東映太秦映画村
さすがに今日は彼らは早く起きてきた。
嵐山の竹林と、
太秦の映画村をじっくりと味わいたいんだそうだ。
さすがは映画ヲタクの二人。
まずは嵐山の竹林へ。
だが、外は記録的な猛暑。
まだ朝だというのに、
竹林へ着く前に汗だくになってしまった。
これでは先が思いやられる。
フィンランドという涼しい国からやってきた二人には、
日本の夏はかなりこたえるらしい。
白い肌も、ゆでダコのようにピンクになっていた。
さすがに嵐山の竹林の中は少し涼しい。
気力を取り戻した彼らは、
カメラのシャッターを切りまくっていた。
さすがはカメラオタク。
天龍寺の横にある墓地にも興味を示した。
こういうのは彼らにとって、
絶好の被写体なんだろう。
お墓の写真を撮りまくっていた。
幽霊が写っても知らないぞ。
その後は東映太秦映画村へ。
映画の勉強をしているという彼らにとって、
映画村は外せない存在らしい。
暑さでグロッキー状態のはずなのに、
江戸時代の日本の街並みの中を嬉々として走り回っている。
新撰組の沖田総司のチャンバラ・ショーを見物したり、
忍者ショーを堪能したり、
映画撮影を解説する催しに感動したり、
と、大忙しの一日でした。
日本人にとってこの映画村は、
なんとなく「子供だまし」みたいなイメージがあります。
でも、
彼ら外国人と一緒に行って、
一緒に感激すると、
なかなか楽しめるもんですね。
見直しました、映画村。
嵐山に帰って来てからも、
彼らのハイテンションは続きます。
この暑い最中、
駅の足湯にも挑戦しました。
もちろん半端ではなく暑かったですが、
その後に食べたかき氷がおいしかったのでよしとしましょう。
ちなみにフィンランド人の彼らにとって、
かき氷を食べるのはこれが初めて。
日本の夏に、なぜ、かき氷が欠かせないのか、
今では身をもって理解できたことでしょう。
これぞ本当の文化交流!
テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
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