カウチサーフィン(CouchSurfing)と愉快な仲間たち

アントニー(フランス)

アントニー(フランス)とCouchSurfing(カウチサーフィン)

CouchSurfing(アントニー(フランス))

今回のカウチサーフィンはフランス人のアントニー。
彼も「日本大好き」人間の一人です。


フランスのお土産、クッキー

アントニーはお土産にフランスのクッキーを持ってきてくれました。
おいしそー。


カウチサーフィン(アントニーの持ってきてくれたお土産、石鹸)

さらには石鹸までくれるというサービスっぷり。


東京のカウチサーファーからの差し入れ

彼は京都に来る前に東京のYoshiko,Kaji夫妻の家にステイしていました。
アントニーは彼らから預かったお土産も持参してくれたのです。
ありがとうYoshikoさん、Kajiさん、そしてアントニー。


_________________________________


アントニーはフランスのナントからやってきました。
彼は空手を習っていて、しかも日本語も少し話せます。

でも、あまり流暢ではありません。
ボソ・・・ボソッ・・とブツ切れの日本語。
彼には申し訳ないですが、話をしているうちにだんだんとかったるくなってきました。

そんな私の気配を察したのか、アントニーは英語に切り替えます。
でも、英語は彼の母国語ではありません。
やはり会話はスローペース。

それに加えてアントニーはとても遠慮がちな性格。
私が
「何か飲みものを飲む?」
と聞いても、

「あ、うん、いや、ええと・・・。そうだなあ・・・
 あー、うーん・・・
 OK,It's OK.」

とこんな感じ。
で、結局いるの?いらないの?
とツッコミたくなります。


こんな風に、一見すると優柔不断そうなアントニーですが、
実はこれでなかなか頑固なところも持っていたりします。

アントニーには「自称」ガールフレンドがいます。
彼はフランスにいるときにスカイプを使って日本人と日本語の練習をしていたそうです。
そこで知り合った日本人の女の子と明後日会うのだとか。

アントニーはその日本人の女の子のことを「俺の彼女」と言います。
私が、
「じゃあ、名古屋ではその女の子の家に泊まるんだ?」
と聞くと、

「いや、まだそこまでの関係じゃない。」
とアントニー。
しかもまだ一度も会ったこともないというではありませんか。

「じゃあ、まだ彼女じゃないじゃん」
と私が言うと、

「いや、あの子は俺の彼女です。」
とキッパリ。

勝手にしてくれ。



アントニーはとてもおしゃれ。
朝から念入りにシャワーを浴びます。

その後、彼の部屋からはしきりに
「プシュー、プシューッ!」
とスプレーを噴射する音が聞こえてきます。

いったい何をしているんだろう。
気になる。
覗いてやろうか。


私の家に2泊したアントニーは、今朝、旅立って行きました。
「彼女」と京都で落ち合った後、名古屋に行くそうです。

Good Luck!

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テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

シモン(ベルギー)

シモン(ベルギー)とCouchSurfing(カウチサーフィン)

CouchSurfing(カウチサーフィン)(シモン、ベルギー)

最近立て続けに親日的なヨーロッパ人が家に泊まりにきている。
わざわざ日本に旅行に来るくらいだから彼らが日本に対して好意を持っているのは当然と言えば当然なのだが、
それにしても彼らの「日本大好き」さは度を越している。
もちろん、日本人の私にはうれしいことなのだが。


シモンが最初に電話をかけてきた時、受話器からは流暢な日本語が聞こえてきた。
もともと彼はベルギーで日本語を習っていた。
大学での専攻は「アジア学」。
日本の歴史や文化については私よりも詳しい。

「○○寺ってたしか明治天皇ゆかりのお寺ですよね」
「えーっ!建仁寺って祇園の隣にあるんだー。ここは曹洞宗にとってとても大切なお寺なんだよね」

なんだ?
シモン、自分の知識を自慢してるのか?


彼は京都に来る前に東京で3カ月間ほど暮らしている。
だから彼の日本語は教科書的ではなく、とても自然だ。

「スゴイ!」
「ホントニー? マジデ?」

シモンは故郷に帰ったら日本語の教師になりたいそうだが、
生徒にどんな日本語を教えるつもりなのだろう。
心配になって来た。


シモンも空手を習っていて、碁もたしなむという。
今朝まで家にいたヤレクの事を話したらとても会いたがっていた。
ポーランド人のヤレクとベルギー人のシモンが碁の対局をしているところを想像すると
思わずニヤけてしまう。


シモンはベルギーのゲントからやって来た。
私はブルージュに行ったことがある、という話をしたら、ブルージュとゲントの写真を見せてくれた。
ブルージュとゲントはすぐ近くなのだ。
彼の写真を見ているうちに、またヨーロッパに行きたくなってきた。


翌朝、目が覚めると雪が積もっていた。
シモンはそわそわして落ち着きがない。
雪に覆われた銀閣寺の写真を撮りたいのだとか。

「ごめん、マサト。
 雪が溶ける前に写真を撮りたいから、僕はもう行くよ。」

そう言ってさっさと出発してしまった。



シモンが私の家に泊まったのは1泊だけ。
それでも彼はすぐにカウチサーフィンのサイトにレファレンスを書いてくれた。
それを読むと
「マサトってどんだけすごい奴なんだよっ!」
とツッコミたくなるような内容だ。

ほめてくれるのはうれしいのだが、ちょっと恥ずかしいぞ。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

クレアとマット(イギリス)

クレアとマット(イギリス)とCouchSurfing(カウチサーフィン)

カウチサーフィン(クレアとマット、イギリス)、私の部屋にて。
(私の部屋にて。)

イギリス人カウチサーファー、クレアとマットはとても感じの良いカップルでした。


CouchSurfing(お土産のチョコレート・中国製。)

彼らのくれたお土産。
中国で買ったチョコレートだそうです。


カウチサーフィン(お土産の袋。)

______________________________

クレアとマットはイギリス人のカップル。
現在は世界中を旅行中。
イギリスを出発してからすでに1年以上が経過しています。

クレアとマットが今回の旅行で訪れたのはアフリカ、南アメリカ、そして中国。
日本は最後の訪問国だそうです。
そのため彼らの軍資金はすでに底を尽きかけています。
しかも日本は物価が高い!
これらのダブルパンチのため、クレアとマットはCouchSurfing(カウチサーフィン)を利用することを決意したのだとか。

とはいえ、彼らの旅行はけっして貧乏旅行ではありません。
アフリカではスキューバーダイビングのライセンスを取得して、海中を満喫。
その他の国でも、きちんと押さえるべきところは押さえています。

クレアとマットのブログを見せてもらったのですが、きれいな写真がたくさんあって、思わずため息が漏れてしまいます。
私のブログとは大違い・・・

彼らは日本ではJRパスを購入して、西へ東への大移動。
節約しながらも、大いに旅を楽しんでいるようでうらやましかったです。


このように、クレアとマットはとても精力的に観光をこなします。
そのため朝は早くから出掛けて行き、夜は遅くに帰ってきます。
結局私とは食事も観光も一度もしませんでした。
もちろん、これには現在私が膝を壊しているという理由もあるのですが、なんだか今回のCouchSurfing(カウチサーフィン)は物足りません。

いや、今回だけに限りません。

私はパーティーや飲み会は苦手なので、京都を観光案内することでカウチサーファー達とコミュニケーションをとってきました。
ところが、最近膝を痛めてからは、彼らと外に出かけることは控えるようになりました。
すると、あんなに楽しかったはずのCouchSurfing(カウチサーフィン)があまり楽しくないのです。
これはゆゆしき問題です。
なんとかして早く膝を回復させねば。


クレアとマットは私にお土産を持ってきてくれました。
中国のチョコレートです。
なぜなら、彼らは日本に来る前は中国を旅行していたからです。

それにしても最近、チョコレートのお土産が多いなあ、
と思っていたら、バレンタインデーのせいだったんですね。

しかし、カウチサーファーからしかバレンタインデーのチョコレートをもらえない私の人生って・・・


クレアとマットは今朝、東京へと旅立って行きました。
日本の後はニュージーランドへ渡って、2年間ほどそこで暮らすそうです。
ということは、近い将来彼らと再び会えそうな予感!

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

再びヒッチハイク。今度は東京だ!

キャロライナとガーゼゴー(ポーランド)とカウチサーフィン(CouchSurfing)

カウチサーフィン(CouchSurfing):ポーランド、キャロライナとガーゼゴー
(キャロライナとガーゼゴー。我が家にて。)

キャロライナの職業はお医者さん。
今は仕事を休んで世界中を旅行しています。
日本では考えられないですよね。
もちろん、ポーランドでもこれだけの長期休暇を取ることは簡単ではないそうです。

休暇を申請する際、上司からいろいろと言われたみたいです。
「本当にその旅行をする必要性があるのか?」

彼女はキッパリ答えました。
「はい。絶対に今行かなきゃダメなんです!」

男前ですね。
日本の医師が同じセリフを吐いたら、居場所がなくなっちゃうんじゃないでしょうか。


彼女たちは大阪から広島までヒッチハイクで行っちゃいました。
しかも片道ではなく往復ともです。
金持ちの代名詞である医者。
そんな人たちがヒッチハイクをするなんて、日本ではちょっとイメージがわきません。
やっぱりカウチサーフィンをする人は普通じゃないんですかね。


キャロライナとガーゼゴーは日本に来る前は東南アジアを旅していました。
そんな彼らに言わせると、日本人は世界一親切で正直なんだとか。

岡山で道に迷って地図を広げていると、見知らぬ老夫婦が親切に教えてくれて、
食事をご馳走してくれたとか。
それだけではなく、その老夫婦の家に招かれて、一泊させてもらったというのです。
そこまで親切な人は、日本人の中でもまれな存在じゃないでしょうか。

また、キャロライナとガーゼゴーの大阪でのホストは、わざわざ京都まで来て彼らをガイドしたそうです。
おいおい。
そんなことされたら私の出番がなくなっちゃうじゃないか。

あと、彼らに言わせると、金閣寺はお金を払わずに入ろうと思えば入れるそうです。
でも、誰もそんなズルい方法を使わない。
日本人は正直だ、というのがキャロライナとガーゼゴーの感想。


それに比べて東南アジアは最悪、と彼らは嘆きます。
カンボジアやラオス、ベトナムなどの国境では、幾度となく賄賂を要求されたとか。

掲示板には大きく「20ドル」と書かれているのにもかかわらず、
役人は2倍、3倍の金額を吹っかけてきます。

「ハ・ロ・ウ!!!!!
 あなた、ここに書かれている文字が見えないの?
 20ドルって書いてあるじゃない!」

キャロライナたちがそう主張しても、役人は悪びれるふうもなく
「じゃあこうしよう。50ドルにまけておいてやる。どうだ?」
と言ってくる始末。


また、別の国境では、もっとせこい役人もいたとか。
バスの出発時刻ギリギリまで書類を検査するフリをして、
出発直前に通常の数倍の料金を吹っかけてきます。

「さっさと払った方がお前たちのためだぞ。
 バスが出発してしまってもいいのか?
 あれが最終バスだぞ。」


思うに、日本人が親切で正直なんじゃなくて、他の国がひどすぎるだけなんじゃないでしょうか。


キャロライナとガーゼゴーは最初は私の家に2泊する予定でしたが、
1泊延長しました。
そんな彼らとも、今日でお別れです。
今度は東京までヒッチハイクするつもりです。

もしも道端で彼らを見かけたら、ぜひ車に乗せてやってください。

Good Luck!

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

秋葉原のメイドカフェ

カウチサーフィン(オーストラリア、ヴァネッサ)

カウチサーフィン(オーストラリア、ヴァネッサ)、メイドカフェ
(秋葉原のメイドカフェにて)


最近、私のカウチサーフィン活動はどんどんとエスカレートしてきています。

今回は東京まで来てしまいました。



渋谷、原宿、代々木、明治神宮、東京都庁などを速足で見学したのですが、
ここでは割愛させていただきます。



まずは一つ目の目的地、秋葉原。

ヴァネッサはコスプレショップに興味を惹かれたらしく、
いろんな衣装を手にとっています。

女子高生、ナース、ミニスカポリス、メイド・・・

「かわいい! これ欲しいっ。」

本気で言ってるのでしょうか。

もしヴァネッサが着てくれるのなら、いくらでも私が買ってあげるのですが・・・



店内にはブルマやスクール水着なども置いてありました。

しかし、それがいったい何なのかヴァネッサには理解できない様子。

一応説明はしたのですが、彼女はきょとんとしています。

さすがにこれらを着てみたいとは言いませんでした。

残念。



今日はあまり時間がないので、次の目的地、メイドカフェへと向かいます。

ヴァネッサが行きたいと言い出したのですが、

内心 私は心配でした。


というのも、権利意識の高い欧米の女性から見たら、

このメイドカフェは気分を害するコンセプトなのでは?

と思っていたからです。



しかし杞憂でした。

ヴァネッサはメイドカフェでハイテンションになってました。

彼女に言わせると、メイドのコスチュームを着た女の子たちがとても可愛すぎるのだそうです。




メイドさんが私たちの前でミックスジュースを作ってくれるのですが、

彼女がシェーカーを振る時に、私たちも一緒に掛け声をかけなければなりません。


「フリフリ、シャカシャカ、ぴょんぴょん、にゃんにゃん、

 おいしくなーれ!」


恥ずかしい。

なんでこんなことを言わなければならないんだ。


でも、ヴァネッサはうれしそうです。

意味もわからずに一緒に騒いでいました。



メイドさんの羞恥プレイはまだまだ続きます。

チョコレートパフェに愛をこめてくれるのですが

もちろん私たちも一緒にやらねばなりません。


「萌え 萌え きゅーん!」


ええ、私も一緒に言いましたよ、大きな声で。

あまりの恥ずかしさに、汗が噴き出してきました。



ヴァネッサといえば、このセリフが大いに気にいったらしく、

メモ帳に記入していました。


そんな日本語 覚えなくてもよろしい。




私たちはメイドカフェ初心者ということもあって、

どんなメニューを選んだらよいのかわからなかったので、

セットコースを注文しました。



そのメニューの中には、メイドさんとのゲームや

一緒に記念撮影をすることも含まれています。



店内は撮影禁止なので、この写真だけが唯一の記録になります。


ヴァネッサはうさ耳をつけて写真を撮っていました。

彼女の場合、かわいい というよりも、エロいです。



メイドカフェと私

私も、恥ずかしげもなくメイドさんと一緒に写真を撮りました。

このお店のメイドさんたちは、みんなとてもかわいく、かなりハイレベルでした。



ミックスジュースのことを わざと間違えて

「みっくすじゅーちゅ

と言ったりするのですが、

彼女たちの受け答え自体はとてもしっかりとしています。



メイドさんは、私たちのことを

「ご主人様、お嬢様」

と呼んでくれます。


最初のうちは

「おおーっ!」

と思っていたのですが、

あまり何度もそう呼ばれると、

「なんだかなー」

という気になってきました。



このメイドカフェはかなりの人気店らしく、

店内は常に満席、店の外には長蛇の列ができています。

平日の昼間だというのに・・・

さすがは秋葉原。



客層もさまざまです。

もちろんオタク風の人もいましたが、

女の子どうしのグループや、普通の(?)男の子のグループもけっこういたりします。



とにかく密度の濃い体験で

一時間なんてあっという間に過ぎてしまいました。


萌えキャンディー

帰り際にはお土産までもらっちゃいました。

その名も「萌えキャンディ」。

どこまでも恥ずかしいです。


萌えキャンディーの中身

これがその「萌えキャンディー」だ!

食べても大丈夫なのかな。


ドンキホーテ

私たちが行ったメイドカフェは、ドンキホーテの中にあります。

同じ建物の中には、AKB劇場もあるとか。

こんな普通の場所に、あの 天下のAKB48がいるのかと思うと

少し不思議な気持ちになりました。



カウチサーフィン(オーストラリア、ヴァネッサ)、ガンダム

秋葉原の駅前でガンダム・カフェを発見。

もちろんヴァネッサはガンダムが何なのか全く知りません。

逆に、彼女がガンダムに詳しかったら怖いです。


カウチサーフィン(オーストラリア、ヴァネッサ)、秋葉原

秋葉原の駅前で記念撮影。

田舎者丸出しです。



もっと長く秋葉原にいたかったのですが、

ヴァネッサの飛行機の時間があります。


やむなく次の目的地、ジブリ美術館に向かうことにしました。


それにしても、ヴァネッサのコスプレ姿 見たかった・・・





テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

五山の送り火(大文字焼き)と嵐山・灯篭流し

カウチサーフィン(スペイン、マリアとソレ):8月16日(火)

カウチサーフィン(スペイン、マリアとソレ)、渡月橋

2週間ぶりにマリアとソレと再会しました。

彼女たちは再び京都に戻ってきたのです。

しかも東京から。

新幹線を使って!


もちろん、私に会うためではありません。

五山の送り火(大文字焼き)と嵐山の灯篭流しを見るためです。



彼女たちは私にとって特別な存在です。

もはや、ただのカウチサーファーではありません。

久しぶりにマリアとソレの元気そうな顔を見ることができて
ほんとにうれしかったです。



彼女たちもハグをして私を出迎えてくれました。

観光客でごった返す渡月橋で抱きしめあうのはかなりハズカシイです。

でも、もうそんなことはどうでもいいです。

とにかくうれしい!


嵐山・灯篭流し・その1

しかし、いつまでものんびりと再会を喜びあってるヒマはありません。

灯篭流しが始まるまでまだまだ時間があるというのに、
すでに会場周辺は大混雑です。

急いで場所を確保せねば。


しかし、川岸はすでに人で埋まっています。

灯篭流しをゆっくり見物できる場所はありそうにありません。



ところが、ここでもマリアの図々しさが威力を発揮しました。

「あっ!あそこが空いてるわっ!」



私の目には空きスペースなどあるようには見えませんでしたが、
なんとマリアは最前列に場所を確保してしまったのです。

「お前は大阪のオバちゃんか!」


マリアのあまりのたくましさに
またまた惚れなおしてしまいました。


嵐山・灯篭流し・その2

日も暮れて、いよいよ灯篭流しの始まりです。


嵐山・灯篭流し・その3

たくさんの灯篭が流れてきます。

この幻想的な雰囲気は、
とても写真では伝えきれません。


嵐山・灯篭流し・その4

マリアとソレも、
ため息をもらしながら眺めています。


「これはすごいわっ!

 ありがとう、マサト。私たちをここへ連れて来てくれて。」


よかった。喜んでもらえて。



嵐山・灯篭流し・その5

嵐山・灯篭流し・その6

しばらく灯篭流しの幽幻的な世界に耽っていたのですが、
急にあたりがざわめき始めました。

どうやら、大文字焼きが点火されたようです。

ここからは見えにくいので、私たちは別の場所へ移動することにしました。


五山の送り火(大文字焼き)

なんとか大文字焼きを見ることができました。

ここからだと少し遠いのですが、
灯篭流しも同時に見たかったので仕方がありません。


五山の送り火(大文字焼き)・鳥居形

鳥居形は比較的近くで見ることができます。

ここは穴場的スポットだと聞いていたのですが、
それでもかなり混雑していました。


カウチサーフィン(スペイン)、ソレと私と鳥居形

人が減ってきたので、鳥居形と一緒に記念撮影。

暗くて見えにくいですが、
写真に写っているのは私とソレです。


カウチサーフィン(スペイン)、マリアと私と鳥居形

マリアとも一緒に写真を撮りました。

相変わらず彼女の距離感は近いです。

肩が触れてもまったく気にしません。

耐えきれず、私の方から距離を置いてしまいました。

自分のチキンさが情けない。


さりげなく肩に手を回せるような男になりたいなあ。


カウチサーフィン(スペイン)、マリアとソレと鳥居形

マリアとソレと鳥居形と。


この写真を撮っている時に、フッと寂しくなりました。

彼女たちと一緒に五山の送り火を眺めるのは、
おそらくこれが最初で最後でしょう。

来年は、私は誰と大文字焼きを見ているのだろう?



マリアとソレって一体誰?
という人はこちらの記事をどうぞ。

マリアとソレ(プリクラ編)


マリアとソレ(浴衣で清水寺と伏見稲荷)


スペイン娘と浴衣と着物


上賀茂神社と巨神兵


You don't have a grandmother.


夏バテと舞妓はん


ALIEN IN KYOTO IMPERIAL PALACE


すっぽんと子宝安産




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アメリカーナ

カウチサーフィン(アメリカ、エリカとマット)

(アメリカ、エリカとマット)、カウチサーフィンのプロフィール写真より
(エリカとマット、カウチサーフィンのプロフィール写真より)

電話のベルで、眠りから目が覚めた。
だいたい誰からかは想像がつく。
案の定、アメリカ人カウチサーファー、マットとエリカだ。

「いつでもいいから、嵐山に着いたら電話して」

と言っておいたので、彼らはなんの躊躇もなく朝にやってきた。

だが、私は、彼らを迎え入れるための何の準備もしていない。
布団を敷きっぱなしのまま、とにかく顔だけ洗ってバス停へと向かう。

彼らは良くも悪くも典型的なアメリカ人。
自信満々で、遠慮というものがない。

「このロンリープラネット、見てもいい?」

と尋ねるエリカに、
「いいよ」と答えようとしたら、
もうすでに手にとって読んでいた。

ふと気付くと、
冷蔵庫の中に見知らぬ食べ物が入っていた。
別にいいけど、普通、「冷蔵庫使わせてもらうよ」と一言ことわるだろ。

ヨーロッパ人(特にフランス人)の中には、アメリカ人を毛嫌いする人も多い。
だが、私はこんなアメリカンが嫌いではない。

自信家で野心家で大胆。
私はおおいに彼らを見習うべきだ。

そして彼らの話す英語はとてもクール。
何を言っているのかよくわからないこともあるけれど、
彼らとたくさん会話して、多くの事を吸収しようと思う。


夜行バスで東京からやってきた彼らは、
私と話している間中、あくびを連発。
眠いのは理解できるが、せめて、あくびをかみ殺すジェスチャーくらいはしてほしかったな。

というわけで、昼過ぎまで彼らはお昼寝タイム。

目が覚めたら、熱心に二人で会議を繰り広げてました。
地図とガイドブックをにらみながら。

このぶんだと、私のガイドは必要ないらしい。
やはりアメリカ人は、独立心旺盛だな。

ひととおり計画が定まったら、
さっそく嵐山散策へと出かけて行きました。
なんとパワフルなカップルだ。







テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

そういうの苦手なんだよね

カウチサーフィンはときどきミーティングなるものを行う。
ミーティングといっても、ほとんどただの飲み会なのだが・・・。

24日からイギリス人のバーニーが我が家に泊まりにやって来る。
東京を出発して、鎌倉に寄ってから京都に来るそうだ。
ニュースによると、東京はかなり混乱しているようだから、
詳しくその様子を聞きたい。

しかもこのバーニー、すでに100カ国ほどを訪れているツワモノなのだ。
カウチサーフィンをやっている人の中には、ときどきこういう人もいる。

そのバーニーが、メールでこんな提案をしてきた。

「26日に伏見でカウチサーフィンのミーティングがあるから一緒に行こうぜ」

私の英語力はまだまだ発展途上だ。
カウチサーフィンのパーティーなんてとんでもない。
丁重にお断りした。

ところがバーニーは引き下がらない。

「日本人も大勢来るから大丈夫だよ。
 一緒にパーティー行こうぜ」

い・や・だ!

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ジャンル : 旅行

カウチサーフィン(CouchSurfing)とは?

CouchSurfingKyoto

Author:CouchSurfingKyoto
.カウチサーフィン(CouchSurfing)とは。

日本に観光に来た外国人の宿として無償で自宅を提供し、国際交流を深めるというカウチサーフィン。

また、自分が海外に旅行に行く時には、現地の一般家庭に泊めてもらい、その土地に住む人々の生の暮らしを体験することだってできてしまいます。

ここは、そんなカウチサーフィンの日常をありのままにつづったブログです。

「カウチサーフィンは危険じゃないの?」
そんな危惧も理解できます。
たしかに事件やトラブルも起こっています。

なにかと日本人にはなじみにくいカウチサーフィン。

・登録の仕方がわからない
・詳しい使い方を知りたい
・評判が気になる

そんな人は、ぜひこのブログをチェックしてみてください。
きっと役に立つと思います。

最後に。

「カウチサーフィンを利用すれば、ホテル代が浮く」

私はこの考え方を否定しているわけではありません。
私もそのつもりでカウチサーフィンを始めましたから。

しかし、カウチサーフィンは単なる無料のホテルではありません。
現在、約8割のメンバーはカウチの提供をしていません。サーフのみです。

だって、泊める側にはメリットなんてなさそうですものね。

「自分の部屋で他人と一緒に寝るなんて考えられない」
「お世話したりするのってめんどくさそう」

時々私はこんな質問を受けることがあります。

「なぜホストは見知らぬ人を家に招き入れるのか?」

それはね、もちろん楽しいからですよ。

自己紹介
プロフィール


こんにちは。
京都でカウチサーフィン(CouchSurfing)のホストをしている、マサトという者です。
ときどきふらりと旅にも出ます。
もちろん、カウチサーフィンで!


(海外)
2011年、ユーレイル・グローバルパスが利用可能なヨーロッパ22カ国を全て旅しました。
それに加えて、イギリスと台湾も訪問。
もちろん、これら24カ国全ての国でカウチサーフィン(CouchSurfing)を利用。

2012年、東南アジア8カ国とオーストラリアを周遊。
ミャンマーを除く、8カ国でカウチサーフィンを利用しました。

2013年、香港、中国、マカオをカウチサーフィンを利用して旅行。 風水や太極拳、カンフーを堪能してきました。

2014年、侍の衣装を着て東ヨーロッパ20か国を旅行してきました。


(日本国内)
これまでに京都で329人(53カ国)のカウチサーファーをホストしてきました(2013年6月25日現在)。

もちろん、これからもどんどんカウチサーフィンを通じていろいろな国の人と会うつもりです。



カウチサーファーとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、ルーマニア、スロヴェニア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、台湾

シンガポール、インドネシア、オーストラリア、マレーシア、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム

香港、中国、マカオ

スロヴァキア、ポーランド、リトアニア、ラトヴィア、エストニア、ベラルーシ、ウクライナ、モルドヴァ、沿ドニエストル共和国、ルーマニア、セルビア、マケドニア、アルバニア、コソヴォ、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、リヒテンシュタイン


ホストとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


アイルランド、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、イスラエル、イタリア、イラン、インド、インドネシア、ウクライナ、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、クロアチア、コロンビア、シンガポール、スイス、スウェーデン、スコットランド、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、チュニジア、チリ、デンマーク、ドイツ、トルコ、日本、ニューカレドニア、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、ブラジル、フランス、ベトナム、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マダガスカル、マレーシア、メキシコ、モルドバ、リトアニア、ルーマニア、ロシア



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