ま、いっか
それは、寛大な心だと思う。

カウチサーフィンは、まったく異なるバックボーンを持つ人々を家に招き入れるのだ。
当然、文化的な摩擦も生じることがある。
だが、ささいな事でいちいち腹を立てていたらきりがない。
さて、今朝起きて開口一番にシャナの発した言葉、それは、
「今日はどこへ行く?」
え?なにそれ。
俺が同行することを前提に話をしてないかい?
まあいいか。
今日はいい天気だし。
もちろん行き先はシャナが決めましたよ。
では行きませう、大原へ。
カウチサーファーと大原へ行くのはこれが初めてだ。
だが、けっこう遠い。
バスを乗り継いで約2時間。
ようやく到着しましたよ。
静かですねえ。
のどかな田園風景と山々。
たまにはこういうのんびりした日もいいでしょう。

ここ大原には三千院をはじめとして、
数多くの寺社があります。
でも、どれもお金を取ります。
しかも、けっこう高い。
予算に限りがある我々は、
結局どこへも立ち寄りませんでした。
もちろん、無料の音無の滝には行きましたよ。
ちょっとしたハイキング気分を味わえますしね。
音無しというわりには、
なかなか大きな音をしてましたけど。
そのあとは寂光院へと向かいました。
途中、釜風呂を発見。
なかなか風情があるわりには、お値段は1000円からと、かなりリーズナブル。
次回、別のカウチサーファーと来ることにしよう。
大原を後にした我々は、
今度は哲学の道へと向かった。
理由はただ一つ、
「無料」だからだ。
まだ桜は咲いていないというのに、
哲学の道はかなり混雑していた。
外国人の姿も多数見受けられる。
地震の影響はここには無いようだ。

前から行きたかった「よーじやカフェ」も発見。
だが、かなりの人が行列を作っていたので、今回は断念。
今度は平日の朝早くに来よう。
この「よーじやカフェ」は、
なかなか風情のある庭を持っている。
この庭を散策するだけでも京都気分を十分味わえる。

夕食は「吉野家」。
若い金髪のイギリス人の女の子と吉野家で晩飯。
なかなか面白い光景だと思いませんか。
やっぱりカウチサーフィンは刺激的だ。
テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行