カウチサーフィン(スペイン、マリアとソレ):7月29日(金)

スペイン人カウチサーファー、マリアとソレはノリノリのラテン系。
天気も良く、今日は楽しい一日になりそうです。
彼女たちのリクエストにより、
今日はスケジュールを詰め込みました。
まずは嵐山の竹林へ。
まだ朝早いせいで、
人の姿はまばらです。
早起きした甲斐がありました。
彼女たちはこの竹林を見ておおはしゃぎ。
写真を撮り、
二人でぺちゃくちゃとしゃべっています。
スペイン語やカタラン語なので、
何を話しているのかさっぱりわかりません。
でも、喜んでくれていることは間違いなさそうです。

ソレと私。
このエリアは他にも見所がたくさんあるのですが、
今日は他にも回りたい場所がいっぱいあります。
残念ながら、駆け足での強行軍です。

JRの駅に向かう途中、
野々宮神社にも立ち寄りました。
時間が無いのにも関わらず、
彼女たちは全ての物事に興味を示します。
まだ日本に来てから2日目だから仕方がありません。
この野々宮神社は、恋愛や子宝安産の御利益があることで有名です。
マリアに、「子宝安産」の立て札の横に立ってもらい、
写真を撮りました。
後でこの立て札の意味をマリアに教えたら怒ってました。
「ちょっと!
ボーイフレンドのいない私が、なんで子宝安産なのよっ!」

二条城に行く前に、
神泉苑に立ち寄りました。
池のそばに行くと、
鯉が寄ってきます。
エサがもらえると思ったのでしょう。
それだけなら普通の光景なのですが、
なんと、亀も数匹こちらに泳いできます。
うれしがって亀をさわろうとするソレとマリア。
と、そこへ、何やら見慣れぬ生物が現れました。
かなり大きいです。
なんだこれは?
スッポンです!
実物を見るのは初めてです。
「危ない、ソレ!
手をひっこめろっ!
そいつは一度かみついたら、
死ぬまで離さないぞっ!」
私が警告しても、
なかなか池のそばから離れようとしない二人。
きっと、スッポンの怖さがわかっていないのでしょう。

橋の上でガッツポーズをするソレ。
日本文化が大好きだというわりには、
何か勘違いしているような・・・。
この厳かな雰囲気をぶち壊さないでください。
ここはスペインではありません。

やっと目的地の二条城にたどり着きました。
この写真、
我々三人の人間関係を見事に物語ってくれています。
ソレにはボーイフレンドがいます。
それに英語もあまり堪能ではありません。
そのため、私とは微妙な距離感を保っています。
知り合ってまだ二日目なんだから、
これが普通です。
ところが、マリアは普通ではありません(日本人の感覚では、という意味です)。
とても気さくに私と接してくれます。
とにかく距離が近い!
肩が触れ合う距離、
息がかかる至近距離で会話します。
常にまぶしい笑顔を振りまいているマリア。
彼女との会話はとても楽しい。
だめだ。
惚れてしまいそうだ。
テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行