マーティン

今日からコロンビア人とドイツ人のカップルが我が家に泊まりに来ることになっています。
しかし、それとは別にフランスからのカウチサーファーが家に泊まるのです。
彼の名はマーティン。
ドイツ人なのですが、現在はフランスに住んでいます。
しかも、あの「モンサンミッシェル」の近くだというではありませんか。
これは丁重におもてなしをせねば。
しかし、彼には台所で寝てもらうことになっているのです。
なぜか?
前に述べたように、私はすでに他のカウチサーファーからリクエストを受けています。
なので、一旦はマーティンからのリクエストを断りました。
しかし、他にホストが見つからなかった彼は、
再び私にメッセージを送ってきたのです。
仕方なく、
「台所でよかったらいいよ。
エアコンはないけど。」
と返事したのです。
実はこの猛暑の中、
まさかエアコン無しの台所に泊まりたいとは言うまい、
とふんでいたのですが、
甘かった。
「ありがとう、マサト。
俺は寝袋を持ってるから台所で十分だ。」
との返事が来ました。
マーティンは60歳。
すでに80カ国以上を訪れたというつわものです。
彼は60歳とは思えないほどエネルギッシュで、
とてもフレンドリー。
私もこういう歳のとり方をしたいものだ、
とつくづく思いました。
マーティンは学校で社会科を教えています。
もちろん日本についての授業もします。
そこで彼はこう思ったそうです。
「生徒に日本の事を教えるからには、
一度、この目で日本を見ておかなければ。」
というわけで彼は日本にやってきたわけですが、
私の家に泊まるのはわずか1泊だけ。
明日には大阪へと旅立って行きます。
天神祭を見るために。
テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行