逆襲のペギー
ペギーからメッセージが届いた。
なんと、日本語で、だ!
やったーっ!
ペギー、ついに日本語を学ぶ気になってくれたのか。
しかも、私の名前も漢字で書けるようになっている。
もちろんフルネームで。
あれ?
なんで私の名前の漢字まで知ってるんだ?
教えた覚えはないぞ。
「マサト」と言う名前は幾通りもの漢字がある。
インターネットで調べたとしても、いったいどうやって?
まあいいや。
だが、日本語のメッセージの後ろには、中国語で同様の文章が書かれていた。
こ、これは・・・
もしかして、私に中国語を勉強しろ、という意味か?
その後も立て続けにペギーからメッセージが届く。
とても挑発的な内容だ。
「年末の台北101の花火を一緒に見ようよ。」

(画像提供:ウィキペディア)
「その後、九份に行ってのんびりしよっ!」

(画像提供:ウィキペディア)
うっ! 行きたい!
でも無理だ。
ヨーロッパ旅行でお金を使い果たしてしまった。
頼むから誘惑しないでくれ。
それにしても、ネット上では積極的なんだな、ペギー。
実際に会ったらチキンでウブな小娘のくせに。
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