マリ(ウクライナ)、アン(スペイン)とCouchSurfing(カウチサーフィン)
:奈良・法隆寺に行ってきました。

今日は奈良に行く予定なのですが、JRの駅へ向かう道の途中には嵐山の竹林があります。
そこでまずは竹林散策。
まだ朝早い時間だったので観光客の姿はまばらですが、
ごついカメラを抱えたセミプロ・カメラマンたちが大勢いました。
そこへ2人のヨーロピアン美女がやって来たものですから、
「いい被写体が来た」と言わんばかりにシャッターを押します。
モデル代ふんだくってやれ。

(野々宮神社にて。)


(鼻の下が伸びきった私。)

興福寺の境内で鹿の写真を撮る二人。
ここの主役はあくまでも興福寺であって、鹿は脇役にすぎません。
そこのところをこの二人はわかっているのでしょうか。

(興福寺)
今日は天気がよかったので外でお昼にすることにしました。
JR奈良駅前のなか卯で牛丼やらうどんやらを買いこんで、
興福寺で食べました。
五重塔を眺めながら食べる牛丼は格別です。
心配していた鹿の来襲はありませんでしたが、
ときおり強い風が吹き、危うくごはんの中に砂が入りこみそうになります。

(奈良公園で鹿と戯れるアンとマリ。)

(春日大社)

カウチサーファーはあまり春日大社の中に入りたがらないのですが(入場料がかかるから)、
マリとアンはお金を払ってでも入ってみたいようです。
そこで今回は久しぶりに春日大社の中も見学することになりました。





春日大社の後は東大寺と大仏。
この日はちょうど桜日和で、東大寺がすっぽりと桜に覆われていました。

外国人の姉妹が東大寺の中の柱くぐりに挑戦中でした。
お姉さんの方はなかなか苦戦している模様。
着物を着た妹が姉をじっと見守っています。

妹の方は難なく成功。

マリのたっての希望で、法隆寺も訪れることにしました。
彼女にとっては
ジャパン = 法隆寺
ということらしいです。
彼女は日本について学んでいたのですが、
日本に関する試験で
「現存する世界最古の木造建築は?」
という問題は定番中の定番なんだそうです。
ただ、時刻はもうすでに夕方。
バスが来るのを待っていたのでは法隆寺は閉まってしまいます。
そこでJRの駅からはタクシーを利用することになりました。
それにしても法隆寺の入場料って高いんですね。
1000円もするんですよ。
私がぶつくさぼやいていると、
「私たちは500円だったわよ。」とマリ。
あれ? どういうことだ?
もう一度値段表を確認してみましたが、やはり1000円に間違いありません。
きっと外国人は別料金なのでしょう。
どこにもそんな記述はありませんでしたが。
外国人観光客は日本人よりも安くなるのか。
インドやベトナム、ロシアなんかにも外国人料金はあるけれど、日本とは逆だな。
なんか損した気分だ。

(法隆寺の五重塔と金堂。そして桜。)



(法隆寺の高床式倉庫。)

そういえば法隆寺に来るのって小学校の修学旅行以来だな。
いったい何十年ぶりだろう。
マリとはここでお別れ。
私とアンは再びJRに乗って京都へと帰ります。
さすがに今日は一日中観光していたので、二人ともぐったり。
ところが、こういう日に限って嵐山のお店はどこも閉まっています。
やっとの思いでレストランを見つけ、空腹を満たした後は泥のように眠りました。
こういうのを充足した一日だったと呼んでもいいのだろうか。
スポンサーサイト
テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行