私と。流しそうめん終了後。

流しそうめんを食べ終えて、またまた記念撮影。


どうです?

この満足そうな笑顔。


戦いを終えた勇者のように誇らしげでしょ。



この流しそうめん、

思ってた以上に楽しめました。


わざわざ山奥にまで足を運ぶ価値はあります。


また、別のカウチサーファーと来ようと思います。



京都・貴船の流しそうめん「ひろ文」。待ち時間。

再び「ひろ文」のお店の前を通ると、

そこには待ち時間を知らせる張り紙が。


  2時間30分  


お盆休み期間中だから仕方ないか。

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レイキ

カウチサーフィンは常に予測不可能。
ニュージーランドからのカウチサーファー、リリィは私を振り回す。

カウチサーフィン(ニュージーランド、リリィ)、お好み焼き屋にて。

本来なら、昨日の夜は別のカウチサーファーが来ることになっていた。
彼女の名はテッサ。
ロンドンからやって来た女の子だ。

だが、待てども待てども彼女からの連絡はない。
また すっぽかされた。

しかし、運よく次のカウチリクエストが来た。
それがリリィだ。

夕方の6:00頃に来るという。
ちょうど夕食の時間だから、ご飯を食べずに待っていた。

でも、来ない。
夜中の12時頃まで待った。
2度も続けて約束をすっぽかされるなんて、想像もできなかった。

次の日、リリィからメールが届いた。

「6時って言ってたけど、予定を早めて4時でもいい?」

おい、1日ずれてるぞ。
でもまあ、このくらいで腹を立ててるようじゃカウチサーフィンなんてやってられない。
私もだいぶ免疫ができてきたようだ。

リリィはなかなかよくしゃべる女性だ。
理系の大学を卒業した後、レイキを生業にしている。
チャクラとかオーラとかの話をしだすと止まらない。

ところで、彼女、何歳に見えます?
実は私とそんなに変わらないんです。
ずいぶんと若く見えるでしょ。
きっと、レイキのおかげでしょう。

天龍寺の近くのお好み焼き屋で食事をしました。
話ベタな私ですが、彼女と一緒なら、不思議と会話が途切れることはありませんでした。

リリィは広島でもお好み焼きを食べたそうですが、
ここの方がおいしいと言います。
彼女が日本で食べた料理の中でもベストだとか。

レイキ・プラクティショナーである彼女は、やはりパワー・スポットがお好き。
ということで、明日は鞍馬・貴船の散策をすることに決定。

明日に備えて、今日は寝ることにしました。
まだ10時だぞ。
えらく健康的なカウチサーファーだ。

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カウチサーフィン(CouchSurfing)とは?

CouchSurfingKyoto

Author:CouchSurfingKyoto
.カウチサーフィン(CouchSurfing)とは。

日本に観光に来た外国人の宿として無償で自宅を提供し、国際交流を深めるというカウチサーフィン。

また、自分が海外に旅行に行く時には、現地の一般家庭に泊めてもらい、その土地に住む人々の生の暮らしを体験することだってできてしまいます。

ここは、そんなカウチサーフィンの日常をありのままにつづったブログです。

「カウチサーフィンは危険じゃないの?」
そんな危惧も理解できます。
たしかに事件やトラブルも起こっています。

なにかと日本人にはなじみにくいカウチサーフィン。

・登録の仕方がわからない
・詳しい使い方を知りたい
・評判が気になる

そんな人は、ぜひこのブログをチェックしてみてください。
きっと役に立つと思います。

最後に。

「カウチサーフィンを利用すれば、ホテル代が浮く」

私はこの考え方を否定しているわけではありません。
私もそのつもりでカウチサーフィンを始めましたから。

しかし、カウチサーフィンは単なる無料のホテルではありません。
現在、約8割のメンバーはカウチの提供をしていません。サーフのみです。

だって、泊める側にはメリットなんてなさそうですものね。

「自分の部屋で他人と一緒に寝るなんて考えられない」
「お世話したりするのってめんどくさそう」

時々私はこんな質問を受けることがあります。

「なぜホストは見知らぬ人を家に招き入れるのか?」

それはね、もちろん楽しいからですよ。

自己紹介
プロフィール


こんにちは。
京都でカウチサーフィン(CouchSurfing)のホストをしている、マサトという者です。
ときどきふらりと旅にも出ます。
もちろん、カウチサーフィンで!


(海外)
2011年、ユーレイル・グローバルパスが利用可能なヨーロッパ22カ国を全て旅しました。
それに加えて、イギリスと台湾も訪問。
もちろん、これら24カ国全ての国でカウチサーフィン(CouchSurfing)を利用。

2012年、東南アジア8カ国とオーストラリアを周遊。
ミャンマーを除く、8カ国でカウチサーフィンを利用しました。

2013年、香港、中国、マカオをカウチサーフィンを利用して旅行。 風水や太極拳、カンフーを堪能してきました。

2014年、侍の衣装を着て東ヨーロッパ20か国を旅行してきました。


(日本国内)
これまでに京都で329人(53カ国)のカウチサーファーをホストしてきました(2013年6月25日現在)。

もちろん、これからもどんどんカウチサーフィンを通じていろいろな国の人と会うつもりです。



カウチサーファーとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、ルーマニア、スロヴェニア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、台湾

シンガポール、インドネシア、オーストラリア、マレーシア、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム

香港、中国、マカオ

スロヴァキア、ポーランド、リトアニア、ラトヴィア、エストニア、ベラルーシ、ウクライナ、モルドヴァ、沿ドニエストル共和国、ルーマニア、セルビア、マケドニア、アルバニア、コソヴォ、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、リヒテンシュタイン


ホストとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


アイルランド、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、イスラエル、イタリア、イラン、インド、インドネシア、ウクライナ、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、クロアチア、コロンビア、シンガポール、スイス、スウェーデン、スコットランド、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、チュニジア、チリ、デンマーク、ドイツ、トルコ、日本、ニューカレドニア、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、ブラジル、フランス、ベトナム、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マダガスカル、マレーシア、メキシコ、モルドバ、リトアニア、ルーマニア、ロシア



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