カウチサーフィン(CouchSurfing)と愉快な仲間たち

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葵祭で接待だ。

偶然というのはおもしろい。


私は今、旅行の計画をたてている。

どうせならすでに一度訪れた国ではなく、なるべくまだ訪れたことのない国を優先的にまわりたいと思っているのだが、
ルートの関係でどうしても再び同じ国に立ち寄らなければならないこともある。

もちろん、飛行機を使えば簡単にスキップすることができるのだが、よほどのことがないかぎり陸路を使いたい。
ガタゴトと車体が揺れるのを感じながらじっくりと、次なる目的地へと向かう腹を固める。
そういう旅が私は好きだ。

もちろん、飛行機を使った方が快適で早い。
最近は電車よりも安い運賃の格安航空会社も珍しくなくなった。

それでも、点から点へと「びゅーん!」ひとっ跳びする感覚には違和感を覚えてしまう。
それになにより、土埃にまみれながら地べたを這いずり回る旅のスタイルの方が、不器用な私には似合っていると思う。
「生きてる実感」を味わえるような気もする。


陸路で何か国も周遊する場合、どうしても前に訪れたことのある国をもう一度通過せねばならないケースもでてくる。
今回の私の場合、ルーマニアがそれだ。

この国は以前訪れたことがあり、シギショアラやブラショフ、ブラン城などはすでに見てしまっている。

ジプシーとカウチサーフィン

ドラキュラ城

残っているのは、交通が不便で辺鄙なところにある場所ばかりだ。
それらの場所は公共交通機関の接続も悪く、移動するのにかなりの時間を要する。
すでに行ったことのある国にあまりたくさんの時間を割くのも考え物だ。
ここは観光はあきらめ、ひたすら移動に徹しようか。

そう考えていたまさにその時、カウチリクエストを受け取った。
私が行こうかどうしようかと思案していた、まさにそのものずばりの場所、スチャバからだ。
話がうますぎる。
これはもしかして、ルーマニアが俺を呼んでいるということなのか。
ここはひとつ、流れに逆らわず、おとなしく身をゆだねることとしよう。

さらに都合のいいことに、彼はかなりの数のホスト経験がある。
彼と仲良くなっておけば、ルーマニアで心強い存在となるかもしれない。
彼が京都にいる2日間、至れり尽くせりのもてなしをしよう。
彼は知らなかったようだが、運のいいことにその日はちょうど葵祭にあたる。
きっと喜んでもらえることだろう。
これでさらにポイント・ゲットだ。

先に恩を売っておいて、自分が旅行するときにもとをとる。
いかにもせこい考え方だ。

だが、サーフするだけしといて、自分はほとんどホストをしないという輩だっておおぜいいるのだから、
このくらいは許容範囲だろ。



(葵祭会場の京都御所を警備する、京都府警の騎馬隊)

京都三大祭のひとつ、葵祭。
混雑は覚悟の上だが、それでもものすごい数の人間だ。
地下鉄の駅からは、数分おきにどっと人の群れが吐き出されてくる。

待ち合わせ場所をピンポイントで決めておいてよかった。
もしも「地下鉄 烏丸駅で」などとあいまいな約束をしていたら、
きっと永遠に彼と会うことはできなかっただろう。


私がジョージを見つけるとのほぼ同時に、彼の方でも私を見つけた。
力強い手でがっしりと握手を求められる。
そしてすぐに彼のマシンガン・トークが始まった。
ロシア人を連想させるその声は、低くて太い。

東欧訛りのある英語でまくしたてるものだから、話についていくことができない。
ルーマニア人ってもっと静かで、朴訥としたイメージがあったのに、彼はぜんぜんちがう。
よどみなく次から次へ言葉が飛び出してくる。






撮影ポイントをもとめてさまよい歩くジョージ。
カメラを構えるその目は真剣そのものだ。
葵祭に対する期待の大きさの表れだろう。


なにかトラブルでもおこったのか、予定時刻になってもなかなか葵祭りの行列は姿を見せない。
ルーマニアのガイドブックを持ってきていたので、彼にスチャバのことを聞いてみることにした。

「おおっ! 俺の小さな町が日本のガイドブックに載っている!
 しかもナンバー・ワンだ!!!」

モルドヴァ地方の教会群は世界遺産に登録されている。
ガイドブックに載っていても当然なのだが、世界遺産とはいえ、彼にとっては日常のありふれた光景なのだろう。

たしかにガイドブックの地図にはスチャバに番号1がふられているが、それはあくまでも便宜上のものだ。
それを彼は「ガイドブック一推し!」というふうにとらえたのだろう。

機嫌を良くしたのか、ジョージはさらにまくしたてる。

「マサト、お前はスチャバに来るのか?
 いつだ?
 日程が決まったらすぐに知らせろ。
 俺が車で5つの修道院を案内してやる」

なんと!
予想以上の展開になってきた。
この地方は公共交通機関の便が悪く、地球の歩き方には、

「5つの修道院を1日で巡るには、タクシーかレンタカーを利用したり、旅行会社に個人ツアーの手配をするしかない」
と書いてある。
そんな不便な場所をジョージが案内してくれるというのだから、これほどありがたいことはない。
カウチサーフィンがもっともその威力を発揮する瞬間だ。

ジョージ様、あなたが京都にいる間は、私が責任をもってお世話させていただきます。







今日はあいにく小雨がぱらつく天気。
おかしいなあ。例年この時期は気持ちよく晴れる日が多いのに。

そういえば去年の葵祭は元KGBの女スパイと一緒だったっけ。

KGBとカウチサーフィン

あれからもう1年もたつのか。







葵祭というのは、ただ行列が行進するだけ。
そこには音楽もないので、ほんとに静かです。

「え? これだけ?」

ジョージはなんだか拍子抜けしたよう。
たしかに「京都三大祭り」というわりには、少し寂しいような気もする。
絢爛豪華な衣装には莫大な費用がかかっているはずなんだけど、なんだか派手さがない。
まあ、これが京都らしいといえばそうなんだろうけど。











行列の最後尾が通り過ぎた後、見物客たちはいっせいに動き始めます。
これだけの人数がみな地下鉄の入り口に殺到するので、もうにっちもさっちもいきません。

「こりゃだめだ。この調子じゃあ改札口にたどりつくまでに日が暮れてしまう。歩こう」

途中でコンビニに寄り、パンをかじりながら歩く。
その間もジョージのおしゃべりはとまらない。
ほんとに陽気な男だ。

錦市場は気に入ってもらえたようだ。
ジョージは大きなカメラで頻繁に写真を撮っている。

さらに清水寺へと向かうが、その間も雨は降ったりやんだり。
こんな日でも、着物のレンタルをする人はけっこういるようだ。
ジョージはこの日本の着物が気に入ったようで、着物姿の女性を見かけるたびに写真をパシャパシャ撮っている。

もちろん、自分も一緒に写ることも忘れない。

「マサト、頼む。シャッターを押してくれ」



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あっ! この野郎、ひとりで4人も独占しやがって。
半分こっちによこせ。


「いやー、マサト。 日本の女の子っていいなあ」

ジョージはかなりご満悦のようだ。
彼には黙っていたが、その女の子たちは4人とも台湾人だぞ。


清水寺の後は伏見稲荷へと向かったのだが、雨が本降りになってきた。
これにて本日の「接待」は終了。
天気予報によると、明日は今日とはうってかわって快晴になるらしい。

明日も気合入れていくぞ。

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テーマ : 京都・奈良
ジャンル : 旅行

コンシェルジュとカウチサーフィン

キム(スイス)とカウチサーフィン(CouchSurfing)


私はもともと人づきあいが得意なほうではない。

カウチサーフィンを始めてからすでに数百人の人と会ってきたが、いまだに初対面の人と会うときには身構えてしまう。

そんな性格でよくもまあこれまでカウチサーフィンを続けてこれたなあ、と我ながら感心してしまう。


特に相手が若い女の子の場合、なんだか複雑な気持ちになる。

もちろん私も男だから、かわいい女の子は大好きだ。

だが、いざ1対1で相まみえたとき、戸惑ってしまうのも事実だ。


ただでさえ言葉と文化の壁があるというのに、そのうえ年齢と性別のギャップ。

日本人の女の子とさえうまく話せない人間が、初対面の外国人の女の子と二人きりで会うなんて自殺行為だ。


そして今日も初めて会う女の子とまる一日、京都の街をさまよい歩く。



彼女の名前はキム。

韓国人ではない。スイス人だ。


年齢は20歳。

20歳?

うわっ、若っ!


俺が20歳のころって、いったい何をしてたっけ?

だめだ、思い出せない。もうはるか昔のことだ。


なんだか不安になってきた。

彼女とうまくやっていけるかなあ。




(三十三間堂にて)


平日だというのに京都駅は大混雑。

バスターミナルにはいくつもの長蛇の列ができていた。


我々の最初の目的地は三十三間堂。

比較的マイナーなお寺なのだが、その先には清水寺がある。

必然的にバス待ちの列はとても長いものになる。

おそらく、このバスターミナルでもっとも長い行列なのではないだろうか。



5分ほどしてバスはやってきたが、我々の前に並んでいる人の数はあまりにも多く、乗ることはできなかった。

だが、さすがは清水寺行きのバスだ。

すぐに次のバスがやってきた。



なんとかバスに乗り込み、ポツリポツリと会話が始まった。

そして恐れていたことが現実のものとなる。

なんだか会話がぎくしゃくしている。


カウチサーフィンのヘビーユーザーにはいろんな意味での猛者が多い。

彼ら彼女らはどんな場所でも寝ることができ、どんな人間ともうまくやっていくことができる。


だがもちろん、すべてのカウチサーファーがそのような人間だというわけではない。

キムがカウチサーフィンを利用するのはこれが初めて。

初対面の日本人とどう接していけばいいのか、戸惑っているようにも見える。


それでも2点ほど救いはあった。

一つ目は、彼女の英語がとても洗練されたものだということ。

スイス人である彼女の母語はフランス語なのだが、キムはインターナショナルスクールに通っていたこともあって、彼女の英語はほとんどネイティブレベルといってよいほどのものだった。

だから会話に支障はない。


二つ目は彼女の職業。

まだインターン中だが、キムはジュネーブにあるホテルでコンシェルジュとして働いている。

不特定多数の人間と毎日接しなければならない仕事だ。

彼女だってコミュニケーションとしての会話の重要性はよく認識している。


そういうわけで我々の会話は散発的に続いていくことになった。

ほとんど無理やりに。



(三十三間堂)


最初の目的地は三十三間堂。

わりとマイナーな所だが、日本に住む彼女の友達のおすすめらしい。


1000体の仏像が並ぶさまは圧巻だが、堂内では写真を撮ることができない。

その気になれば5分もかからずに見ることができてしまう。

実際、ほとんどの観光客は足を止めることもなくさっさと見学し終わっていく。


しかし、このキム、なにが楽しいんだかすべての説明書きを丁寧に読んでいる。

英語も併記されているので、ここでは私の出番はない。

もしなにか質問されても、仏教芸術への造詣などみじんも無い私には答えることができないのだが。


結局彼女がすべての仏像を見てまわるまでに40分くらいかかった。

長い永い40分だった。


建物を出て、三十三間堂の境内を散歩したのだが、ここでもまたぎこちない時間は続く。

だが、救いがなかったわけではない。

彼女の方から

「一緒に写真を撮りましょうよ」

と言ってくれたのだ。


たったこれだけのことだが、妙にうれしい。

俺は彼女の旅行の一部として、彼女の記憶にとどまることを許されたのだ(と私は解釈している)。



(清水寺にて)

一見まじめでおとなしそうに見える彼女だが、観光に関してはなかなか積極的だ。

安井金毘羅宮の縁切り縁結びの石、地主神社の恋占いの石、清水寺の音羽の滝。

体験型のアトラクションはすべて試していた。


そうだ忘れていた。

彼女は20歳の女の子だったんだ。

その物腰から日本人の同年代の子と比べると大人びて見えるが、

彼女は好奇心旺盛な年頃の女の子だったのだ。


ずっと歩き詰めだったので、さすがに疲れた。

そろそろ昼食の時間だ。


「たこやきを食べたい」というキムだったが、あいにくこのあたりにたこ焼き屋はない。

仕方なく、お好み焼きのようなもの(?)で手を打つことにした。


昼食を食べている間も、あいかわらず会話はぎこちない。

こうもうまくいかないと、だんだんと苦痛になってくる。


「俺ってそんなに絡みづらいのかな」

自己嫌悪に陥りもした。


「ここは私に払わせて」

昼食代はキムがおごってくれた。

今日の観光ガイドの御礼らしい。


彼女には律儀なところがある。

後日、約束通り二人で撮った写真を送ってくれたし、

彼女が話していた論文も送ってくれた。


論文というのは、カウチサーフィンに書かれたものだ。

大学院に通っているどこかのエッセイストが中東諸国を訪問した際にカウチサーフィンを利用した。

その時の様子を論文に書いたものなので、いわゆる旅行記とは違う。


「カウチサーフィンについての論文? 書くことなんてあるのか?」

と思っていたら、堅苦しい文面で数十ページにわたってびっしりと文章がつづられていた。

もちろんすべて英語だ。

わざわざPDFファイルを送ってくれたキムには悪いが、読む気が失せた。

キム、君はこれを全部読んだのか?


そういえばキムがカウチサーフィンを使うのは今回が初めてだ。

事前の準備としてこんな論文にまで目を通しておいたのだろう。

几帳面な彼女らしい。


最後に伏見稲荷を観光して、今日はおしまいとなった。

明日は東京から友達が来るので、その友人たちと京都観光を楽しむそうだ。

私はこれにてお役御免というわけだ。


ほっとしたのと同時に、少し残念な気持ちにもなる。

なんだかんだいってキムは美人だったからな。

大魚を逃した。

そんな気がしてしかたがなかった。



テーマ : 京都旅行
ジャンル : 旅行

彼氏?

カウチサーフィンは必ずしも宿泊を伴なうとは限らない。

私の家には今、台湾人のイーシャンが泊まっているのだが、彼女は今日は他のカウチサーファーと会う約束があるとかで、一人ででかけてしまった。

そういう状態のところへ、別のカウチサーファーからメッセージが届いた。

香港人のジュンからだ。

彼女はゲストハウスに泊まっているから、寝る場所は必要ないのだが、一人で旅行しているので、誰か地元の人間に京都を案内してもらいたいということだった。


(高台寺の近くにある着物のレンタルショップ)

ジュンの京都での目的は、着物を着て街を歩くこと。

レンタルの予約はすでに済ませてある。

そのお店は香港や台湾ではかなり人気があるらしく、京都を紹介する雑誌などで頻繁にとりあげられているのだとか。

そのため、お店の中は台湾や香港からの観光客でいっぱいだった。

少なくとも私がいた間には、日本人の客は一人も来なかった。



(手を洗うジュン。清水寺にて)


(清水寺の中にあるお茶屋さん)



待ち合わせ場所にジュンが現れた時、彼女は私を見て落胆したように見えた。気のせいかもしれない。

彼女は終始笑顔を浮かべている。でも、それはよく訓練された作り物のように見えなくもない。

彼女は私に何を期待していたのだろう。

彼女は私の何に失望したのだろう。



(高台寺)





この着物レンタルのお店はブログを運営している。

その中で使いたいからということで、お店の人がジュンの写真を撮った。


その時お店の人から「彼氏?」と聞かれた。

うれしかった。

「そうか、俺と彼女はそんなふうに見えるんだ」と思ったからだ。


でも、しばらくしてからそうでないことに気付いた。

どこからどう見てもお似合いのカップルに向かって、「二人は付き合ってるの?」と聞く人はいない。


私とジュンはとてもそういう関係には見えなかったのだろう。

それなのに一緒にいるから不思議に思って、「彼氏なの?」と聞いたのではないだろうか。


べつに彼女と付き合いとかそういうわけではない。

ただ自分が、「若くてかわいい女の子と一緒にいるのが不自然な存在」なのだということに気づかされ、ちょっぴりさびしくなっただけだ。




この水で顔を洗うときれいになれるらしい。



テーマ : 京都
ジャンル : 旅行

アメリと貞子



今回のカウチサーフィンはショッキングな画像からスタートです。

フランスからやって来たシェヘラザードとそのお友達。




彼女たちがくれた「おみやげ」。

私が「ありがとう」と言う間もなく、彼女たちが包みを開けてしまいました。


あれよあれよという間に封は破られ、むしゃむしゃと食べられてしまいます。

それは俺にくれたんじゃなかったのかよ・・・




まず最初に向かった先は祇園。

舞妓さんもいて(たぶんニセモノ)、なかなか京都らしくていいですね。




安井金毘羅宮には長蛇の列ができていました。

この人たちは何を並んでいるのかというと・・・




もちろん「縁切り縁結びの碑」。


しかし、彼女たちはこれがなんのために存在するのか知っているのでしょうか。

それとも、世の中には、縁を切りたいと思っている人がこんなにも大勢いるということなのかな。





おそらく、八坂の塔にもっとも似合わない髪型。




本日のメインイベント、舞妓変身。

シェヘラザードは気合いが入ってます。




せっかくだからというので、オプション料金を払ってアルバムを作成することにしました。





シェヘラザードはさらに追加料金を払って、スタジオ撮影のほかに、和室での撮影にも挑戦します。




鬼気迫るシェヘラザード。

なんだか「リング」の貞子を思い出してしまいました。






シェヘラザードの友達が髪につけているのは「つつじ」の花びら。

この娘、とてもノリがいいから好きです。




いつもなら、フランス人のファッションセンスの良さには感心させられっぱなしなのですが、

今回はちょっと様子が違います。

なんだかとても違和感が・・・




フランス人って、芸者に対してこんなイメージを持ってるんですかね?




そして問題の冒頭の写真。

冗談にしても、ちょっとやりすぎだろ。




この後は清水寺へ。




フランス人に限らず、ヨーロッパ人の中には少し気取った人がいたりするのですが、この二人は違います。

めちゃめちゃ愉快な人たちでした。

こういう人と巡り合えると、「カウチサーフィンやっててよかったな」と心底思えます。


___________________________________________


シェヘラザードに対する第一印象は、正直言ってあまりよくありませんでした。

メールの文面はどこか投げやりでがさつ。

電話で話した感じもちょっとつっけんどん。


それに、かなり厚かましい。


通常、カウチサーファーには嵐山まで自力で来てもらうのですが、

シェヘラザードは当然のようにこんな要求をしてきました。


「私たち、京都に来るのは初めてなの。

 どうやって嵐山まで行ったらいいかわからないから、京都駅まで迎えに来て!」




また、私の部屋に入るなり、

「あら、オレンジ! 1個ちょうだい」


そんな彼女たちの図々しさに、最初、私は戦々恐々としていました。

「こんな調子じゃあ、骨の髄までしゃぶられてしまう・・・」



舞妓体験では、あらかじめ予約しておいたのにもかかわらず、

お店に着いてから急きょプランを変更。

そのため、支店から本店へと移動しなければなりませんでした。



また、舞妓変身のスタジオでカメラマンに撮ってもらった写真が気に入らなかったようで、

グダグダとクレームをつける始末。


「あごのところにあるシワ、なんとかならないかしら。

 この写真、なんか気に入らないのよね」


もちろん、間に立って通訳するのは私の役目なので、

冷や汗をかきっぱなしです。



こんなふうに、彼女たちには苦労させられましたが、どこか憎めないところがあります。

シェヘラザードを見てると、映画の「アメリ」を思い出してしまいました。


彼女がオドレイ・トトゥに似ているというわけではないのですが、

どこか通じるところがあるのです。

「キモかわいい」とでもいうのでしょうか。



それに、シェヘラザードはなんだか私の祖母にも似ています。

いや、彼女が老けているという意味ではないですよ。


真剣な顔して、ブツブツとぼやく様子が、なんともいえずかわいらしいのです。



一緒に何日間か過ごしているうちに、すっかり彼女たちのファンになってしまいました。

なんだか、カウチサーフィンを始めた最初の頃の、あの新鮮な気持ちがよみがえってきたような気がします。


考え方や文化の違いがあって、ちょっとぎくしゃくすることもあるけれど、

だからこそ楽しい。



シェヘラザードたちはある意味、もっとも理想的なゲストだったのかもしれません。

本当に楽しい時を過ごすことができました。


今度は彼女たちのホームグラウンド、パリで会うことになるのだろうか。

こわいような、楽しみなような・・・





テーマ : 京都
ジャンル : 旅行

7年間は長すぎる



今回のカウチサーフィンはなかなかクールなお二人。

パリからやってきたナシム(左)とカミーユ(右)。


しかし、彼らは日本にいる間は日本名を使いたいと言います。

ナシムの日本名は「そよ風」。

彼の名前を日本語に翻訳すると、そうなるのだそうです。


カミーユの日本名は「ダイスケ」

彼はサッカーをやるのですが、松井大輔選手のファンだからとか。


「そよ風」とか「ダイスケ」と呼ぶと、彼らはとても喜ぶのですが、

やっぱりなんか違和感がある。


これからはナシムとカミーユと呼ぶことにしよう。




彼らの京都での目的は、何と言っても、サムライの衣装を着て写真を撮ること。

というわけで、このお店の予約をして、さっそく行ってきました。




いつもは二寧坂の近くにある本店を利用していたのですが、今日は別のお店。




二人とも侍姿がよく似合ってます。




なんか私だけ場違いな格好してますね。




二人とも写真を撮る時のポーズが妙にキマっててかっこいい。

さすがはパリジャン。




なんか勘違いしてるぞ、カミーユ。


ところでこのカミーユ。

見た目はとてもこわもてなのですが、実はものすごく物腰がやわらかい。

というより、ちょっとナヨナヨしてる。


男同士だというのに、着替える時も扉を閉めて、けっして体を見せようとしません。

「恥ずかしいから・・・」


なに照れてるんだよ。

それが筋骨隆々たる黒人の言うセリフか。




これもなんか違う・・・




かっこつけすぎだろ。

なに気取ってんだよ、ナシム。





せっかくだからということで、二人とも別料金を払って、アルバムを作成することにしました。




スタジオでは、カメラマンのお姉さんがかっこいいポーズの取り方を指導してくれます。






フランスでは日本の文化が人気。

ナシムも武道をたしなんでいるというだけあって、刀を構えた姿もなかなかさまになってます。





ねねの道界隈では、舞妓の衣装に扮した女性たちに遭遇。

ナシムとカミーユは喜んで写真を一緒に撮っていました。







この後は清水寺へ行きました。

ここでイケメン・ナシムは修学旅行生に捕まってしまいました。

女子高生どもがキャーキャー言って彼を取り囲んでいるではありませんか。

なんとうらやましい・・・


私はというと、彼女たちにカメラを渡されて、カメラマン役に徹するという屈辱的な役回り。


ちくしょう。

俺も一緒に写りたいぞ。



カミーユはカミーユで、これまた人気があります。

女子高生たちは、

「黒人!黒人!」

と騒いでは、バシャバシャと写真を撮っていました。



カミーユは、なぜ自分が騒がれているのか、よく理解できない様子。

「君だって、芸者が町を歩いているのを見つけたら、興奮して写真を撮るだろ。それといっしょだよ。」

と説明したらうれしそうにしてました。


「ここでは俺は芸者なみの存在価値があるのか!」





地主神社の恋占いの石。




いや、ナシム。

君には「恋占いの石」なんて必要ないだろ。

そんなものに頼らなくったってモテモテじゃねえかよっ!




音羽の滝




地面に寝そべって、ナシムはいったい何をしようとしているのでしょうか?




入場料を払わずに霊山観音の写真を撮ろうとしていたんですね。




日本三大梵鐘の一つ、知恩院の大梵鐘。

たまたま今日はメンテナンスの日らしく、試し突きなどもしておりました。




知恩院の山門の横で、花を片手に写真を撮るナシム。

あいかわらずキザな野郎だぜ。




カミーユ! なにもそこまでしなくても・・・



この後、伏見稲荷に行くはずだったのですが、なんと彼らはここから歩くと言います。

知恩院から伏見稲荷まで歩く?

正気の沙汰じゃない。

ここから京都駅まで歩くのだって大変な距離だぞ。

バスを使えばいいじゃないか。


私が説得しても、彼らはどうしても歩くと言い張ります。

ナシムはマラソンランナー。

カミーユもサッカー選手。

足には自信があるのだとか。



私も体力には自信がありますが、ちょっとついていけそうにない・・・

ということで、一足先に帰らせてもらいます。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


夕食の席でのこと。


グラスを合わせて乾杯をしようとしたら、なんと、ナシムにやり直しを命ぜられてしまいました。

理由は、私が彼らと目を合わせなかったから。



ナシム曰く、

乾杯する時に目を合わせなかったら、

以後、7年間エッチがうまくいかないのだそうです。


7年間!!!!!


長すぎる・・・





ナシムのくれたおみやげ。

チョコレートです。






ナシムとカミーユは私のところに来る前、九州で別のカウチサーファーの家に泊っていたのですが、

そこの家の人が私におみやげをくれました。

会ったこともないというのに・・・

なんか、カウチサーフィンっていいですね。



_____________________________________


ナシムもカミーユもイスラム教徒です。

豚肉は食べませんし、お酒も飲みません。


毎日お祈りも欠かさずやります。

彼らが礼拝している間は、私の部屋も厳かな雰囲気につつまれます。


携帯のアラーム音がコーランの朗読なのには苦笑しましたが。



敬虔なイスラム教徒というのは、はたから見ていて、とてもすがすがしい。


しかし、二人とも自分たちがイスラム教徒であることをすごく気にしていました。

「ムスリムを部屋に招き入れることに抵抗はないか?」

とも聞かれました。



同時多発テロ以降、イスラム教徒への風当たりはとても厳しいものとなりました。

彼らも、いわれなき迫害をうけたのかもしれません。



日本にいると、宗教間の対立という問題に対して鈍感になりがちですが、

カウチサーフィンをしていると、時々ハッとさせられることがあります。


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テーマ : 京都
ジャンル : 旅行

プリティ・ウーマン

サスキア(オランダ)とカウチサーフィン


嵐山・亀山公園展望台。眼下に流れるのは保津川

嵐山・亀山公園展望台にて。

眼下に流れるのは、保津川下りで有名な保津川。




嵐山の竹林。




祇園白川の巽橋。




昼食は八坂神社の近くにある「餃子の王将」。

日本食でなくてごめんなさい。




ちょうどこの時期、祇園では「都をどり」が開催されています。




祇園・花見小路






「都をどり」の期間中は連日、観光バスがたくさん乗り付けます。




ちょうど公演が終了したところのようで、大勢の観客が出てきました。


そういえば今年はまだ「都をどり」を見ていなかったな。


「芸者ダンスは見たいけど、この料金はちょっと高いわね」

そう言うカウチサーファーばかりだったので、今年は「都をどり」を見れそうにないや。


たしかに値段は少し高いけど、それだけの価値はあると思うんだけどな。

せっかくこの時期に京都に来ているというのに、もったいない。


文の助茶屋

八坂の塔の近くにある「京甘味 文の助茶屋」で休憩することにしました。


文の助茶屋

なかなかいい感じの古風なお店でしょ。


このお店の前はこれまでに何度も通っていたのですが、

中に入って休憩するのはこれが初めてです。


この「文の助茶屋」はわらび餅と甘酒が有名なのですが、

私たちは二人とも別の物を注文しました。


私はグリーンティーを頼んだからギリギリセーフだとして、問題はサスキア。

彼女はアイスコーヒーを注文していました。

お店にケンカを売ってるのか?


しかし、サスキアが勘定を支払ってくれたので、文句は言えません。


文の助茶屋

オランダ人のサスキアは背が高く、骨太。

にもかかわらず、小顔で笑顔がキュートなもんだから、これはもうたまりません。

なんだか、ジュリア・ロバーツを思い出してしまいました。



私が何か言うたびに、彼女は大きく口を開けてにんまりと笑います。

「アハ!」と言いながら。

これが彼女の口ぐせのようです。


はっきり言って、かわいいです。

オランダ人大好きっ!




「文の助茶屋」の中。


文の助茶屋

文の助茶屋



当初、私はサスキアを清水寺に連れていくつもりだったのですが、

「300円もするの? じゃあ行かない」

というつれない返事。


彼女はあまりお寺には興味がないらしい。

では、なぜ京都へ?


京都に来ながら清水寺を見ないとは・・・





霊山観音を見て喜ぶサスキア。

しかし、もちろん中には入りません。

高台寺もスルー。



(鞍馬天狗)


お寺巡りという必殺技を封じられてしまい、途方に暮れる私。

中途半端に時間も余ってしまったし、困ったな。どうしよう。


神社仏閣には興味を示さないサスキアでしたが、温泉には行きたいようです。

というわけで、鞍馬温泉に行くことになりました。



(鞍馬温泉)


しかし、女の子と二人で温泉に来ても、一緒に入れるわけではないので、あまり意味がないんだよな。

まあいいか。

彼女が湯船に浸かっているところを想像することにしよう。




サスキアがくれたオランダのワッフル。

美人からもらったお菓子は、甘さも100倍増しでしたとさ。

虫歯になりそう。


______________________________________


今回のカウチサーフィンはオランダ人のサスキア。

かわいらしい顔をしている彼女ですが、かなりの冒険家です。

サハラ砂漠をクラッシック・カーで縦断するという過酷なレースにも参戦したことがあるほど。


彼女のカウチサーフィンのプロフィール写真はこの時のものなのですが、

きれいな顔を油まみれにして車を修理しているサスキアはとてもキュート!

この写真を見ただけで、私は彼女をホストすることを決めました。



救世軍に参加したり、麻薬中毒患者の更生施設で働いたりと、多様な経験をしてきているサスキア。

彼女からはとても興味深い話をたくさん聞くことができました。



オランダってたしか、大麻が合法な国なんですよね。

そんな国の麻薬更生施設に彼女のような美人が働いていたら、

マリファナ中毒患者はますます増えるんじゃなかろうか。

テーマ : 京都旅行
ジャンル : 旅行

清水寺の桜

今回のカウチサーフィンは、アルゼンチン人のふたり。

ミカエラとジェニファーです。


私は1年ほど前に、同じくアルゼンチン人の女の子、カミラとベレンをホストしたのですが、

ミカエラとジェニファーは彼女たちから私のことを紹介されたのだそうです。


カミラたちのことは、今でもよくおぼえています。

かわいい子たちだったなー。

http://couchsurfingkyoto.blog.fc2.com/blog-entry-676.html


なので、今回も期待していたのですが・・・



ミカエラたちから電話がかかってきたのは、約束した日の1日前。

「夜以降じゃないと会えないよ」と言っていたのにもかかわらず、昼間からバンバン電話をしてきます。


しかも受話器の向こうの声は低く、しゃがれている。

英語があまり得意でないのか、文章ではなく、ぶつ切りにされた単語が飛んでくる。


・・・

あまりフレンドリーな雰囲気じゃないな。

今回のカウチサーフィンは、あまり楽しくないかも。



(伏見稲荷大社)

実際に会ってみると、彼女たちはなかなかおもしろい人たちでした。

さすがは陽気なラテン・アメリカン。

やはり南米から来たカウチサーファーにハズレはありません。

すっかり意気投合して、京都を案内することになりました。


もしかして俺、ノせられてる?





清水寺ではおもしろい行列に遭遇。


おおっ、僧兵だ!







この人が一番偉い人っぽい。

曇り空なので本来なら傘はいらないはずなのだが、

まあこれも演出のひとつなのでしょう。




最後尾にも僧兵。

カウチサーフィンを始めてから、清水寺には何十回も来ましたが、

こんな行列を見たのは初めてです。


ラッキーだったな、ミカエラ。




今日はなんだか肌寒い一日。




桜は満開だというのに、曇り空がうらめしい。

ツいてなかったな、ミカエラ。








清水寺というのは不思議な場所だ。

紅葉と桜、どちらも絵になる。






いつも混んでる清水参道だが、桜のシーズンはさらにすごい。

沿道の土産物屋さんは笑いが止まらないだろうな。




京都観光には、実質、今日一日しか費やせないミカエラとジェニファー。

このまま「ねねの道」を北上して、銀閣寺まで強行軍だ。

テーマ : 京都旅行
ジャンル : 旅行

そんなに「恋占いの石」が好きなの?

キャンディー(香港)とカウチサーフィン(CouchSurfing)



無料で舞妓さんの踊りが見れるというので、行ってきました。




しかし、前の方の席はカメラ小僧、いや、カメラじじいに占領されてしまっています。

ちくしょー。

写真撮れないじゃないかよー。




舞妓さんの踊りは、1分ほどで終わってしまいました。

短かっ!

まあ、無料だからしかたないか。




会場ではその他に、京都の伝統工芸品などを見ることができます。




外国人観光客の姿もチラホラ。




この後、私たちは清水寺へと向かいます。

あれ?

ついこの間行ったばかりじゃなかったっけ。

まあいいか。

キャンディーが行きたいっていうのなら、どこへだって行きますよー。



それにしても、その豹柄、なんとかならないかな。

ムラムラしてきた。




「どうしても、もう一度ここへ戻って来なくてはならなかったの」

よくわからないけど、どうやらキャンディーは、胸に熱い決意を秘めているようです。




「恋占いの石」に挑戦するキャンディー。

あれ?

ついこの前やらなかったっけ?






夕食は、まさかの中華料理。

そんなの香港に帰ったらいくらでも食べれるじゃないか。




食後はカラオケ。

キャンディーはカラオケが大好きで、香港でもしょっちゅう行っているそうです。


じゃあ、わざわざ京都でやる必要ないじゃないかよ。




中国語の歌詞。




一緒にデュエットしたかったなー。

中国語、習おうかな。

テーマ : 日帰りお出かけ
ジャンル : 旅行

ギシギシ (エミリー、キャンディー:香港)

浴衣でCouchSurfing(カウチサーフィン)



なにやら熱心にパソコンの画面をにらんでいるエミリー。

何をしているのかというと・・・




着物の帯を結んでいるのでした。


彼女が着物を着るのは、これが初めて。

当然、帯の結び方なんて知りません。


でも、今はYoutube で検索すれば、「帯の結び方」の動画なんていくらでもあるんですね。

しかも、中国語の解説付き!



世の中が便利になって、いろんな物事の敷居が低くなるのはいいことだけど、

なんだか、ありがたみがどんどんと薄れていくなあ。






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彼女たちは、電車の中で飲み食いすることに、なんの抵抗もありません。


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エミリーの着物、「左前」になってるのに気付いたでしょうか?

私はまったく気づきませんでした。


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にしんそばを食べにお店に入ったところ、従業員の女性に「左前」を指摘されました。



エミリーは私に食ってかかります。

「ちょっと、マサト!

 なんで教えてくれなかったのよっ。」


そんなこと言われても・・・

日本人だって、普段は着物なんてほとんど着ないんだよ。


それに、胸元をジロジロ見たら、君は怒るじゃないか Yo!


IMG_2162.jpg

京都に住んで、20年以上にもなる私ですが、

本格的な「にしんそば」を食べるのは、これが初めて。


もしもカウチサーフィンをやっていなかったら、これからも食べる機会はなかったかもしれません。

だって、ここのそば、高いんだもん。




この時は暑かったので、冷やし「にしんそば」を注文しました。

お味の方は・・・



次に食べる時は、温かいのにします。





京都の隠れた名所、「石塀小路」。




ここでエミリーにハプニングが起こりました。

帯の結び目がほどけてしまったのです。



読者サービス?




こんな道の真ん中なので、当然、大きな鏡なんてありません。

キャンディーも私も、帯の結び方なんて知らないので、どうしようもありませんでした。







なんだか夫婦みたいだね。




真剣な表情で浴衣を選ぶキャンディー。

大丈夫。

君なら何を着ても似合うよ。




浴衣レンタルのお店には、台湾人のグループもいました。

すっかり意気投合する彼らたち。


中国語を理解できない私は、一人ぼっち。




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エミリーのしている「かんざし」。

よく見ると、「箸」です。


いやはや、たくましいというか、なんというか・・・


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最近の小学生、発育良すぎだろっ!


IMG_2298.jpg




ようやく清水寺に到着。







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地主神社で、またまた先ほどの台湾人グループと再会。


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突然の夕立のため、雨宿り。

まだ昼間だというのに、あたりは真っ暗。

ものすごい豪雨です。


夏ももう終わりだな。








さすがの清水参道も、この時間には人っ子一人いません。

今日はまる一日かけて、清水寺一つしか回らなかったのか。

ぜいたくな観光の仕方だな。


_______________________________


もともとエミリーとキャンディーは、それほど親しい間柄ではなかったようです。

年齢も離れていて、ただ、顔を知っているだけ、という程度。


この二人、どうも相性が悪いらしく、だんだんと不協和音が生じ始めました。



・・・・・・・・・・・・・・



エミリーとキャンディーは二人とも、写真を撮るのが大好き。

もちろん彼女たちは女の子ですから、できるだけ自分がきれいに写るように努力します。


キャンディーが表情をきめて、カメラに向かってほほ笑んでいると、

「なにすました顔してんのよ、キャンディー。

 あんた、自分がどんだけかわいいと思ってるの?」


うわあ。

きっついなあ、エミリー。


・・・・・・・・・・・・・



祇園界隈には、ラブホテルが何軒かあります。

入り口に掲げられた料金表を見て、キャンディーが、

「へえー、日本のラブホの料金って、それほど高くはないのね。」

と言うと、

「へえー、キャンディー、あんた香港のラブホの料金なんて知ってるんだ。

 かわいい顔してやることやってんのね。」

とエミリー。




なんだ、なんだ?

知らない間に、むっちゃ雰囲気悪くなってるやん!


二人の美人にはさまれて、天国気分を満喫してたはずなのに、

いつの間にか、かなり難しい立場に立たされてしまったぞ。

テーマ : 京都・奈良
ジャンル : 旅行

お見上げ (カミラとベレン、アルゼンチン)



日本に帰国してから、初めてとなるカウチサーフィン。

アルゼンチンからの二人組の女の子、カミラとベレンです。



これまで数百人のカウチサーファーと京都観光をしてきて、少し食傷気味だった私ですが、
3ヶ月もの間 東南アジアをさまよった後は、「日本」に飢えています。

おかげで、今回のカウチサーフィンは、私自身、大いに京都を満喫することができました。


京都観光で外せないのがここ、伏見稲荷大社。

夏祭りの終了直後だったようです。
境内にはたくさんの飾り付けがあり、より一層「日本」らしさが演出されていました。


カミラはこの提灯を持って帰りたいと、後片付けをしている人と交渉したのですが、あえなく却下。

残念だったね。





同じく伏見稲荷大社。




次は清水寺。
ここも京都観光の定番中の定番ですね。




今日はちょっと趣向を凝らして、胎内めぐりをやってみました。

ただ単に真っ暗やみの中を歩くだけなんですが、まあいいでしょう。
久しぶりの京都なんだし。




地主神社の恋占いの石に挑戦するカミラ。




夏真っ盛りの猛暑日のため、観光客は少なく、比較的やりやすかったです。




がんばれ、もう少し。







清水寺と言えば、「音羽の滝」




八坂神社では琵琶の弾き語りも行われていました。

うーん、京都らしくていいね。




日本を代表する食べ物と言えば、もう寿司しかないでしょう。
昨日はコンビニの寿司弁当だったので、今日は少しバージョンアップしました。

ビールと寿司、最高!




アルゼンチンの女の子って、どうしてこんなに素敵な笑顔ができるんでしょうね。

日本に帰国して第一弾のカウチサーフィンが、彼女たちのようないい人達でほんとによかった。
幸先のいいスタートです。




カミラとベレンがくれたお土産。

アルゼンチンのお茶のような物らしいです。




手作りのアルゼンチンの国旗。
かわいいです。


そして、文字に注目!

「お見上げ」????

本人は「お土産」と書きたかったようです。
かわいすぎる!


ちなみにカミラは大の日本ファン。
日本語を一生懸命に勉強中です。

彼女のカウチサーフィンのプロフィールでは、
こんな日本語を見つけることができます。



「私たちは易しくて、頭の柔らかくて人が好きです。晏然な人も大好きです.
盛んな人も大好きですよ。」


「晏然な人」ってどんな人だ?

「盛んな人も大好きですよ」って・・・

そんな事カミングアウトしちゃってもいいのか?



ツッコミどころ満載の文章です。



テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

カウチサーフィン(CouchSurfing)とは?

CouchSurfingKyoto

Author:CouchSurfingKyoto
.カウチサーフィン(CouchSurfing)とは。

日本に観光に来た外国人の宿として無償で自宅を提供し、国際交流を深めるというカウチサーフィン。

また、自分が海外に旅行に行く時には、現地の一般家庭に泊めてもらい、その土地に住む人々の生の暮らしを体験することだってできてしまいます。

ここは、そんなカウチサーフィンの日常をありのままにつづったブログです。

「カウチサーフィンは危険じゃないの?」
そんな危惧も理解できます。
たしかに事件やトラブルも起こっています。

なにかと日本人にはなじみにくいカウチサーフィン。

・登録の仕方がわからない
・詳しい使い方を知りたい
・評判が気になる

そんな人は、ぜひこのブログをチェックしてみてください。
きっと役に立つと思います。

最後に。

「カウチサーフィンを利用すれば、ホテル代が浮く」

私はこの考え方を否定しているわけではありません。
私もそのつもりでカウチサーフィンを始めましたから。

しかし、カウチサーフィンは単なる無料のホテルではありません。
現在、約8割のメンバーはカウチの提供をしていません。サーフのみです。

だって、泊める側にはメリットなんてなさそうですものね。

「自分の部屋で他人と一緒に寝るなんて考えられない」
「お世話したりするのってめんどくさそう」

時々私はこんな質問を受けることがあります。

「なぜホストは見知らぬ人を家に招き入れるのか?」

それはね、もちろん楽しいからですよ。

自己紹介
プロフィール


こんにちは。
京都でカウチサーフィン(CouchSurfing)のホストをしている、マサトという者です。
ときどきふらりと旅にも出ます。
もちろん、カウチサーフィンで!


(海外)
2011年、ユーレイル・グローバルパスが利用可能なヨーロッパ22カ国を全て旅しました。
それに加えて、イギリスと台湾も訪問。
もちろん、これら24カ国全ての国でカウチサーフィン(CouchSurfing)を利用。

2012年、東南アジア8カ国とオーストラリアを周遊。
ミャンマーを除く、8カ国でカウチサーフィンを利用しました。

2013年、香港、中国、マカオをカウチサーフィンを利用して旅行。 風水や太極拳、カンフーを堪能してきました。

2014年、侍の衣装を着て東ヨーロッパ20か国を旅行してきました。


(日本国内)
これまでに京都で329人(53カ国)のカウチサーファーをホストしてきました(2013年6月25日現在)。

もちろん、これからもどんどんカウチサーフィンを通じていろいろな国の人と会うつもりです。



カウチサーファーとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、ルーマニア、スロヴェニア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、台湾

シンガポール、インドネシア、オーストラリア、マレーシア、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム

香港、中国、マカオ

スロヴァキア、ポーランド、リトアニア、ラトヴィア、エストニア、ベラルーシ、ウクライナ、モルドヴァ、沿ドニエストル共和国、ルーマニア、セルビア、マケドニア、アルバニア、コソヴォ、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、リヒテンシュタイン


ホストとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


アイルランド、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、イスラエル、イタリア、イラン、インド、インドネシア、ウクライナ、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、クロアチア、コロンビア、シンガポール、スイス、スウェーデン、スコットランド、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、チュニジア、チリ、デンマーク、ドイツ、トルコ、日本、ニューカレドニア、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、ブラジル、フランス、ベトナム、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マダガスカル、マレーシア、メキシコ、モルドバ、リトアニア、ルーマニア、ロシア



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