カウチサーフィン(CouchSurfing)と愉快な仲間たち

余は満足じゃ

ジョージ(ルーマニア)とカウチサーフィン(CouchSurfing)


昨日とはうってかわって、今日は快晴。
陽射しは強く、まるで夏のようだ。

もっとも、これがこの時期の本来あるべき姿。
本格的な梅雨に入る前に、初夏のさわやかな陽気を楽しんでおきたい。

それに今日はルーマニアからの大切なゲストをおもてなししなければならないのだ。
あいにくの雨にたたられた昨日の失点を取り戻して、京都を思う存分楽しんでもらわなければ。

接待二日目、開始。


本日のスタートは嵐山から。
明るい陽ざしのもと、新緑がまぶしく映える。

「うおぅっ!」

ジョージが感嘆の声をあげる。
それはそうだろう。
今日の嵐山の眺めはいつもにもまして素晴らしい。
毎日この景色を見ている私ですらため息がでるほどだ。

「嵐山ってなにもないのね。山と川だけじゃない。なにがおもしろいの」

こんなふうに言うカウチサーファーだって少数ながら存在した。
だが、ジョージはちがうようだ。
彼ならきっと、竹林も気に入ってくれるにちがいない。


たしかにジョージは嵐山の竹林を大いに気に入ってくれた。

「話には聞いていたが、これほどまでとは・・・」

あれほど饒舌だった男が、今は言葉を失っている。
そこまで感激してもらえると、嵐山に住む者としてやはりうれしい。



だが、ジョージを喜ばせたのは竹林だけではなかった。






着物姿の女の子を見つけたジョージは、すかさず私にカメラを手渡す。

「マサト、頼むっ!」

と言い残して女の子の方へと駆け寄る。
ちゃっかりと二人の肩を抱いている。

がっしりと!

昨日の女の子たちは台湾人だったが、今ここにいる子は二人とも日本人。
いきなり体を触られて彼女たちが怒るんじゃないかと心配だったが、
ジョージがヨーロッパ人だったから大目に見てもらえたのだろう。

もしも私が同じことをしたら、ぜったいに通報されてるよな。
なんだか不公平だ。




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(ジョージと私。金閣寺にて)

嵐山からは本日の目玉、金閣寺へと向かう。
昨日は一日中歩きっぱなしだったが、今日はバスを目いっぱい使う。

「よかった。今日はそんなに歩かなくてもいいんだな。」

ジョージはほっとしている。
昨日はかなり疲れさせてしまったらしい。

しまった。
彼は大事なゲストなのだから、もっと丁重に扱うべきだった。


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嵐山の竹林は比較的すいていたのだが、さすがにここ金閣寺は大勢の観光客であふれかえっている。
そのうちの大部分を修学旅行生が占める。
ぎゃあぎゃあとはしゃいで、うるさいことこのうえない。
こいつらさえいなければ、もっと落ち着いて観光できるのに。

だが、ジョージはそういうふうには思っていないようだ。
女子高生の集団と一緒になってはしゃいでいる。

「マサト、頼む」

はいはい、わかってますよ。
ジョージからカメラを受け取り、ファインダーをのぞくと、
そこには満面の笑みを浮かべた一人の男がいた。

なんてうれしそうな顔をしているんだ。
もともと彼は陽気な男だが、それでも、こんなに楽しそうなジョージを見るのはこれが初めてだ。


接待、成功。
と言えるのかな。うん。



この後は北野天満宮と銀閣寺をまわり、本日の観光は終了。

「ありがとう、マサト。 お前は本当にいい奴だ。」
ジョージに求められて、がっしりと握手を交わす。

スチャバで会おう!


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テーマ : 京都旅行
ジャンル : 旅行

熱帯マラソン

ずいぶん長いことカウチサーフィンをやってきたが、カンボジアからのゲストはこれが初めてだな。


今回のお客様はイリーナ。

カウチサーフィンのプロフィールではいちおう国籍はフィンランドとなっていたが、

話を聞くとなかなか入り組んだ事情がある。


まず、彼女はハーフだ。

父親はバングラデシュ出身のベンガル人。

母親はフィンランド人。

両親は二人ともロシアに留学していた経験があり、そこで出会い、結婚した。

そういういきさつがあったから、家庭内での公用語はロシア語だ。

そのためもちろんイリーナ自身もロシア語のネイティブ。



ここでふと、日頃から感じていることを彼女にぶつけてみた。

「欧米人男性とアジア女性のカップルは掃いて捨てるほどいるけど、

 その逆はほとんど見たことがない。

 そのことをふまえると、君の両親は特異な存在だね」


「そんなことないわよ。ここだけの話、インド系の男性はロシアではモテモテなのよ」


にわかには信じがたい話だ。

だが、もしそれが本当だとしたら、この地球のどこかには日本人男性が白人女性にモテる国があってもおかしくない。

生きる希望がわいてきた。



イリーナ自身はアメリカの大学を出ているため、英語はネイティブレベル。

そして今はカンボジアで働いている。


彼女がカンボジアで暮らすようになってからまだ数年ほどしか経っていないが、

すっかり現地人と同化している。

彼女の顔立ちはどこから見てもカンボジア人のそれだ。






「カンボジアに住んでると聞いてたから、てっきり君はカンボジア人だと思っていたよ」

私がそう言うと、彼女はちょっと不服そうな顔をした。


「私の仕事はエンジニアなの。

 といっても、研究室の中に閉じこもっているわけではなくて、

 カンボジアのギラギラと照りつける太陽の下で一日中働いているのよ。

 だからこんなに日焼けしてこんな顔になっちゃってるけど、

 本当はもっと白いのよ。

 だって母親はフィンランド人なんですもの。」



イリーナの白い顔とやらを想像してみた。

だが、どうもうまくいかない。


彼女の顔つきはどこから見ても東南アジアのそれだ。

3か月以上東南アジアを放浪していた私が言うのだから間違いない。


それに、彼女の色が黒いのは顔だけではない。

腕だって東南アジア人特有の浅黒い色をしている。

白い肌の白人がいくら日焼けしたからといって、こんなふうになるものだろうか。


ちらっと彼女の胸元にも目をやった。

どこまでも浅黒い色が続いている。

このシャツの下には白い肌が隠れているなんてとても信じられない。





「私、空手の黒帯を持ってるのよ」


な、なにを突然言い出すんだ、この子は。

やはり女は鋭い生き物だ。

こちらがヘンな想像をしていると、すぐに見透かされてしまうものらしい。



お好み焼き屋でビールを飲んだ後、嵐山の鵜飼を見に行った。

だが、イリーナはあまり関心はなかったようだ。

水面に映る幻想的な炎などそっちのけで、ずーっとしゃべっていた。


彼女の話を聞いていると、どうしても東南アジアを旅行した時のことを思い出してしまう。

東南アジアというのは不思議な地域だ。

人の心を惹きつけるなにかがある。


また行かねば。


「マサト、あなたマラソンやるんでしょ。

 いい話があるわよ。

 毎年アンコールワットでマラソン大会が開催されるの。

 ぜひ参加しなさいよ。

 私もマラソンやるから、一緒に走りましょ。

 壮大な遺跡の中を走るのって気持ちいいわよ」



私にとってカンボジアでの記憶といえば、灼熱の太陽しかない。

思いバックパックを背負って毎日歩きまわったから、体重が激減した。

3ヶ月間朝も夜も、汗の乾く暇もなかった。


あの広大な遺跡群を屋根の付いたトゥクトゥクでまわってもフラフラになったのだ。


マラソン?

ちょっと考えさせてくれ。



テーマ : 今日の出来事
ジャンル : 日記

戦車をぶっ飛ばせ!

今回のカウチサーフィンはイタリア人のカップル。

サーフした回数よりもホストした回数の方が多いという、どちらかといえば少数派の人たちだ。

もちろん私はそういう人の方を好んでホストしたい。



男性の方の名はクラウディオという。

いかにもイタリア人らしい名前だ。


そして性格もイタリア人らしく、常にほほ笑みをたやさない。


だがかなり小柄で、どこか押しの弱そうなところがある。

私と気が合いそうだ。



ところが彼はその外見とはうらはらに、格闘技が大好きなんだとか。

空手やカンフーをかなり練習したそうで、実はかなりの猛者なのかもしれない。


そんなクラウディオの本職はミュージシャン。

それもかなり激しい音楽をやるらしい。


彼のバンドはフェイスブックにページを作っていて、私も無理やり友達にさせられた。

「マサト、ここを押せ、押せ」

とクラウディオに言われ、なかば強制的に「いいね!」を押さなければならないはめになってしまった。


そのバンドの名前はイタリア語で

「戦車をぶっとばせ!」

なかなか過激なネーミングだ。


フェイスブックのプロフィール写真ではたしかに戦車がひっくり返っていた。

彼のコンサートに行く時には、耳栓が必要かもしれない。




女性の方の名前はサラという。

「いかにもイタリア人」といった感じの、なかなか美人なお姉さんだ。


性格の方もよさそうで、美人にありがちなお高くとまったところがない。

彼女もクラウディオと同じく、どこかおどおどしたところがある。


「人見知りをするイタリア人」というところが気に入った。

このカップルとはうまくやっていけそうだ。


サラの職業はダンサー。

ひととおりなんでも踊るが、専門はフラメンコ。


フラメンコ? イタリア人なのに?

と私が不思議そうな顔をしていたら、

「スペイン人の血もまじってるのよ」

と彼女が説明してくれた。


さらに彼女はコンタクト・ジャグリングのパフォーマーでもある。

普通のジャグリングは数個のボールを同時に空中に放り投げるものなのだが、

コンタクト・ジャグリングはそれとは少し違う。


首から肩、腕にかけてボールを転がしたり、

まるで手のひらや甲にボールが吸いついたかのような不思議な動きを披露したりする。


「マサト、あなたジャグリングをやるの?!」

私の部屋にあったジャグリング・ボールを見つけた彼女は目を輝かせて言った。


ボールをいくつか手に取り、さっそくコンタクト・ジャグリングを実演してくれた。

まるでマジックを見ているような、幻想的な気分になった。


カウチサーフィンをしていると、普段は出会えないような種類の人たちと出会うことができる。

いつの日か、クラウディオの演奏するギターにあわせてフラメンコを踊るサラの姿を見る時が来るのだろうか。



夜は3人で嵐山の鵜飼を見に行った。

彼らは鵜飼いのことがとても気に入ったようで、おおはしゃぎしながら写真を何枚も撮っていた。

人によってはつまらなさそうにする鵜飼いだが、楽しんでもらえたようでほっとする。



その日の夕食は私の家で食べた。

ビールを飲みながら、そうめんをすする。


少しは日本の夏を味わっていただけただろうか。






私より背の低いクラウディオと、私より背の高いサラ。

見た目はなんともアンバランスなカップルだが、

二人ともおっとりとしていて、妙にしっくりとしていた。


今度イタリアを訪れる時には、ぜひ彼らの家に寄ろうと思う。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

ラテン女の口説き方

私の場合、ほとんどのカウチリクエストはヨーロッパやアジア諸国からのものに偏っている。

アフリカや中東からのものはほとんどない。

南アメリカからはごくわずか。


近い将来、南米諸国にはぜひ行ってみたいと思っているので、これらの国々からのカウチサーファーは大歓迎なのだが、なかなかそのチャンスがない。

そんなところへセバスチャンからメールが届いた。

カウチリクエストの文面には私の名前は書いていないし、プロフィールも読んでなさそうっぽい、典型的なコピペ・リクエストだが、この際大目に見るとするか。



(左:アレックス(ギリシャ)、右:セバスチャン(コロンビア))

前回に引き続き、今回も男性二人組。

この間の大男二人には、その体格の大きさで圧倒されてしまったが、今回の二人は標準サイズ。

とはいえ、アレックスは私より背が高いのだが、この前の筋肉ムキムキ男に比べれば、その存在感はかなり希薄。

なんだか少しホッとした。


彼らは現在、中国に留学中。

寮のルームメイトらしい。


普段、漢字に囲まれて暮らしているだけあって、日本での旅行にもそれほど不自由は感じないそうだ。





中国から来た彼らには物足りないかもしれないが、せっかく嵐山にいるのだから、ということで、竹林を案内した。

彼らはまだ中国では竹林を見ていなかったらしく、えらく感動していた。

とくにセバスチャンは感情をストレートに表現する。

「マサト、こいつはすげえぜ!」

頭を大きく振りながら、何度もそう言った。


それに比べてアレックスはというと、なんだか控え目。

ギリシャ人というのはもっと情熱的でおしゃべりだと思っていたのだが、彼の口数は少ない。

微笑を浮かべて友好的な空気を醸し出してはいるのだが、自分自身の意見を積極的に述べようという意思は感じられない。

表には出さないだけで、きっと彼の頭の中には哲学的表現がびっしりと詰まっているのだろう。





セバスチャンのくれたおみやげはチョコレート。

おおっ!

コロンビア産のチョコレートなるものを食べるのはこれが初めてだ。

さぞかし「熱い」味がするのだろうと期待して食べてみたのだが、

日本のチョコレートと違いはなかった。

まあ、チョコレートなんてどこのも同じか。





私が南米を旅行する際には、コロンビアは必ず訪れることになる。

中米・パナマからの玄関口となるからだ。

できるだけ空路は使わず、陸路で南米入りしたいと思っていたのだが、地図を見る限り道路が途中で消えている。

どういうことだ?


「悪いことは言わん、マサト。素直に飛行機を使え。」

セバスチャンは例によって大げさな身振りで私の計画に反対した。

「道はないことはないが、ジャングルを通ることになる。陸路国境が外国人に開かれているかどうかもわからん。

それになにより、時間がかかる。ツーリスト・バスはおろか、地元民用の定期バスだってないから、自分で車を捕まえなきゃならん。

いったい何日かかるかわからんぞ。

どうして飛行機じゃだめなんだ? 空だとあっという間だぞ。」



やはり陸路でのコロンビア入りは難しいのだろうか。

ジャングルの中には麻薬シンジケートの兵隊がいそうでちょっとこわい気もする。



ずいぶん前の話だが、ニュースでコロンビアのことをやっていた。

麻薬組織が警察署を襲い、包囲していた。

多大の損害をだした警察側はついに犯罪者集団に降伏してしまった。

なんと、警察官が白旗をあげてギャングに投降していたのだ。


その映像を見た私の脳裏には、今でもそのイメージがつきまとっている。

「恐ろしい国、コロンビア」



その話をセバスチャンにすると、彼は口をとがらせて抗議した。

「いったい何年前の話をしているんだ、マサト。

 俺たちの国ほど平和で美しいところはないんだぜ。

 だが、ベネズエラだけは気をつけな。

 あそこはほんとにヤバい。

 どうしても行きたいっていうんなら、たっぷりと保険をかけてからにするんだな」


いや、ベネズエラにももちろん行くんですけど・・・



セバスチャンに「地球の歩き方」を見せながら、コロンビアについていろいろと教えてもらったのだが、

この本に載っている情報は驚くほど少ない。


「たったこれだけ?

 こんなんじゃあコロンビアを見たことにはならないぜ。」


セバスチャンは自分の国は安全だというが、地球の歩き方はそうは書いていない。

日本人観光客にはまだまだ敷居の高い国なのだろう。



だが、ガイドブックには、

「コロンビア女性は世界一美しいといわれている」

とも書いてある。


そのことをセバスチャンに告げると、彼はニヤリと笑いながらこう言った。

「たしかにその通りだ、マサト。

 だがな、生半可な気持ちでいたら大けがするぜ。

 コロンビア女を口説くには命懸けだ。

 ラテン女をものにするには相当なエネルギーが必要なんだぜ」



セバスチャンには国もとに彼女がいる。

彼はその彼女としょっちゅう電話をしている。

食事中はもちろん、道を歩いている時や歯を磨いている時、片時も携帯電話を離さない。

大きな声のスペイン語でまくしたてている。

よくもまあ話すことが尽きないもんだと感心してしまうくらいに話し続けている。


シャワーを浴びながらも彼女と会話しているのを見た時にはさすがにあきれた。

お互い地球の裏側にいる時ですらこんなに騒々しいのだ。

実際に会って会話している時の彼らはきっとすさまじいくらいに怒鳴り合っていることだろう。


口下手な私には、コロンビア女性と付き合うのは無理なようだ。

テーマ : 恋愛
ジャンル : 恋愛

嵐山の思い出



私の部屋の壁には、たくさんの絵葉書が貼り付けてある。

自分が旅行した時に、自分宛てに送った物や、友人からもらったものだ。

私の家に泊まっていったカウチサーファーが帰国後、送ってくれたものもある。

外国から絵はがきが届く。

これもカウチサーフィンの楽しみの一つだ。


それを見たイーシャンが、

「私も台湾に帰ったらマサトに絵はがきを書くわ!」と言った。


あまり期待していなかったのだが、数日後、本当に彼女から絵葉書が届いた。

「期待していなかった」というのは、彼女がいい加減な人間だという意味ではない。

イーシャンはとても活発な女の子で、何にでも興味津々なのだが、どうも私に対してはあまり関心がない、という印象がずっとあったのだ。

だから、「絵葉書を書く」という約束も、台湾に帰ったらすぐに忘れてしまうだろうと思っていた。


そんな事情だったから、彼女からの絵はがきが届いた時には、うれしいというより、むしろ驚いた。

彼女がネパールを旅行した時に撮った写真をハガキにしたもののようで、裏面にはびっしりと文字が書かれている。

あまりにたくさんの文章を詰め込んだため、私の住所を書くためのスペースがなくなってしまったらしい。

大きめの付箋が貼り付けてある。

なるほど、こんなやり方もあるのか。



絵はがきをもらうというのは、やはりうれしかったので、彼女宛てに私からも絵はがきを書いた。

日本と台湾は近い。

数日もあれば到着するはずだ。

イーシャンからの

「絵はがき着いたよ!」

の連絡を期待して待っていたのだが、1週間が過ぎ、2週間が経過してもなんの音沙汰もない。

もしかして、住所を間違えたのかな?


イーシャンとは Facebook でもつながっているので、連絡をとるのは容易だ。

私からの絵はがきが到着したか聞いてみようと思っていたら、彼女が Facebook に京都で撮った写真をアップしていた。

タイトルは、「嵐山の思い出」

「俺の写真もあるかな?」

と期待して見てみたのだが、予想していたのとはまったく違った内容だった。


そこに写っているのはただひたすら、人力車をひいているお兄さんたち。

渡月橋や竹林は、お兄さんたちの後ろに申し訳程度に小さく写っているのみ。

もちろん私の写真はどこにもない。



「京都の嵐山には、こんなにたくさんのイケメンがうじゃうじゃいるのよ!

見て見て、このさわやかな笑顔!

引き締まったお尻!

真っ黒に日焼けした筋肉質の脚!

人力車に乗ってるお客さんのほとんどは女性なんだけど、

彼女たちがほんとに嵐山の景色を見ているのかどうかは疑わしいわね。

でもまあ、こんなにかっこいいお兄さんの後ろ姿を眺めることができるのなら、

高いお金を払って人力車に乗る価値もあるってものね」

というのが、イーシャンの書いたコメントだ。



イーシャン、君の言う「嵐山の思い出」って、人力車のイケメンのことだったのか・・・


テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

アメリと貞子



今回のカウチサーフィンはショッキングな画像からスタートです。

フランスからやって来たシェヘラザードとそのお友達。




彼女たちがくれた「おみやげ」。

私が「ありがとう」と言う間もなく、彼女たちが包みを開けてしまいました。


あれよあれよという間に封は破られ、むしゃむしゃと食べられてしまいます。

それは俺にくれたんじゃなかったのかよ・・・




まず最初に向かった先は祇園。

舞妓さんもいて(たぶんニセモノ)、なかなか京都らしくていいですね。




安井金毘羅宮には長蛇の列ができていました。

この人たちは何を並んでいるのかというと・・・




もちろん「縁切り縁結びの碑」。


しかし、彼女たちはこれがなんのために存在するのか知っているのでしょうか。

それとも、世の中には、縁を切りたいと思っている人がこんなにも大勢いるということなのかな。





おそらく、八坂の塔にもっとも似合わない髪型。




本日のメインイベント、舞妓変身。

シェヘラザードは気合いが入ってます。




せっかくだからというので、オプション料金を払ってアルバムを作成することにしました。





シェヘラザードはさらに追加料金を払って、スタジオ撮影のほかに、和室での撮影にも挑戦します。




鬼気迫るシェヘラザード。

なんだか「リング」の貞子を思い出してしまいました。






シェヘラザードの友達が髪につけているのは「つつじ」の花びら。

この娘、とてもノリがいいから好きです。




いつもなら、フランス人のファッションセンスの良さには感心させられっぱなしなのですが、

今回はちょっと様子が違います。

なんだかとても違和感が・・・




フランス人って、芸者に対してこんなイメージを持ってるんですかね?




そして問題の冒頭の写真。

冗談にしても、ちょっとやりすぎだろ。




この後は清水寺へ。




フランス人に限らず、ヨーロッパ人の中には少し気取った人がいたりするのですが、この二人は違います。

めちゃめちゃ愉快な人たちでした。

こういう人と巡り合えると、「カウチサーフィンやっててよかったな」と心底思えます。


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シェヘラザードに対する第一印象は、正直言ってあまりよくありませんでした。

メールの文面はどこか投げやりでがさつ。

電話で話した感じもちょっとつっけんどん。


それに、かなり厚かましい。


通常、カウチサーファーには嵐山まで自力で来てもらうのですが、

シェヘラザードは当然のようにこんな要求をしてきました。


「私たち、京都に来るのは初めてなの。

 どうやって嵐山まで行ったらいいかわからないから、京都駅まで迎えに来て!」




また、私の部屋に入るなり、

「あら、オレンジ! 1個ちょうだい」


そんな彼女たちの図々しさに、最初、私は戦々恐々としていました。

「こんな調子じゃあ、骨の髄までしゃぶられてしまう・・・」



舞妓体験では、あらかじめ予約しておいたのにもかかわらず、

お店に着いてから急きょプランを変更。

そのため、支店から本店へと移動しなければなりませんでした。



また、舞妓変身のスタジオでカメラマンに撮ってもらった写真が気に入らなかったようで、

グダグダとクレームをつける始末。


「あごのところにあるシワ、なんとかならないかしら。

 この写真、なんか気に入らないのよね」


もちろん、間に立って通訳するのは私の役目なので、

冷や汗をかきっぱなしです。



こんなふうに、彼女たちには苦労させられましたが、どこか憎めないところがあります。

シェヘラザードを見てると、映画の「アメリ」を思い出してしまいました。


彼女がオドレイ・トトゥに似ているというわけではないのですが、

どこか通じるところがあるのです。

「キモかわいい」とでもいうのでしょうか。



それに、シェヘラザードはなんだか私の祖母にも似ています。

いや、彼女が老けているという意味ではないですよ。


真剣な顔して、ブツブツとぼやく様子が、なんともいえずかわいらしいのです。



一緒に何日間か過ごしているうちに、すっかり彼女たちのファンになってしまいました。

なんだか、カウチサーフィンを始めた最初の頃の、あの新鮮な気持ちがよみがえってきたような気がします。


考え方や文化の違いがあって、ちょっとぎくしゃくすることもあるけれど、

だからこそ楽しい。



シェヘラザードたちはある意味、もっとも理想的なゲストだったのかもしれません。

本当に楽しい時を過ごすことができました。


今度は彼女たちのホームグラウンド、パリで会うことになるのだろうか。

こわいような、楽しみなような・・・





テーマ : 京都
ジャンル : 旅行

銭湯の女神

ヴィヴィアン(中国)とCouchSurfing



(渡月橋を背景に)

今回のカウチサーフィンのゲストは中国の北京から。

ヴィヴィアンは北京大学卒の才媛で、現在はアメリカ系企業に勤めています。


北京大学って日本でいえば東大にあたるんじゃなかったっけ?

しかしヴィヴィアンの性格はおっとりとしていて、とてもエリートには見えません。

ただ、外資系企業で働いているというだけあって、彼女の英語はネイティブなみです。



ピークは過ぎたとはいえ、まだまだ桜は楽しめます。

天気も快晴。

そしてなにより、とびきりの美少女と歩く嵐山!


今日も楽しい一日になりそうだ。




ワンちゃんたちも京都の桜を満喫しているようです。




嵐山名物「ゆば」を使ったソフトクリーム。

ヴィヴィアンが私の分も買ってくれました。

ふたりでソフトクリームをなめながら向かった先は、天龍寺!




天龍寺の周辺には、小さなお寺がいくつか点在しているのですが、

ほとんどの観光客は、天龍寺へと一直線に向かいます。

こんなマイナーなお寺には目もくれません。




そのため誰もいないお寺は、私たちふたりだけの貸し切り状態。

なんだか、こっそりデートしてるみたいで、ドキドキするねえ。





遅咲きの桜が咲き誇っております。




現在、天龍寺は改修工事中なのですが、庭園だけでもひと目見ようと観光客が押し寄せてきます。

日本人だけでなく、台湾や中国からのツアー客もなだれこんできて、それはもう大騒ぎでした。


あまりの人混みに、写真を撮るのも一苦労。

私の前でカメラを構えていた男性がいたのですが、

なんと、一人の女性がそのカメラを「ぐいっ」と手で押しのけて通っていきました。


ヴィヴィアンが申し訳なさそうに謝ります。

「ごめんなさいね。同じ中国人として恥ずかしいわ」


その時たまたま中国人の観光客のグループがいたので、その乱暴な女性は中国人だとばかり思っていました。

しかしすぐその後で、くだんの女性は日本人だということが判明。

穴があったら入りたい。




ヴィヴィアンは天龍寺がいたく気に入ったもよう。

カメラを持って走り回っています。


そんな彼女をながめていると、なんだかじんわりとあたたかくなってきました。





カメラを向けると、にっこりと笑ってポーズをとってくれるヴィヴィアン。

こういう人と一緒にいると、何をしても楽しいもんです。




天龍寺の庭園は広く、桜以外にもいろんな花を楽しむことができます。




曹源池の対岸。

この後は竹林を抜けて、嵯峨野めぐりです。




奥の方に見えているのは、落柿舎。




「紅葉の馬場」で有名な二尊院。




足を伸ばして、ついに化野までやってきてしまいました。

このエリアは、外国人には不評なことが多いので、普段はあまり来ません。

「見る人を選ぶ」コースなのです。


ヴィヴィアンはといえば、もちろん大満足。

「あ・ら・し・やま、あらしやま~」

と勝手に歌を作って歌っています。



太陽が山の陰に入ってしまい、急速に暗くなってきました。

あれほどたくさんいた観光客たちも、潮が引くようにいなくなってます。

まだまだ嵐山を堪能したそうなヴィヴィアンですが、さすがに今日はたくさん歩いたので、ここらで休憩にすることにしました。




ヴィヴィアンは一冊の本と一緒に旅をしています。

タイトルは、「門外漢的 京都」。


もともとは台湾で出版されたものらしいのですが、翻訳されて、中国版もあります。

ヴィヴィアンが持っているのは、もちろん中国語版




この本が推奨するコーヒーショップを探してウロウロ。

丸太町通りはもう何百回も通ってますが、コーヒー豆になんか興味のない私は、こんな所にお店があることすら知りませんでした。




このお店は外国人観光客向けではないので、英語のメニューなんて置いてありません。

コーヒーの銘柄なんてまったく知らない私に翻訳しろなんて無理な話です。


でも、よくよく話を聞いてみると、ヴィヴィアンだってコーヒーのことなんてなんにも知らないらしい。

ただ本に載ってたから来てみただけなのだと。


結局ふたりとも、「当店のスペシャル・ブレンド」とかいうコーヒーを注文しました。



コーヒーができあがるまでの間、ヴィヴィアンは大きなカメラを片手に、お店の中をウロウロ。

なんの変哲もないコーヒーショップの写真を撮りまくっている彼女のことを、

他の客は奇異な目で見ています。



「みなさーん、彼女は日本人じゃないんですよーっ!

 中国から来た観光客なんですぅー!」

とふれてまわりたかったです。





お腹がすいてきたので、今度は食事のできるお店に移動です。

もちろん、彼女の本が推奨するお店。


あ、この店は知ってる!

嵐山を紹介する雑誌によく載ってる場所だ。


この店の前を何百回も通ったことあるけど、実際に中に入るのは初めてです。

カウチサーフィンのおかげで、また経験値が上がったぞ。





このお店は、もともとは銭湯だったのを、おしゃれなカフェに改装したものです。

彼女の後ろにたくさんのシャワーがあるのが見えるでしょうか。




あちこちに、その昔、銭湯だったころのおもかげが残っています。

これは水風呂の跡か?




体重計まである!

しかし、ヴィヴィアンはけっして上に乗ろうとはしませんでした。




例によって、店内の写真を撮りまくるヴィヴィアン。


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カウチサーファーと仲良くなれたかどうかのバロメーターの一つに、写真があると思います。

本当に親しくなったら、お互いに写真を撮るのが自然な流れですよね。


悲しいことに、何日も泊っていっても、私の写真なんか1枚も撮らなかった人だってたくさんいました。


その点、ヴィヴィアンは違います。

私の写真をバシャバシャ撮ってくれます。


「マサトー、ちょっとここに立ってー」

と要所要所で必ず私の写真を撮るのです。

もちろん、悪い気はしません。

彼女の思い出の一部になれるのだとしたら、こんな光栄なことはありません。



さらにうれしいことに、彼女は私のことをなにかとほめてくれます。

「まさと、足ながーい!」

「スタイルいいー。モデルさんみたーい」


たぶん目の錯覚だと思うぞ、ヴィヴィアン。

俺の体型のことは、自分が一番良く知ってるから。



そしてあろうことか、

「まさとってハンサムねー」

とまで言い出す始末。



これまでの長い人生において、女の子に「ハンサム」と言われたことなんて一度もありません。

いったい俺のまわりで今、なにが起こってるんだ?!


彼女の目はゆがんでいるのだろうか。

それとも、もしも本当に彼女の目には俺がハンサムに見えてるのだとしたら、

それは少なからず彼女が俺に好意を抱いている、ということになるんじゃないだろうか。



いやいや、あまり深く考え過ぎるな。

単なるリップ・サービスに決まってるじゃないか。


落ち着け、落ち着け、落ち着け・・・







もっとヴィヴィアンに近づいて写真を撮りたかったけれど、

ふたりの間にあるシャワーヘッドが邪魔をします。


あせることはないさ。

彼女は今夜も俺の家に泊るんだ。

時間ならたっぷりある。




食事を終えて、お店の外に出る頃には、あたりはすっかり暗くなっていました。

今夜は長い夜になりそうだ。

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テーマ : 京都旅行
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ルタとルタ(リトアニア)

ルタとルタ(リトアニア)とCouchSurfing(カウチサーフィン)


(嵐山の河川敷で花見)


今回のゲストはルタとルタ。

二人とも同じ名前です。ややこしい。


彼女たちはリトアニアからやってきました。

リトアニア人のカウチサーファーをホストするのは、今回が初めてです。

また一つ新しい国をリストに追加できたぞ。



しかし、リトアニアという国にはあまりなじみがないので、

ついついエストニアと混同してしまい、ルタたちを憤慨させてしまいました。

それも、何度も・・・



相手の国のことをよく調べておく。

カウチサーフィンの基本中のきほんができていませんでした。



二人とも現在はリトアニアを出て、それぞれシンガポールとポーランドで暮らしています。

名だたる外資系企業でバリバリ働く彼女たちは、正真正銘のキャリア・ウーマン。

どこにもスキがありません。

欧米人の女性には、こういうタイプが多いですよね。



ネイティブなみの英語でガンガンまくしたててくる、その迫力に気圧され、たじたじになってしまいました。


といっても、けっしてガツガツしているわけではなく、とても親しみやすい雰囲気があります。

そこらあたりが日本のエリートとは違うところです。





彼女たちは昼間の京都観光で疲れているはずなのに、夜には花見に誘ってくれました。

近所の嵐山公園はちょうど桜が見ごろ。

他にもたくさんの団体が花見をしています。



ルタたちはコンビニでビールとおつまみを買ってきてくれていました。

少し夜風が冷たかったけど、彼女たちと談笑しながら飲んでいると、

なんだかじんわりと暖かくなってくるような気がします。



翌日も居酒屋に誘われたのですが、あいにくの豪雨だったため断念しました。

私がルタたちに紹介した居酒屋には英語のメニューは置いていなかったのですが、

それでも楽しんできたようです。





ルタのくれたおみやげ、シンガポールのマーライオン!

ふと、メイサンのことを思い出してしまいました。

テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

おばんざい(嵐山)



今日は嵐山にある「おばんざい」のお店にやってきました。

時間も中途半端だし、天気も悪かったので、遠出する気にはなれなかったのです。


この「ぎゃあてい」というお店は雑誌にもよくとりあげられ、いつ見ても行列ができていたのですが、

さすがに雨の降る日はすいていました。





お店はバイキング形式になっており、この食器に自分で好きなように盛り付けていきます。




ちょっと品数が少ないかな?という気もしますが、次々と新しいメニューがやってくるので、

見た目よりも豪華です。




定番メニューから、おやっ?と思うような珍しいものまでそろっており、けっこう楽しませてくれます。




伏見行きが流れてしまい、ぐずっていたキティですが、このお店は気に入った様子。

笑顔が戻ってきました。

とりあえずはひと安心。






おいしそうな食材に囲まれて、ゴキゲンなキティ。




デザートも充実しています。




私のお気に入りは、この「大皿プリン」。

ホイップ・クリームつきです。

何度もおかわりしてしまいました。






店内の様子。

さすがに3時ころになると、他の客は誰もいません。




値段はちょっと高めかな?とも思いましたが、これでキティの機嫌がなおるのなら安いものです。




小雨がパラついていたため、キティも梅の花も寒そう。




夕食はキティ特製のスープ。

なんだかくすりのような味がしました。



長かったキティとのカウチサーフィンも、今日でひとまず終了です。

彼女は次の目的地、台湾へと旅立って行きました。

次はいつ、どこで会えるんだろうね。

香港行きのLCCも就航したようだし、今度は香港かな。



テーマ : 日々のつれづれ
ジャンル : 日記

十三まいり



京都・嵐山にある法輪寺に行ってきました。

いつもは誰もいないこのお寺が、なぜか今日はにぎやかです。


着物を着た子供たちとその親御さんたち。

七五三か?

それにしては年齢が高めだな。








どうやらこの法輪寺は「十三まいり」という行事で有名なようです。

十三まいりというのは、子どもたちが大人の仲間入りをする年齢になると、「どうか賢くなれますように」と虚空蔵菩薩にお祈りをするしきたりなのだとか。


じつはあの空海も、この十三まいりによって飛躍的に記憶力がアップしたらしい。

ということは、東大生もみんなここにお参りにやってきたのだろうか。



十三参りか。

嵐山に住んで数年になりますが、そんな行事があるなんて知りませんでした。

カウチサーフィンはためになるなあ。



ちなみに、この十三まいりの帰り道、渡月橋を通ることになるのですが、橋を渡り終えるまではけっして振り向いてはいけないそうです。

もし途中で振り向いてしまうと、せっかく授かった知恵が全部失われてしまうのだとか。


だから、もし、嵐山の渡月橋を歩いている、着物を着た13歳くらいの子供たちを見かけたら、

ぜひ後ろから声をかけてやってください。




法輪寺は梅もきれいですよ。

小さなお寺ですが、見晴らし台からは嵐山の町を一望することもでき、私は好きです。






川沿いの道を散歩。

このあたりはあまり観光客が来ないので、のんびりできます。




隠れ家的な温泉旅館。


結婚して、子供が大きくなって独立したら、夫婦でゆっくり泊ってみたいな。








おなかがすいたので、嵐山でつまみ食い。

おや?

今日は結局、嵐山から一歩も外へ出ませんでしたね。


せっかく京都に来たというのに、それでいいのか、キティ?





テーマ : 京都
ジャンル : 旅行

カウチサーフィン(CouchSurfing)とは?

CouchSurfingKyoto

Author:CouchSurfingKyoto
.カウチサーフィン(CouchSurfing)とは。

日本に観光に来た外国人の宿として無償で自宅を提供し、国際交流を深めるというカウチサーフィン。

また、自分が海外に旅行に行く時には、現地の一般家庭に泊めてもらい、その土地に住む人々の生の暮らしを体験することだってできてしまいます。

ここは、そんなカウチサーフィンの日常をありのままにつづったブログです。

「カウチサーフィンは危険じゃないの?」
そんな危惧も理解できます。
たしかに事件やトラブルも起こっています。

なにかと日本人にはなじみにくいカウチサーフィン。

・登録の仕方がわからない
・詳しい使い方を知りたい
・評判が気になる

そんな人は、ぜひこのブログをチェックしてみてください。
きっと役に立つと思います。

最後に。

「カウチサーフィンを利用すれば、ホテル代が浮く」

私はこの考え方を否定しているわけではありません。
私もそのつもりでカウチサーフィンを始めましたから。

しかし、カウチサーフィンは単なる無料のホテルではありません。
現在、約8割のメンバーはカウチの提供をしていません。サーフのみです。

だって、泊める側にはメリットなんてなさそうですものね。

「自分の部屋で他人と一緒に寝るなんて考えられない」
「お世話したりするのってめんどくさそう」

時々私はこんな質問を受けることがあります。

「なぜホストは見知らぬ人を家に招き入れるのか?」

それはね、もちろん楽しいからですよ。

自己紹介
プロフィール


こんにちは。
京都でカウチサーフィン(CouchSurfing)のホストをしている、マサトという者です。
ときどきふらりと旅にも出ます。
もちろん、カウチサーフィンで!


(海外)
2011年、ユーレイル・グローバルパスが利用可能なヨーロッパ22カ国を全て旅しました。
それに加えて、イギリスと台湾も訪問。
もちろん、これら24カ国全ての国でカウチサーフィン(CouchSurfing)を利用。

2012年、東南アジア8カ国とオーストラリアを周遊。
ミャンマーを除く、8カ国でカウチサーフィンを利用しました。

2013年、香港、中国、マカオをカウチサーフィンを利用して旅行。 風水や太極拳、カンフーを堪能してきました。

2014年、侍の衣装を着て東ヨーロッパ20か国を旅行してきました。


(日本国内)
これまでに京都で329人(53カ国)のカウチサーファーをホストしてきました(2013年6月25日現在)。

もちろん、これからもどんどんカウチサーフィンを通じていろいろな国の人と会うつもりです。



カウチサーファーとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、ルーマニア、スロヴェニア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、台湾

シンガポール、インドネシア、オーストラリア、マレーシア、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム

香港、中国、マカオ

スロヴァキア、ポーランド、リトアニア、ラトヴィア、エストニア、ベラルーシ、ウクライナ、モルドヴァ、沿ドニエストル共和国、ルーマニア、セルビア、マケドニア、アルバニア、コソヴォ、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、リヒテンシュタイン


ホストとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


アイルランド、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、イスラエル、イタリア、イラン、インド、インドネシア、ウクライナ、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、クロアチア、コロンビア、シンガポール、スイス、スウェーデン、スコットランド、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、チュニジア、チリ、デンマーク、ドイツ、トルコ、日本、ニューカレドニア、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、ブラジル、フランス、ベトナム、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マダガスカル、マレーシア、メキシコ、モルドバ、リトアニア、ルーマニア、ロシア



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