カウチサーフィン(CouchSurfing)と愉快な仲間たち

大阪遠征

ムエイヤイ、ムエイクラン(タイ)とカウチサーフィン(CouchSurfing)




今日は少し足を伸ばして、大阪へとやってきました。

ムエイヤイとそのお兄さんは、どうやら京都よりも大阪の方が好きみたいです。

ショッピングを楽しみたいのだとか。


買い物なんてバンコクでもできるだろうに・・・

ちょっとさみしいぞ。



それでも、毎日カウチサーファーたちと京都観光ばかりしていたらマンネリに陥ります。

たまには大阪もいいもんですね。


大阪に来るのは久しぶりだったので、道に迷ってしまいました。

かっこわるぅー。


その後、彼らの私を見る目がちょっと変わったような気が・・・





グリコの看板の真似をして片足を上げてるのは私だけ。

ハズカシすぎる。



後でこの写真を見たムエイヤイに、

「マサト、上げる足を間違えてるわよ」

とダメだしされてしまいました。



うるせえっ! お前らも足を上げろよ!





人が多い。

やっぱり大阪は都会だなあ。




このカニの看板の写真を撮っていたら、道行く人に笑われました。

田舎もんまるだしだなあ。




くいだおれ人形の人気はいまだに健在です。

他の人たちも写真を撮っていました。


ムエイクランが持っているスパイダーマンのバッグは、もちろんUSJで買ったものです。




ここでの夕食代も彼らが支払ってくれました。

バンコクでさんざんお世話になっておきながら、京都で恩返しをすることもできないなんて。

人間失格だな。




深夜に京都・嵐山に戻ってくると、駅前だというのに静まりかえっています。

心斎橋のあの喧騒がまるでウソみたい。

大阪からそれほど離れているわけでもないのに、なんなんだろうこの違いは。


でも、やっぱり私はこっちの方が落ち着くな。

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テーマ : 日帰りお出かけ
ジャンル : 旅行

カンボジアのビザ

CouchSurfing(カウチサーフィン)で東南アジア一周+オーストラリア:カンボジアのビザ取得


CouchSurfing(在大阪カンボジア王国名誉領事館)

在大阪カンボジア王国名誉領事館の入っているビル。
「スマ婚」とかエステサロンとかも同居しているんですね。


カウチサーフィン(在大阪カンボジア王国名誉領事館、拡大図。)

CouchSurfing(在大阪カンボジア王国名誉領事館、内部の様子。)



カンボジアのビザを取得するために、大阪まで行ってきました。
阪急の茶屋町出口からすぐのところにある、その名も、
「在大阪カンボジア王国名誉領事館」。

なんて仰々しい名前なんだ。

しかし、その大げさな名前とは対照的に、
領事館のオフィスそのものはいたってシンプル。

職員も数人程度で、証明写真機も設置してありませんでした。
受付の女性はとても感じの良い女性で、親切に写真機の設置場所を教えてくれました。

さすがは大都会・大阪の中心地。
すぐ近くに証明写真コーナーがあります。

正式には60×40の大きさの写真が必要なようですが、
写真機にはそのサイズはないので、パスポート用の45×35でもよいとのこと。

領事館内にははさみやのり、ボールペンも置いてあり、かなり便利です。

さっそく申請用紙に記入を始めたのですが、意外と苦戦しました。
勤務先の住所や電話番号はもちろんのこと、入国経路や出国経路、滞在先のホテル、入国予定日や出国予定日なども書き込むことになっているのです。

今回の旅ではカンボジアは最後の訪問国。
まだ予定は決定していません。

そういう場合はどうしたらいいのか?と尋ねると、
わかる範囲でいい、とのこと。

私の他にも数人のサラリーマン風の男性や、旅行業者らしき人などがビザの申請をしていましたが、
待ち時間はほとんどゼロ。
意外とすんなりと手続きは終了しました。

領事館のスタッフはほとんどが日本人っぽい人で、もちろん日本語で応対してくれます。
一人だけカンボジア人っぽい男性職員がいましたが、その人も普通に日本語をしゃべっていました。

室内にはカンボジアの国旗やアンコールワットの写真が飾ってあったのですが、
領事館の職員同士の会話もすべて日本語。

室内を飛び交う大阪弁に違和感を覚えつつも、
2500円を払うと無事、手続きは終了です。

今日は4月26日なのですが、5月1日以降に来てくれ、とのこと。
パスポートはその間、領事館に留め置かれます。
ちょっと不安・・・

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

NOVAウサギはもういない・・・

マット、ケイト(アメリカ)とCouchSurfing(カウチサーフィン)

アメリカ人には大きくわけて2つのタイプがある。
フレンドリーなのと傲慢なのとだ。

今回のカウチサーフィンは前者にあたる。


マットとケイトはアメリカのミネアポリスに住んでいたのだが、
もうそこには彼らの帰るべき家はない。

彼らはアパートを引き払って長い長い旅に出ることを決断したからだ。


しかし彼らの旅行資金は潤沢ではない。
宿代を浮かすためにカウチサーフィンを最大限に利用する。

大阪では知り合いの家に泊るつもりだったのだが、
何度メールを送っても返事が返ってこなかったらしい。

それって本当に友達?


仕方なくマットとケイトは雨の降る中テントで過した。
これが湖畔や山奥なら風情もあろうが、大阪の公園じゃあねえ。

シャワーも浴びれないだろうし、マットはともかくケイトは平気なのだろうか。
なんともワイルドなカップルだな。



ケイトはこれが初めての来日なのだが、
マットは日本に数年間暮らしていたことがある。

大阪の英会話学校の講師をしていたのだ。

どこの英会話スクール?
と尋ねると、マットは胸を張って答えた。

「NOVA。

 あの頃は楽しかったなあ。
 NOVAうさぎは元気かなあ。」


ああ、NOVAならもうつぶれたよ。


「NOOOOOO!!!!!

 嘘だ。
 NOVAは最大手の英会話スクールなんだぞ。
 英会話学校に通う生徒の半分以上はNOVAに在籍しているんだぞ。
 そんな大きな会社がそう簡単になくなるわけがない!」


でも、実際にあの学校は倒産しちゃったんだよ。
そうか、だからマットの友達とも連絡がつかないんだな。
きっと給料ももらえなかったんだろうな、かわいそうに。


マットは昔を懐かしみながら、遠い目をしてつぶやいた。

「そうか、NOVAウサギにはもう会えないのか。」





テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
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再びヒッチハイク。今度は東京だ!

キャロライナとガーゼゴー(ポーランド)とカウチサーフィン(CouchSurfing)

カウチサーフィン(CouchSurfing):ポーランド、キャロライナとガーゼゴー
(キャロライナとガーゼゴー。我が家にて。)

キャロライナの職業はお医者さん。
今は仕事を休んで世界中を旅行しています。
日本では考えられないですよね。
もちろん、ポーランドでもこれだけの長期休暇を取ることは簡単ではないそうです。

休暇を申請する際、上司からいろいろと言われたみたいです。
「本当にその旅行をする必要性があるのか?」

彼女はキッパリ答えました。
「はい。絶対に今行かなきゃダメなんです!」

男前ですね。
日本の医師が同じセリフを吐いたら、居場所がなくなっちゃうんじゃないでしょうか。


彼女たちは大阪から広島までヒッチハイクで行っちゃいました。
しかも片道ではなく往復ともです。
金持ちの代名詞である医者。
そんな人たちがヒッチハイクをするなんて、日本ではちょっとイメージがわきません。
やっぱりカウチサーフィンをする人は普通じゃないんですかね。


キャロライナとガーゼゴーは日本に来る前は東南アジアを旅していました。
そんな彼らに言わせると、日本人は世界一親切で正直なんだとか。

岡山で道に迷って地図を広げていると、見知らぬ老夫婦が親切に教えてくれて、
食事をご馳走してくれたとか。
それだけではなく、その老夫婦の家に招かれて、一泊させてもらったというのです。
そこまで親切な人は、日本人の中でもまれな存在じゃないでしょうか。

また、キャロライナとガーゼゴーの大阪でのホストは、わざわざ京都まで来て彼らをガイドしたそうです。
おいおい。
そんなことされたら私の出番がなくなっちゃうじゃないか。

あと、彼らに言わせると、金閣寺はお金を払わずに入ろうと思えば入れるそうです。
でも、誰もそんなズルい方法を使わない。
日本人は正直だ、というのがキャロライナとガーゼゴーの感想。


それに比べて東南アジアは最悪、と彼らは嘆きます。
カンボジアやラオス、ベトナムなどの国境では、幾度となく賄賂を要求されたとか。

掲示板には大きく「20ドル」と書かれているのにもかかわらず、
役人は2倍、3倍の金額を吹っかけてきます。

「ハ・ロ・ウ!!!!!
 あなた、ここに書かれている文字が見えないの?
 20ドルって書いてあるじゃない!」

キャロライナたちがそう主張しても、役人は悪びれるふうもなく
「じゃあこうしよう。50ドルにまけておいてやる。どうだ?」
と言ってくる始末。


また、別の国境では、もっとせこい役人もいたとか。
バスの出発時刻ギリギリまで書類を検査するフリをして、
出発直前に通常の数倍の料金を吹っかけてきます。

「さっさと払った方がお前たちのためだぞ。
 バスが出発してしまってもいいのか?
 あれが最終バスだぞ。」


思うに、日本人が親切で正直なんじゃなくて、他の国がひどすぎるだけなんじゃないでしょうか。


キャロライナとガーゼゴーは最初は私の家に2泊する予定でしたが、
1泊延長しました。
そんな彼らとも、今日でお別れです。
今度は東京までヒッチハイクするつもりです。

もしも道端で彼らを見かけたら、ぜひ車に乗せてやってください。

Good Luck!

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

キャロライナ、ガーゼゴーズ(ポーランド)

キャロライナ、ガーゼゴーズ(ポーランド)とカウチサーフィン

今回のカウチサーフィンは、キャロライナ、ガーゼゴーズのカップルと。
彼らは初めてのポーランド人カウチサーファーだ。
いったいどんなおもしろい話が聞けるのだろう。

今朝のメールでは、彼らは21:00頃に京都に到着することになっていた。
だが、まだ来ない。
ドタキャンか?

そう思っていたら21:30過ぎに電話があった。
まだ大阪にいるらしい。

「京都に着くのは多分、23:00頃になると思う。
 それじゃあ遅すぎるわよね。
 遅くなってもかまわないかしら?
 それとも明日の朝にしようか?」

今日は早く寝たかったので、

「じゃあ明日の朝に会おう。
 おやす・・・」

「ちょっと待って!
 聞いて!
 いい? 電話を切らないで聞いて!
 なんとかして23:30までには着くから、それまで待って!
 もしそれより遅くなるようだったら諦めるから」

「でも、その時間だともうバスは無いよ。
 どっちにしろ京都駅から私の家まで来れないんじゃないかな」

「私たちは電車は使わないの。
 ヒッチハイクで京都まで行くから。
 今は高速道路のパーキングエリア。
 じゃあね。
 今夜会いましょう。」


なんという無計画さ。
さすがカウチサーファー。

だが、そんな夜遅くにヒッチハイクさせてくれる車が簡単に見つかるものだろうか・・・


結局、彼らと会うことができたのは深夜0:30を過ぎた頃だった。
ああ眠い。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

振り返る君を抱き寄せてもう一度キスしたかった

キティ(香港)とカウチサーフィン:スパワールド

カウチサーフィン(キティ、香港)、別室で食事の準備中

今朝もキティが朝食を作ってくれました。
隣の部屋では他のカウチサーファーがまだ寝ていたので、二人だけでコソコソと食事をします。
なんだかイケナイことをしているみたいで、ドキドキするねえ。


カウチサーフィン(こたつでみかんを食べるキティ)

こたつでみかんを食べるキティ。
そんなにのんびりしている暇なんてあるのかな?
今日は忙しいんだぞ。


中国漢方の健康飲料

キティは手相や漢方などにも詳しいです。
なんだか中国人っぽくていいね!

そんな彼女が作ってくれた飲み物がこれ!
血行を良くする効果があるとか。

うへぇ。
本当にこんなの飲むの?

あまり食欲をそそられませんが、せっかくキティが作ってくれたのです。
がんばって全部飲みほしましたよ。
愛の力のなせるわざです。

彼女の手前、
「あ、これ、意外とおいしいっ!」
って言っておきました。
もちろん大ウソですけどね。


漢方薬?

するとキティは残りの分も全部くれました。
一袋まるごと。
本当に君は優しい娘だなあ。

これからこれを毎日飲まなきゃならないのか。
とほほ・・・


カウチサーフィン(スパワールドに到着)

キティは今夜、関空(関西国際空港)から飛び立つのですが、
その前にやっておきたいことがあるとか。

それは、
「大阪のスパワールドで温泉三昧!」


というわけで、行ってきました、スパワールド!


私。スパワールド前にて。

もちろん私も一緒について行きましたよ。

ちなみにバックパックとキャリーバッグはキティのです。
私のではありません。


カウチサーフィン(キティ。スパワールド前にて)

このスパワールド、普段は2000円以上もするのですが、
今はキャンペーン中とかで、入場料は1000円なのです。
という情報をキティから教えてもらいました。
なんでそんなこと知ってるんだ?


カウチサーフィン(キティ、通天閣前にて。

一刻も早く温泉に浸かりたかった我々二人ですが、その前にやるべきことがあります。
というのも、このスパワールドは大阪の名所、「新世界」のすぐ隣にあるのです。

そういえば通天閣に来るのって何十年ぶりだろう。


新世界の商店街

ふぐのオブジェにご機嫌のキティ。


カウチサーフィン(キティ、新世界の商店街にて)

このゴチャゴチャとした感じが、いかにも「大阪の商店街」っぽくていいです。


カウチサーフィン(キティ、スパワールドの屋上のジャグジーにて)

スパワールドの屋上にはジャグジーや露天風呂があります。
ここから見る通天閣は格別です。
でも、キティの水着姿にはとてもかないませんけどね。


スパワールドの屋上のジャグジーにて記念撮影

写真ではわかりませんが、この日は寒波がやってきていて、とても強い風が吹いておりました。
温泉を楽しむにはもってこいのコンディションです。

この写真に映っている私の表情、とてもうれしそうなのは気のせいです。


スパワールドの屋上は水着着用の男女共用スペースなのですが、子供連れの家族などは遠慮した方がいいかもしれません。
特に夜のジャグジーエリアはラブホ状態です。
カップルが見せつけるように行為にふけっていたりします。


スパワールドのプールゾーン

スパワールドには屋内プールもあります。
平日の昼間ということもあって、かなりガラガラ。
アトラクションもほとんど待ち時間がありません。
一日パスを買って、何度も何度も滑り降りました。
その度にプール内にキティの絶叫がこだまします。
うるさくてゴメンナサイ。


カウチサーフィン(スパワールドの食堂エリアにて)

お腹がすいてきたので、3階の食堂エリアに移動。
ここでは館内着を着用しなければいけません。
小柄なキティが着ると、幼稚園のスモッグみたいでかわいいです。


カウチサーフィン(ラーメンを食べるキティ)

この後もまたプールで水着になるので、あまり食べ過ぎるわけにはいきません。
お腹がふくれてたらみっともないですからね。

というわけで、ラーメン定食を二人でわけて食べることにしました。


料金を精算中のキティ

料金を精算中のキティ。
一日中遊べて1000円は安い!


カウチサーフィン(夜の通天閣)

スパワールドを出ると、外はもう真っ暗です。
本当に一日中遊んでたんだなあ。

ライトアップされた通天閣は、昼間とはまた違った趣があっていいです。


カウチサーフィン(日本円を処分中のキティ)

キティは今日、日本から出国するので、もう日本の円は必要ありません。
残ったお金を計算して、日本でいくら使ったか記録しています。
さすがは香港人。
お金のこととなると真剣です。
私が話しかけても答えてくれません。
寂しい・・・


串かつ

今夜の食事は「串かつ」に決定。
新世界の名物といえば、やはり「串かつ」ですからね。

私も久しぶりに食べます。


カウチサーフィン(「串かつ」を食べるキティ)

「串かつ」を食べるキティ。
「串かつ」と言えば、ソースをつけて食べるのが定番ですが、彼女は塩こしょうの方がお好みのようです。

スパワールドに長居してしまったせいで、彼女のフライトの時間がもう迫っています。
もっとゆっくり食事を楽しみたかったのですが、そういうわけにもいきません。


カウチサーフィン(駅の改札口で振り返るキティ)

駅の改札口で振り返り、手を振るキティ。


____________________________________


最初は2泊の予定だったのに、気がつけば10日間も一緒に過ごしていた。
にぎやかなキティが去った後の私の家は、まるで深海のように静かで、冷たい。

日本を出た後はシンガポール、その後は香港。
キティは移動を続ける。

まだオーストラリアでのワーキングホリデーの期間が残っているので、
オーストラリアでしばらく働くことになるのだろう。
だが、その後の予定は彼女にもわからない。

「絶対また日本に戻ってくるからね」
彼女はそう言うが、そう言って戻ってきたカウチサーファーはまだいない。


世界中を旅するカウチサーファーは、いつか必ず日本を出て行く。
決して深入りしてはいけない。
そんな事はわかっていたはずなのに・・・


これからは私の部屋は女人禁制!



ちなみに、キティの写真をフェイスブックに投稿した後、ペギーとの連絡は途絶えました。
そりゃそうだよなあ。
自業自得か。


テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

インディア

カウチサーフィン・インディア(アメリカ)


私が台湾にいる時、インディアはメールを送って来た。

「マサトは今、台北にいるの?
今日 時間ある?
お茶しない?

私、来週日本に行くのよ。
よかったらホストしてくれない?」


彼女は台湾で英語の教師をしているらしい。
アメリカ人の英語に慣れたい私としては、ありがたいオファーだった。
もちろん彼女のカウチリクエストを承諾した。

そのインディアは、今日私の家に来るはずだった。
だが、昨日 彼女からメールがあって、

「明日は大阪に行くから、マサトの家に行くのは土曜日になるわ」

とのことだった。


そしてまたメールが届いた。

「大阪で新しい友達ができたから、彼らと一緒に京都のホステルに泊まることにしたわ」


ドタキャンだ。


以前の私だったら、腹を立てていたところだ。

彼女のために予定を開け、
他のカウチサーファーからのカウチリクエストも断ったのだ。


でも、今は違う。

なぜなら、私もヨーロッパ旅行中、同じようなことをやった経験があるからだ。


旅行中には不測の事態も起こりうる。
初めての土地で、前もって完全に計画を立てることなど不可能だ。


それに、中には何の連絡も入れないで、約束をすっぽかすカウチサーファーだっている。

インディアは前もってきちんとキャンセルの旨を伝えてきたのだ。
自由人の多いカウチサーファーの中では礼儀正しい部類に入ると言えるだろう。


まあ、おかげで予定にポッカリ穴が空いた。
久しぶりにノンビリすることにしよう。

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ジャンル : 旅行

もう一泊

カウチサーフィン(チェコ共和国、ルカ(ルーマニア)、ミハエル(スロバキア))


ルカとミハエルとも今日でお別れ、
のはずだったのだが、
なぜか彼らは今夜もここにいる。


京都の後は大阪に行く予定だったのだが、
大阪のホストと連絡がとれない、という。


詳しい住所や、待ち合わせ時刻を教えてほしいと頼んでいたのに、
彼からいっこうに連絡が来ないそうだ。


だが、私にはその理由がわかる気がする。


今朝、ミハエルはその大阪のホストと電話で話をしていた。

ミハエルの声は太くて大きい。

傍で聞いていると、
まるで恫喝しているようだ。


「俺たちはあんたの住所をまだ聞いていない。

 すぐにメールで送ってくれ!

 今夜、何時に会える?」


本人にはそんなつもりはないのだろうが、
ミハエルの口調は攻撃的に聞こえる。


朝からこんな電話をかけてこられて、
大阪のホスト氏はきっといやになったのだろう。

以後、ミハエルが何度彼に電話しても、
けっして出ようとしないそうだ。


気持ちはわかるが、
とてももったいないことをしましたね、大阪のホストさん。


なぜなら、ルカとミハエルはとてつもなく素晴らしいカップルだからです。


ルカは10個ものバウチをもらっている。


もちろん、カウチサーフィンのレファレンスやバウチは、
必ずしも万能ではない。


でも、彼らに関しては、
たくさんバウチされているのもうなずける。


そんな彼らとも、
明日は本当にお別れだ。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

ゲイシャが好きです

カウチサーフィンにもだいぶ慣れてきた気がする。
たとえカウチサーファーが部屋にいても、
いつも通りのペースで生活できるようになった。

カウチサーフィン(フランス、シリル)、自宅にて。

例えば、私は毎日、英語の音読をしている。
カウチサーフィンを始めた当初は、カウチサーファーが家にいる時には英語の勉強はできなかった。
練習している姿を見られたくなかったからだ。

また、私は自宅で運動もしている。
ある時、夜中に空手の練習をしているところをカウチサーファーに見られて、

「マサトはニンジャアサシンだ!」

と笑われたこともある。

でも、今は何をするのも平気だ。
パンツ姿でウロウロできるぜっ!

ところで、
フランス人のシリルは、今日も祇園に行ったらしい。
お目当ては芸者の写真を撮ること。
あんたも好きだねえ。

ちなみに、今日は金閣寺と二条城にも行ったらしい。

いったん大阪に遊びに行った後、
また、京都に戻って来るらしい。
桜を見に。

当初の予定では、日本に3カ月間滞在する予定だったのだが、
例の原発の事故をうけて、3週間で切り上げることにしたそうな。

日本の後は韓国と中国に行くんだってさ。
いいなあ。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

カウチサーフィン(CouchSurfing)とは?

CouchSurfingKyoto

Author:CouchSurfingKyoto
.カウチサーフィン(CouchSurfing)とは。

日本に観光に来た外国人の宿として無償で自宅を提供し、国際交流を深めるというカウチサーフィン。

また、自分が海外に旅行に行く時には、現地の一般家庭に泊めてもらい、その土地に住む人々の生の暮らしを体験することだってできてしまいます。

ここは、そんなカウチサーフィンの日常をありのままにつづったブログです。

「カウチサーフィンは危険じゃないの?」
そんな危惧も理解できます。
たしかに事件やトラブルも起こっています。

なにかと日本人にはなじみにくいカウチサーフィン。

・登録の仕方がわからない
・詳しい使い方を知りたい
・評判が気になる

そんな人は、ぜひこのブログをチェックしてみてください。
きっと役に立つと思います。

最後に。

「カウチサーフィンを利用すれば、ホテル代が浮く」

私はこの考え方を否定しているわけではありません。
私もそのつもりでカウチサーフィンを始めましたから。

しかし、カウチサーフィンは単なる無料のホテルではありません。
現在、約8割のメンバーはカウチの提供をしていません。サーフのみです。

だって、泊める側にはメリットなんてなさそうですものね。

「自分の部屋で他人と一緒に寝るなんて考えられない」
「お世話したりするのってめんどくさそう」

時々私はこんな質問を受けることがあります。

「なぜホストは見知らぬ人を家に招き入れるのか?」

それはね、もちろん楽しいからですよ。

自己紹介
プロフィール


こんにちは。
京都でカウチサーフィン(CouchSurfing)のホストをしている、マサトという者です。
ときどきふらりと旅にも出ます。
もちろん、カウチサーフィンで!


(海外)
2011年、ユーレイル・グローバルパスが利用可能なヨーロッパ22カ国を全て旅しました。
それに加えて、イギリスと台湾も訪問。
もちろん、これら24カ国全ての国でカウチサーフィン(CouchSurfing)を利用。

2012年、東南アジア8カ国とオーストラリアを周遊。
ミャンマーを除く、8カ国でカウチサーフィンを利用しました。

2013年、香港、中国、マカオをカウチサーフィンを利用して旅行。 風水や太極拳、カンフーを堪能してきました。

2014年、侍の衣装を着て東ヨーロッパ20か国を旅行してきました。


(日本国内)
これまでに京都で329人(53カ国)のカウチサーファーをホストしてきました(2013年6月25日現在)。

もちろん、これからもどんどんカウチサーフィンを通じていろいろな国の人と会うつもりです。



カウチサーファーとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、ルーマニア、スロヴェニア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、台湾

シンガポール、インドネシア、オーストラリア、マレーシア、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム

香港、中国、マカオ

スロヴァキア、ポーランド、リトアニア、ラトヴィア、エストニア、ベラルーシ、ウクライナ、モルドヴァ、沿ドニエストル共和国、ルーマニア、セルビア、マケドニア、アルバニア、コソヴォ、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、リヒテンシュタイン


ホストとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


アイルランド、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、イスラエル、イタリア、イラン、インド、インドネシア、ウクライナ、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、クロアチア、コロンビア、シンガポール、スイス、スウェーデン、スコットランド、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、チュニジア、チリ、デンマーク、ドイツ、トルコ、日本、ニューカレドニア、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、ブラジル、フランス、ベトナム、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マダガスカル、マレーシア、メキシコ、モルドバ、リトアニア、ルーマニア、ロシア



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