五山の送り火(大文字焼き)と嵐山・灯篭流し

2週間ぶりにマリアとソレと再会しました。
彼女たちは再び京都に戻ってきたのです。
しかも東京から。
新幹線を使って!
もちろん、私に会うためではありません。
五山の送り火(大文字焼き)と嵐山の灯篭流しを見るためです。
彼女たちは私にとって特別な存在です。
もはや、ただのカウチサーファーではありません。
久しぶりにマリアとソレの元気そうな顔を見ることができて
ほんとにうれしかったです。
彼女たちもハグをして私を出迎えてくれました。
観光客でごった返す渡月橋で抱きしめあうのはかなりハズカシイです。
でも、もうそんなことはどうでもいいです。
とにかくうれしい!

しかし、いつまでものんびりと再会を喜びあってるヒマはありません。
灯篭流しが始まるまでまだまだ時間があるというのに、
すでに会場周辺は大混雑です。
急いで場所を確保せねば。
しかし、川岸はすでに人で埋まっています。
灯篭流しをゆっくり見物できる場所はありそうにありません。
ところが、ここでもマリアの図々しさが威力を発揮しました。
「あっ!あそこが空いてるわっ!」
私の目には空きスペースなどあるようには見えませんでしたが、
なんとマリアは最前列に場所を確保してしまったのです。
「お前は大阪のオバちゃんか!」
マリアのあまりのたくましさに
またまた惚れなおしてしまいました。

日も暮れて、いよいよ灯篭流しの始まりです。

たくさんの灯篭が流れてきます。
この幻想的な雰囲気は、
とても写真では伝えきれません。

マリアとソレも、
ため息をもらしながら眺めています。
「これはすごいわっ!
ありがとう、マサト。私たちをここへ連れて来てくれて。」
よかった。喜んでもらえて。


しばらく灯篭流しの幽幻的な世界に耽っていたのですが、
急にあたりがざわめき始めました。
どうやら、大文字焼きが点火されたようです。
ここからは見えにくいので、私たちは別の場所へ移動することにしました。

なんとか大文字焼きを見ることができました。
ここからだと少し遠いのですが、
灯篭流しも同時に見たかったので仕方がありません。

鳥居形は比較的近くで見ることができます。
ここは穴場的スポットだと聞いていたのですが、
それでもかなり混雑していました。

人が減ってきたので、鳥居形と一緒に記念撮影。
暗くて見えにくいですが、
写真に写っているのは私とソレです。

マリアとも一緒に写真を撮りました。
相変わらず彼女の距離感は近いです。
肩が触れてもまったく気にしません。
耐えきれず、私の方から距離を置いてしまいました。
自分のチキンさが情けない。
さりげなく肩に手を回せるような男になりたいなあ。

マリアとソレと鳥居形と。
この写真を撮っている時に、フッと寂しくなりました。
彼女たちと一緒に五山の送り火を眺めるのは、
おそらくこれが最初で最後でしょう。
来年は、私は誰と大文字焼きを見ているのだろう?
マリアとソレって一体誰?
という人はこちらの記事をどうぞ。
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