カウチサーフィン(CouchSurfing)と愉快な仲間たち

ロンドンへ

ロンドン再び

ダブリンからベルファストまでは快適だった。
もうすでに来たことのあるルートを通るのは楽だ。
今回はバスに乗らずにすんだし。

ベルファストには思ったより早く着いたので時間が余った。
街を散歩でもしようかと思ったが、その瞬間に雨が振り出した。
インターネットも使えないし、する事がない。

仕方なく、ガイドブックをながめて時間をつぶす。
だんだんと体が冷えてきた。
そういえば今回の旅に防寒着は持って来ていなかった。
本格的に寒くなる前にどこかで調達しなければ。

ベルファストからロンドンまでも同じ行程で楽勝のはずだった。
しかし、バス乗り場が分からない。
インフォメーションセンターで聞いて、その場所に行ってみても、私の乗るバスの表示がない。

チケットを握りしめてウロウロしていると、若い兄ちゃんがすれ違いざまに、ドスの効いた声で
「ナンバー3」
と教えてくれた。
見かけによらず、意外と親切なんだな。

で、そのナンバー3に行っても、やはり私の乗るバスはない。
またもやチケットを持ったままさまよっていると、イギリス人らしき男性が、
「920のバスだろ。ここだよ。」
と教えてくれた。

しかし、そのバスには931と書いてある。
私のバスとは違う。

だが、その男性は私と同じチケットを持っている。
不安な気持ちのままバスに乗り込んだ。

帰りのルートは微妙に行きとは異なっていた。
港が違うし、フェリー会社も異なる。
今回は荷物の検査もなかった。
麻薬犬もいない。

パスポート審査の係官から
「観光ですか」
と日本語で言われた。

うれしくなり、つい、こちらも日本語で
「はい、そうです。」
と答えてしまった。

久しぶりに日本語をしゃべった気がする。

あたりは真っ暗で、外は見えない。
フェリーの中ではひたすら眠った。

アナウンスが何か言っている。
私は面と向かっての会話なら、かなり英語で意思疎通をはかることができる。
だが、スピーカーを通しての車内放送などは何を言ってるのかさっぱり理解できない。
頼りない事この上ない。

まあ、おそらく、船が港に着いたから降りろ、と言ってるんだろう。
他の乗客もみんな荷物を担いでるんだし。

あら、出口が分からない。
カーデッキに出てしまった。
私と同じように迷っている若者と出会った。
仲間がいれば心強い。
二人で一緒にカーデッキから徒歩で船を降りた。

その若者はイギリス人ではないようだ。
変なアクセントの英語を話す。
彼もロンドンのヴィクトリアまで行くという。

その彼が
「宿はもう決まっているのか?」
と聞いて来た。

私がカウチサーフィンのことを教えると、興味津々だった。
彼の隣の乗客も身を乗り出して私の話を詳しく聞きたがった。

30分ほどしゃべった後は例のごとくひたすら眠った。
今夜は雨のせいか、かなり冷える。
アルミのシートを被って寝た。
それを見ていた若者が
「cool!」
と言った。

明け方目が覚めると、バスが止まっている。
ピクリとも動かない。
遠くからサイレンの音が聞こえて来た。
どうやら高速道路で事故が起こったらしい。

やばいぞ。
12:00にロンドンからブリュッセル行のユーロスターに乗らなければならない。
遅れたらまた買い直さなければならないのだろうか。
他の電車ならともかく、ユーロスターは高いんだぞ。

しかし、私にはどうすることもできない。

一時間ほど足止めを食っただろうか。
もしかしたら30分ほどだったのかもしれない。
やっと動き出した。

頼む、間に合ってくれ。

窓から見える景色が変わった。
田園風景から都市部のそれに変わった。
ロンドンは近そうだ。

悪いことというのはなぜか続く。

バスが見知らぬ場所に止まった。
ヴィクトリアコーチステーションではない。

バスの運転手が降りろと言っている。

え?

こんな所でほっぽり出されるのか。
ここはどこ?

他の乗客もみんな降りている。
運転手に何が起こっているのか聞いても、
「ヴィクトリアは地下鉄ですぐだから、それで行け」
の一点張り。
なんて無責任な。

どうやら自力で行くしかなさそうだ。

現在位置を確認して、セントパンクラスへと向かう。
途中で乗り換えをしなければならなかったが、
奇跡的に迷わずにたどり着いた。

なんとか間に合った。
ここまで来れば、後はユーロスターがブリュッセルまで連れて行ってくれる。

セントパンクラス駅の近くの両替商で、ポンドをユーロに変えた。
係りの人がレートの確認をして来たが、正直どうでもいい。
私にとって、ユーロだろうがポンドだろうが、
まったくお金を使ってる、という感覚がないのだ。
◯○ユーロ、とか言われても、それが高いのか安いのかとっさにはピンとこない。

ユーロスターのチェックインをすませて、iPadを開く。
おっ。
インターネットにつながるぞ。
さすがはユーロスター。
高い金を取るだけのことはある。

やった。
ルクセンブルグでのホストが見つかった。
これで一安心だ。
今日はのんびりとブリュッセル観光だ。
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テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

ロンドン観光

イギリス、ロンドンでカウチサーフィン

ロンドン・バッキンガム宮殿の前

ロンドンのバッキンガム宮殿の前。
大勢の観光客がすでに場所取りをしています。
どうやら今日は衛兵の交代式が行われるようです。


バッキンガム宮殿の衛兵の交代式

バッキンガム宮殿の衛兵の交代式。
イギリス・ロンドン観光の定番中の定番。

「ホントに今、自分はロンドンにいるんだなあ」
という実感が湧いてくる瞬間です。


トラファルガー広場。ロンドン

トラファルガー広場にて。
ここの名物のライオンの像の周りは、記念撮影をする人でいっぱいでした。


ビッグベン

ロンドン観光の目玉、ビッグベンにて。
大勢の観光客であふれかえっています。
さすが、超人気都市ロンドン。


国会議事堂の横の広場にて

国会議事堂の横の広場にて


遠くから国会議事堂を眺める

せっかくだから川沿いをぐるりと一周歩いてみました。
遠くから眺める国会議事堂やビッグベンもまたいいのもです。


ウエストミンスター寺院

ウエストミンスター寺院にて。
とにかく人、人、人。
今度ロンドンに来る時は、朝早くに起きて、静かな街をゆっくりと歩こう。


ロンドン塔

ロンドン塔にて。

この辺りでメガネを落してしまいました。
どこかに落ちていないかしばらくさがしましたが、徒労に終わります。
まだ旅の序盤だというのにこんな調子では先が思いやられます。


タワーブリッジ

タワーブリッジ。
これまたロンドン観光の定番。
この周辺では絵葉書を安く売っていたのですが、
「後で買おう」
と思って買いませんでした。
これが失敗。

電車やバスの時間に追われて、結局イギリスでは絵葉書を購入することはできませんでした。
買えるときに買っておく。
次からはチャンスを逃すまい。

______________________________________

ロンドン観光。

カウチサーフィンのホスト・マーティン宅でお世話になるのも今日でおしまい。
急いで荷造りをする。

テレビではアップルのスティーブ・ジョブス氏の死が報じられていた。

マーチン夫妻は今、自分たちのビジネスを始めようとしている。
観光客に自転車を貸して、サイクリングツアーを行うというものだ。
日本人に是非、彼等のツアーを紹介してくれ、と頼まれた。
今度ロンドンに来たら、ぜひともそのサイクリングツアーに参加したいものだ。

バスに乗って駅に向かう。
大きなバックパックを背負っての満員バスはつらいものがある。
思いっきりみんなの邪魔になっているのだ。

バスから地下鉄に乗り換え、セントパンクラス駅を目指す。
朝の通勤ラッシュ時のロンドン人はものすごくスピードが早い。
みんなとても急いでいるようで、とても道を尋ねる雰囲気ではない。

なんとかベルギー行きのユーロスターのチケットを購入する。
さあ、これでやっとロンドン観光に専念できる。

それにしてもユーロスターは高い。
ユーレイルパスの割引が適用されているというのにこの値段。
それでも乗らないわけにはいかない。

気を取り直してロンドン観光。


まずはバッキンガム宮殿。
衛兵の交代式は毎日はやってないみたいだが、もし、きょうあるとすればもうすぐ始まる。
急がねば。

バッキンガム宮殿に来てみると、たくさんの人がいる。
どうやらお目当ての衛兵の交代式を見ることができそうだ。

遠くの方から軍楽隊の演奏が聞こえて来た。
いよいよだ。
何度もテレビなどで見た、あの兵隊さんたちが歩いてくる。

ほんとに私はイギリスにやってきたんだなあ。
今になってやっと実感が湧いてきた。
なんだか顔がにやけてくる。

その後はロンドン観光の定番コース。
トラファルガー広場にビッグベン、ウエストミンスター寺院。
ロンドン塔にタワーブリッジ。

旅行会社のパンフレットには必ず載っている有名どころを目の前にした私は、興奮して疲れを感じない。
ひたすら歩き回った。

だが、ふと気づいた。
眼鏡がない。
どこかで落としたらしい。
ヤバイぞ。
あれがないとこの先不便だ。
見知らぬ異国の地で、眼鏡なしで果たしてやっていけるのだろうか。

メガネ屋さんをみつけて値段を聞いたら、かなり高かった。
どこか他の物価の安い国で買うことにしよう。

ヴィクトリア駅までもどってきて、腹ごしらえする事にした。
サブウェイで食事したのだが、細かく注文をしなければならず、かなり時間がかかった。
店員もイラついている。

ここではフリーのWiFiが使えるはずなのだが、まだiPadに慣れていないので設定に戸惑う。

もっと私を嘆かせたのは、トイレが有料だということ。
そんなに高額ではないが、日本ではトイレにお金を払う、という概念がないので、とてもうっとうしい。

それでもアイルランドまでは長旅だ。
いつトイレに行けるか分からないから、お金を払って使用した。

そしてついにベルファスト行きのバスに乗り込む。
朝までゆっくり寝て、体力を回復させよう。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

カウチサーフィン(CouchSurfing)とは?

CouchSurfingKyoto

Author:CouchSurfingKyoto
.カウチサーフィン(CouchSurfing)とは。

日本に観光に来た外国人の宿として無償で自宅を提供し、国際交流を深めるというカウチサーフィン。

また、自分が海外に旅行に行く時には、現地の一般家庭に泊めてもらい、その土地に住む人々の生の暮らしを体験することだってできてしまいます。

ここは、そんなカウチサーフィンの日常をありのままにつづったブログです。

「カウチサーフィンは危険じゃないの?」
そんな危惧も理解できます。
たしかに事件やトラブルも起こっています。

なにかと日本人にはなじみにくいカウチサーフィン。

・登録の仕方がわからない
・詳しい使い方を知りたい
・評判が気になる

そんな人は、ぜひこのブログをチェックしてみてください。
きっと役に立つと思います。

最後に。

「カウチサーフィンを利用すれば、ホテル代が浮く」

私はこの考え方を否定しているわけではありません。
私もそのつもりでカウチサーフィンを始めましたから。

しかし、カウチサーフィンは単なる無料のホテルではありません。
現在、約8割のメンバーはカウチの提供をしていません。サーフのみです。

だって、泊める側にはメリットなんてなさそうですものね。

「自分の部屋で他人と一緒に寝るなんて考えられない」
「お世話したりするのってめんどくさそう」

時々私はこんな質問を受けることがあります。

「なぜホストは見知らぬ人を家に招き入れるのか?」

それはね、もちろん楽しいからですよ。

自己紹介
プロフィール


こんにちは。
京都でカウチサーフィン(CouchSurfing)のホストをしている、マサトという者です。
ときどきふらりと旅にも出ます。
もちろん、カウチサーフィンで!


(海外)
2011年、ユーレイル・グローバルパスが利用可能なヨーロッパ22カ国を全て旅しました。
それに加えて、イギリスと台湾も訪問。
もちろん、これら24カ国全ての国でカウチサーフィン(CouchSurfing)を利用。

2012年、東南アジア8カ国とオーストラリアを周遊。
ミャンマーを除く、8カ国でカウチサーフィンを利用しました。

2013年、香港、中国、マカオをカウチサーフィンを利用して旅行。 風水や太極拳、カンフーを堪能してきました。

2014年、侍の衣装を着て東ヨーロッパ20か国を旅行してきました。


(日本国内)
これまでに京都で329人(53カ国)のカウチサーファーをホストしてきました(2013年6月25日現在)。

もちろん、これからもどんどんカウチサーフィンを通じていろいろな国の人と会うつもりです。



カウチサーファーとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、ルーマニア、スロヴェニア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、台湾

シンガポール、インドネシア、オーストラリア、マレーシア、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム

香港、中国、マカオ

スロヴァキア、ポーランド、リトアニア、ラトヴィア、エストニア、ベラルーシ、ウクライナ、モルドヴァ、沿ドニエストル共和国、ルーマニア、セルビア、マケドニア、アルバニア、コソヴォ、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、リヒテンシュタイン


ホストとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


アイルランド、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、イスラエル、イタリア、イラン、インド、インドネシア、ウクライナ、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、クロアチア、コロンビア、シンガポール、スイス、スウェーデン、スコットランド、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、チュニジア、チリ、デンマーク、ドイツ、トルコ、日本、ニューカレドニア、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、ブラジル、フランス、ベトナム、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マダガスカル、マレーシア、メキシコ、モルドバ、リトアニア、ルーマニア、ロシア



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