なぜ、ここに?

台湾人カウチサーファー、ペギーのために着物レンタルの予約をすませ、
いざ、河原町へ。
だが、意外と時間がかかり、
約束の時刻を大幅に過ぎてしまった。
ペギーはかなりあちこちウロウロして我々を探しまわったらしい。
ごめん。
それでもなんとか着物のレンタルショップにたどり着き、
着物を選ぶ段階になると、ペギーも機嫌を直してくれたようだった。
そして伏見稲荷へ。
またもや奇妙な三人組の行進が始まった。
ペギーはここがかなり気にいった様子。
着物姿と鳥居を写真に収めようとがんばったのだが、
今日はあいにくの日曜日。
人が多すぎて、なかなかシャッターチャンスが巡ってこない。
しばらく歩いた後、ナオミとはここでお別れです。
次の目的地、山科へと旅立って行きました。
ギタレレを背負って、颯爽と。

ペギーは本当に伏見稲荷が気にいったらしく、
全コースを歩くと言います。
予定ではこの後、清水寺と銀閣寺に行くはずだったのですが、
それらをキャンセルしてでも伏見稲荷を楽しみたいのだとか。
とはいっても、ペギーは着物に足袋をはいています。
歩きにくいに違いありません。
しかも伏見稲荷は山の中にあります。
それでも全コースを制覇しましたよ。
夕方までかかりましたが。
途中でフランス人の親子と知り合いになりました。
着物姿のペギーの写真を撮りたかったようです。
カウチサーフィンを始めてから、
外国の人とも積極的に話せるようになりました。

すべての鳥居を見終わって、帰途につこうとすると、
向こうから派手な外人が金髪をなびかせながら歩いてきます。
なんだか見覚えのある顔だと思ったら、なんと、あのレジーナではありませんか。
まだ京都にいたのか。
聞けば、あれから薪能を見たり、
道元禅師ゆかりのお寺を訪れたり、と
忙しい毎日を送ってる様子。
もう一度比叡山に行くとも言ってました。
なんてタフなおばさんなんだ。
でも、また会えてうれしかったです。
伏見稲荷の後は祇園に行きたかったのですが、
着物のレンタルを返却しなければならず、
あえなく断念。
京都駅をブラブラした後、
河原町で買い物をしました。
台湾にはGAPがないそうで、
うれしそうにショッピングをするペギー。
また、ユニクロにも行きたかったという彼女の希望で、
ユニクロでも買い物をしました。
台湾には1店舗しかなく、
ひどいときには行列が数時間待ちになることもあるとか。
女の子の買い物に付き合うのが好きではない私は、
ヘロヘロになって家に帰りました。
でも、夜は長い。
朝の4時までペギーとおしゃべりをしました。
本当は速く寝たいんだけどなあ。
でも、彼女は明日には台湾に帰ってしまいます。
もしかしたら、もう二度と会うことはないかもしれないので、
これも仕方ありません。
テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行