アストリッドとロアルド(ノルウェー)とカウチサーフィン:ゲイシャが侍にキスをした!

私の侍姿の写真を見せたら、ロアルドが興味を示した。
女の子は芸者になれる、と教えると、アストリッドもやってみたそうだった。
というわけで、コスチュームのレンタル・ショップに予約を入れた。
場所は京都・清水寺に近い二年坂。
ホームページではキャンペーン価格をうたっていたが、すでに予約でいっぱいだとか。
結局1000円余分に支払う羽目になった。
なんだかボロい商売だなあ・・・

雨がポツリポツリとしていたのと、まだ早朝だったのとで、観光客の姿はまばら。
普段はなかなか写真を撮るのが難しい二年坂で、運よくきれいな写真を撮ることができた。
芸者と侍に変身前のロアルドとアストリッド。
二人とも興奮していて、こちらにもワクワクしている気持ちが伝わってくる。
外国の人が喜んでくれる姿を見ることができるので、カウチサーフィンはおもしろい。

ゲイシャとサムライに変身後のロアルドとアストリッド。
普通、芸者や侍は写真を撮るときに「ピース」はしないと思うぞ。
どこで覚えてくるのか、かなりの確率でカウチサーファーはこの「ピース」ポーズを知っている。
彼らにとってはこれが「ジャパン・スタイル」なのだそうだ。

侍姿のロアルドと芸者(舞妓)姿のアストリッドと一緒に記念撮影。
ロアルドのサムライ姿は良く似合ってると思う。
でも、アストリッドはちょっと・・・
彼女は普段はほとんどノーメイク。
何も手を加えなくても十分きれいなのだから当然か。
だから白粉を塗りたくってかつらをかぶったアストリッドよりも、
金髪でノーメイクの自然な彼女の方がよっぽど素敵だと思うのは私だけだろうか。
それでも二人とも大喜びしてくれた。
「いい記念になった。
早く家族にこの写真を見せたい。
自分たちだけだったらおそらくここには来なかったと思う。
現地の人にいろいろと教えてもらうことができるからカウチサーフィンは大好きだ。
ありがとう、マサト。」
そういうふうに喜んでもらえるとやはりうれしい。

このレンタル・コスチュームショップでは自由時間が10分間ある。
その間は自分たちで自由に写真撮影ができるのだ。
外は雨がパラついていたので店内で、ということになったのだが、どうせ10分しかないのだ。
清水寺までは行けない。
ロアルドとアストリッドのために、私がカメラマン役を引き受けたのだが、
たった10分間の間に何十枚も撮ることになった。
この、二人がキスをしている写真、別に私が隠し撮りをしたわけじゃないです。
アストリッドが
「私たちがキスをしてるところを撮って!」
と頼んできたんですよ。
家族に見せるんだとか。
ちょっと日本人の感覚と違うなあ。
カウチサーフィンをやっていると、ときどき違和感をおぼえることがある。
そこがまたおもしろいのだが。
私のすぐ目の前で何度もキスをするアストリッドとロアルド。
目のやり場に困ったが、写真を撮るためにしっかりと彼らを凝視しなければならない。
なんだか恥ずかしいぞ。
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テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行