カウチサーフィン(CouchSurfing)と愉快な仲間たち

最新ウクライナ情勢 2014年7月

今回の旅行では、東ヨーロッパの国すべてを周る予定なのですが、もちろんその中にはウクライナも含まれています。
しかし、やはり気になるのが現地の治安状況。
マレーシア機だけでなく、ウクライナの軍用機も相変わらず撃墜されています。
親ロ派の抵抗もまだまだ続きそう。

外務省のホームページによると、「渡航延期勧告」がでているのはウクライナ東部とクリミア半島のみ。
私が行く予定の地域は「十分注意」なので、なんとか旅行はできそうです。

でも、実際のところはどうなんでしょうね?
べつに外務省の情報を疑っているわけではありませんが、やはり気になります。

そこで、カウチサーフィンを通じて知り合った人たちに聞いてみることにしました。
まずはロシア人のマリア。

「今度ウクライナに行こうと思うんだけど、なにか耳寄りな情報ない?」

「あそこは私の管轄外なのよ。
 それに、もしなにか知っていたとしても、あなたに教えるわけないでしょ」

さすがは元KGB. 口が堅い。
でもどうせなら、映画や小説のように、

「肯定も否定もしない」
とか、
「私にはそのことを口外する権限がない」
とか言ってほしかったな。
ああいうシチュエーションにあこがれてるんだよ。


次にウクライナ人のヴィーカに聞いてみました。

「今の時期にウクライナを旅行するのはあまりおすすめしないわ。
 キエフやリヴィウはまだ大丈夫だと思う。
 でも、オデッサはいろいろと不穏な話を聞くから、やめておいた方がいいんじゃないかしら」

えっ、そうなの?
オデッサもヤバいの?
外務省の情報とはちょっと違うな。

ヴィーカはウクライナ人なのですが、現在はギリシャに住んでいます。
なので彼女の持っている情報は間接的なもの。
ここはやはりオデッサに住んでいる人に直接聞いてみる方が確実かもしれません。

あいにくオデッサに住んでいる知り合いはいなかったので、カウチサーフィンのコミュニティを利用することにしました。
東欧の国というのは閉鎖的なイメージがあったので、反応は薄いかもなー、と思っていたのですが、
1通メッセージを送っただけですぐに5、6通の返事が返ってきました。
これは予想外です。

彼らの話を総合すると、5月や6月くらいまでは混乱を恐れて、オデッサを訪れる観光客はほとんどいなかったそうです。
ところが、7月に入ってからは状況が好転し、大勢の人がやってくるようになったとか。
だから安心してオデッサに来いよ、ということでした。

「でも、お前が来る8月の下旬は黒海の水は泳ぐにはちょっと冷たいけどなー」

そうなのか。 日本でもお盆を過ぎたら海水浴場はガラガラになるからなあ。
じゃあウクライナ美人の水着を拝むのは難しいのかな。


メッセージをくれた人の中には、
「オデッサに来るなら俺の家に泊まれよ」
と言ってくれる親切な人も数人いました。
ウクライナ人ってけっこうフレンドリーなんだな。

その中の一人の青年はかなり熱心に私にアプローチしてきました。
彼は大の日本ファンで、
「なんで俺は日本人に生まれなかったんだろう」
と本気で悔しがっています。

ウクライナといえば美女大国として有名ですが、男だってきれいなんです。

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(右側がメッセージをくれた青年)


この彼、男の私でさえハッと息を飲むほどのイケメン。
でも、なんかむかつく。

彼はちかぢか日本にやってくるそうです。
日本の女性のみなさん、ぜひ彼をホストしてやってください。


オデッサといえば必ず引き合いに出されるのが「ポチョムキンの階段」
なので予習として「戦艦ポチョムキン」の映画もしっかりと見ておきました。

でも、個人的にはオデッサといえばガンダムを思い出すんですよね。
黒い三連星やマチルダさん、マ・クベなど。
出発前にもう一度見ておきたかったけど、そんな時間はなさそう。

まあいいか。
ウクライナ美人に会えるのだから。

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テーマ : ヨーロッパ旅行記
ジャンル : 旅行

ハッピーエンディング

シンガポールから来たカウチサーファー、エイミーは実に饒舌で、いろんな話を聞かせてくれる。

初対面の日本人の女の子とはうまく会話できない私でも、彼女とならディープな話ができてしまうから不思議だ。


たいていのカウチサーファーはそうだが、やはりエイミーも旅行が好き。

しかも彼女はシンガポールに住んでいる。

私も東南アジアを3か月かけてバックパック旅行したので、その話で盛り上がった。


「でも、あまりおおっぴらに東南アジアに行ってきた話をするのは、はばかられることもあるんだ」

「どうして?」

「ごく一部だけど、買春目的で東南アジアに足を運ぶ輩がいるからさ。

 日本とは物価が違うから、驚くほど安い値段で性風俗を楽しむことができるんだ。

 だから男が一人で東南アジアに行ったって言うと、そういう目で見られることもある。

 それがいやなんだ」

「で、ハッピーエンディングだった?」

「え? ああ、うん。楽しかったよ。」


最初、私はエイミーの言わんとしていることが理解できずに、あいまいな返事をしてしまった。

が、これは大失敗。


東南アジアの風俗産業で「ハッピーエンディング」といえば、日本で言う「本番」にあたるそうだ。


「いや、そんなことしてないよ。

 風俗の店に連れて行かれたことはあるけど、ハッピーエンディングはなかったよ」

あわてて弁解したが、エイミーは信用してくれない。

「へえー。タイのバンコクに行って、アクアショーやピンポンショーも見なかったの?

 ゴーゴー・バーには行ったんでしょ?

 え? 行ってない?

 じゃああなた、バンコクになにしに行ったのよ」


「なにしにって・・・。

 そりゃあお寺を見たり、いろいろだよ」

「いろいろって?」


エイミーはまったく私のことを信用していないようだ。

だから東南アジアに男一人で行ったって言いたくなかったんだよ。



「俺はバンコクでもカウチサーフィンを使ったんだ。

 その時のホストの女の子がまた敬虔な仏教徒でね。

 そういういかがわしいお店には連れて行ってくれなかったんだよ」


「あらそう。それは残念ね。

 せっかくバンコクにまで行くんだったら、そういう夜の街ものぞいてみた方がいいわよ。

 でも気をつけてね。なかには危ない店もあるみたいだから。

 店内に入ったらドアに鍵をかけられて、法外な料金をふっかけられるんだって。

 お金を払うまで出してくれないそうよ」


それは怖そうだなー。ハッピーエンディングどころじゃないやん。

しかし、エイミーの言うことにも一理ある。

性風俗の取り締まりは年々厳しくなっていくようだし、

日本と東南アジアとの物価の差もだんだん縮小していくことだろう。

その前に一度、その手の店をのぞいてみるのも悪くはないかもしれない。

病気と警察が怖いから、たぶん利用はできないだろうけど。


東南アジアにある性風俗のお店の入り口をよく見ると、

「NO HAPPY ENDING !」

と書かれていることがあるらしい。


これは日本でいう、「本番お断り」という意味らしい。


「本番」って聞くと、なにやら生々しくていやらしい響きだが、

「ハッピーエンディング」だと、なんだかさわやかで、すっきりしたイメージに思えてくるから不思議だ。

日本でも呼び方を変えたら、利用者層も広がるんじゃないだろうか。


まあ、やってることは同じなんだけど。




「それにしても、シンガポールに住んでる君がうらやましいよ。

 シンガポールは東南アジアの中心に位置しているから、安い料金でどこへだって気軽に行けるじゃないか」


「そうはいうけどね、女の子が一人で東南アジアを旅するのはけっこう大変なのよ」

そう言ってエイミーは、ある話をしてくれた。



あるシンガポール人の女の子が、独りでマレーシアを旅行していたときのこと。

深夜にタクシーに乗っていた彼女は、運転手に乱暴されたそうだ。

その後、彼女は道路上に放置された。

そこへ通りかかったパトカーが彼女を見つけ、保護する。

警察署に連れて帰って、これでひと安心。

となるところだが、そうはならなかった。


なんと、警察署にいた警官たち全員に、彼女はまたしても暴行されてしまったというのだ。


日本の警察はいろいろ言われることもあるが、まさかここまではしないだろう。

この話は都市伝説のようなもので、もしかしたらまったくのでたらめかもしれない。

でも、ひょっとしたらありえるかも・・・、と思えてしまうのが東南アジアのこわいところ。

まだまだ安全ではない地域もたくさんあるからだ。



なんか今回のブログ、全然ハッピーエンディングじゃないぞ。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

「署までご同行願えますか?」

ウィラ(アメリカ)とCouchSurfing(カウチサーフィン)

CouchSurfing(カウチサーフィン):ウィラ(アメリカ)

ウィラはいつも頭にバンダナをつけています。
アメリカで流行っているのでしょうか?


お土産:中国のお菓子

中国系アメリカ人の彼女は、中国のお菓子をお土産にくれました。


お土産:中国のお菓子・その2

同じく、中国のお菓子。


韓国のお菓子

日本に来る前には韓国を旅行していたウィラ。
韓国のお菓子をお土産にくれました。


韓国のお菓子・その2

韓国のお菓子、その2.


マレーシア版のポッキー

日本に来る前にはマレーシアも旅行していたウィラは、マレーシア版のポッキーもくれました。
でも、「チョコバナナ」とカタカナで書いてあるのはなぜ?

____________________________


今回のカウチサーフィンは、アメリカ人の女の子、ウィラと。

その日は別のカウチサーファーたちとお好み焼きを食べに行っていたのですが、
家に帰ってみると、彼女から何度も電話がかかってきていました。
私の携帯の番号はウィラに教えてあったはずなのに、なぜかけてこなかったんだろう?

あわてて嵐山駅に迎えに行くと、なにやら人だかりが・・・
2人の警察官と、複数の駅員が集まっていて、何やらただならぬ気配。

何か事件でも起きたのかな?
ちょっと興味がありましたが、今はウィラを探すことの方が大事です。
下手に巻き込まれるのもいやだったし、その場を通り過ぎようとしたら・・・

「マサト?」

その警察官たちの集団の中心から、私を呼ぶ声が聞こえます。
見ると、若い女の子。
どうやら彼女がウィラのようです。
しかし、なぜ彼女が警察官に囲まれているんだ?

「あなたが三木さんですか?」

警察官が私に詰め寄ります。

うっ!
なんで警察官が俺の名前を知ってるんだよ。

別に悪い事をした覚えはありませんが、なんだか緊張します。


ウィラは何度も私に電話をしたけれども、つながりません。
そこで半泣きの状態で駅員に相談したそうです。
1時間ほどウロウロしていた彼女の事が心配になって、その駅員は警察に通報したということです。


私は若い警察官の職務質問を受けました。

「あなたたちは面識がないそうですが、彼女は今夜あなたの家に泊まるそうですね。
 あなたと彼女とはいったいどういう関係なんですか?」

「どういう関係」って・・・
一応カウチサーフィンのことを説明はしましたが、
どうも納得していない様子。

「署までご同行願えますか?」

って言われたらどうしようっ、って内心ビビってました。

幸い、警察に連行こそされませんでしたが、私の名前も住所も電話番号も知られてしまいました。
当分悪い事はできそうにありません。

それにしても、なぜ携帯がつながらなかったんだろう?


日本ではまだまだカウチサーフィンの認知度は低い。
今回の件であらためてそのことを思い知らされました。


その日の夜、見知らぬ番号から電話がかかってきました。

「アメリカ人の女の子とは会えましたか、三木さん?」

うっ!
誰だ、この人は?
なんで俺の名前と電話番号を知ってるんだよっ!


ウィラは私の家を探してあちこち尋ね歩いたようです。
この電話の主は近所の焼鳥屋のご主人。
以前、他のカウチサーファーと一緒に行ったことがあるお店です。


今日はいろんな人に名前と電話番号を知られてしまった。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

ビビ(マレーシア)とマット(アメリカ):お土産

ビビ(マレーシア)とマット(アメリカ)とカウチサーフィン


カウチサーフィン(ビビ、マレーシア)、(マット、アメリカ)のお土産のキーホルダー。

ビビとマットがくれたマレーシアのお土産。
一見するとなんの変哲もないキーホルダーに見えます。

でも、よく見ると、クアラルン・プールのランドマーク、ツイン・タワーのレリーフが!
しかもこのキーホルダー、爪切りと栓抜きにもなるという優れもの。
旅行にはもってこいです。

さすが旅慣れたカウチサーファーはお土産の選び方も一味違います。


ビビとマットからの絵葉書。クアラルン・プールのツイン・タワー

ビビとマットは絵葉書もくれました。
クアラルン・プール(マレーシア)のシンボル、ツイン・タワーです。

しかも裏面には彼らからのメッセージがぎっしりと書き込まれていました。
こういうのをもらうと、カウチサーフィンをやっててよかったな、と心から思えます。

右下に見えるのはマレーシアの国旗でしょうか。
なんだかアメリカの星条旗と似てますね。



カウチサーフィン(アーロン、アメリカ)、(マット、アメリカ)、(ビビ、マレーシア)
(左からアーロン(アメリカ)、私、ビビ(マレーシア)、マット(アメリカ))

ビビの頭にあるリボンに注目!
このリボン、結構人気があり、京都の街を歩いていると、何人かの人が写真に撮っていました。

ビビはおしゃれにはとてもうるさいです。
そのためお化粧にはかなりの時間を要します。

朝は誰よりも早く起きて洗面台を占領。
夜は誰よりも遅くまで起きていて、またまた洗面台に立てこもります。

しかも1時間近く出てきません。
いったい中で何をやっているのか・・・
とても気になるところです。

というわけで、誰もビビのすっぴんの素顔を見た者はおりません。
見たいような、見たくないような・・・

_____________________________


3泊4日で私の家に泊ったビビとマット。
彼らとも今日でお別れです。

私がシンガポール行きの航空券を買ったことを知ると、
熱心に東南アジアの歩き方を教えてくれました。

ビビはマレーシア出身。
マットはタイに住んでいたことがあります。

やはり地元の人から直接アドバイスを受けられるというのはありがたいことです。
カウチサーフィンの最大のメリットと言えるでしょう。

私がマレーシアに行くころには、ビビもクアラルン・プールに帰っているとか。
マレーシアを案内してくれるとも言ってくれました。
たとえリップサービスでもうれしいものです。

彼らの説明を聞いていると、東南アジア旅行に今すぐ行きたくなってきました。
5月が待ち遠しい!

マレーシアで彼らにまた会えたらいいな。

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ジャンル : 旅行

ジョン(イギリス)

ジョン(イギリス)とカウチサーフィン

カウチサーフィン(ジョン、イギリス)、私の部屋にて

イギリス人カウチサーファー、ジョン。私の部屋にて。


カウチサーフィン(ジョン、イギリス)、私と一緒に記念撮影

ジョンと一緒に記念撮影。


ジョンのくれたお土産。キーホルダー(ビッグベン、国会議事堂、ロンドン名物・二階建てのバス)とバッジ。

ジョンのくれたイギリスのお土産。

キーホルダーとバッジ。

キーホルダーにはロンドン名物がぎっしり。
二階建てのバス、国会議事堂、そしてもちろんビッグベン。

バッジにはロンドンのお巡りさんが!


_________________________



今回のカウチサーフィンはイギリス人のジョン。

彼はかなりたくさんの国を旅行している。
特にアジアが好きらしい。
なかでもお気に入りはマレーシアと中国。
理由は
「物価が安いから」

日本には前から興味があったが、物価が高いから敬遠してきた。
今回も日本での滞在は短期間のみ。

やはり日本は嫌われてますねえ。
最近、円高も激しいですしね。



ジョンはその外見通り、とてもおとなしい。
イギリス人の彼はもちろんクイーンズ・イングリッシュ。
独特のブリティッシュ・アクセントで話すのだが、ゆっくりとしゃべってくれるのでありがたい。
英国英語の練習にはもってこいの相手だ。


ただ、ジョンは完全独立型。
昼間はドイツ人の友人と京都観光。
食事も外で済ませてきたという。

だから、彼とは夜に少し話すだけ。
確かにホストする側としてはとても楽だが、なんだか物足りない。

カウチサーフィンはそのさじ加減が難しい。
カウチサーファーに振り回されるのも嫌だが、
あまりにも淡白な付き合いも面白くない。

まだまだ試行錯誤中です。

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マレーシアからのヒッチハイカー

カウチサーフィン(マレーシア、メイソン)


中国系マレーシア人のメイソンは昨日も来なかった。


彼は東京から横浜、名古屋とヒッチハイクで移動しているのだが、

なかなか彼を乗せてくれる車が見つからなかったらしい。

京都にはたどり着けそうにない、との連絡があった。



そしてついに今日、メイソンがやって来た。

プロフィールの写真通り、線の細い青年だ。


聞けば、昨日の夜は高速道路のサービスエリアで一夜を過ごしたらしい。

朝晩はめっきり寒くなった今日この頃、

さぞかし寒かっただろう、と思いきや、そうでもなかったらしい。

サービスエリアの食堂は空調が効いていて、適度な温度だったとか。

やっぱり日本って、ぜいたくな国なんだな。


彼はヨーロッパを3カ月間旅行した経験を持つ。

その間、ホテルを利用したのはたったの4日間。

あとはずーっとカウチサーフィンを利用していたのだそうだ。


彼の話は私のヨーロッパ旅行に大いに参考になるに違いない。

いろいろと教えてもらおう。



昨日、メイソンが荷物から目を離した隙に、犬におしっこをかけられたらしい。

おかげで今日一日、彼は匂い付きのキャリーバッグを持って旅行する羽目になった。



だが、笑いごとではない。

彼はその荷物を私の家で洗濯したいというのだ。


いやだなー。

私の洗濯機、おしっこ臭くならないかな。


カウチサーフィン(マレーシア、メイソン)




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ジャンル : 旅行

メイソン、ニコライ

カウチサーフィン(メイソン、マレーシア)、(ニコライ、デンマーク)

本来なら昨日、マレーシアからのカウチサーファーが来るはずだった。

だが来なかった。

カウチサーフィンをしているとよくある話だ。



ヨーロッパ旅行に向けてのんびり準備でもしようと思っていたらメイソンからメールが来た。

今日来るらしい。

どうやら彼は日付けを間違えているようだ。

外国の人だから仕方がないのかもしれない。



しばらくすると、またメールが来た。

今度はデンマーク人のカウチサーファー、ニコライからだ。


彼らは30日から私の家に泊まるはずだったのだが、予定を変更したらしい。

来月の10日からにして欲しいという。


残念。

その頃私はヨーロッパにいる。

今回は縁が無かったということで。



カウチサーフィンはタイミングが命。


この不確実なところがカウチサーフィンの良さだったりする。



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ジャンル : 旅行

サプライズ・プレゼント

カウチサーフィン(シンガポール、アリス)

カウチサーフィン(シンガポール、アリス)、シングリッシュ

郵便受けの中に、小包が入っていた。
誰からだろう?

私の家の住所がアルファベットで書かれている。
でも、ゆうパック。
日本国内から発送されたものだ。

差出人はアリス。

いったいアリスが今頃何を送ってきたのだろう。
急いで封を開ける。

そこには一冊の小冊子が入っていた。

「AN ESSENTIAL GUIDE TO

 SINGLISH」


アリスはマレーシア生まれ。
だが、シンガポールで働いている。

そういえば、彼女との会話の中で、シングリッシュの話題がでたっけ。
そのことを覚えていて、わざわざこの本を送ってきてくれたらしい。

その心遣いはうれしい。

でも、私はとりあえず普通の英語を学びたいんだ。
今シングリッシュなんて勉強したら、私の英語はぐちゃぐちゃになっちゃうじゃないか。

日本を後にしたアリスは、現在はメキシコにいる。
彼女がシンガポールに帰国するのはまだまだ先のことだ。

でも、きっと会いに行こう。
なにかお土産を持って。

Thank you LAH!

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ジャンル : 旅行

早朝の訪問者

カウチサーフィンは私に新しい世界を教えてくれる。
今、私のもっぱらの関心事はスキューバダイビングだ。

カウチサーフィン(シンガポール)、アリス、錦市場にて。

アリスはシンガポールからやって来たカウチサーファー。
もともとはマレーシアで生まれ育ったのだが、
今はシンガポールの富士通で働いている。

顔をみてわかるとおり、
彼女は中国系だ。

彼女の話す英語はとてもスロー。
私としてはとてもありがたい。

また、シンガポール人の話す英語といえば「シングリッシュ」だが、
恐れていたほど強い訛りはない。
十分コミュニケーションがとれる。

前回のカウチサーファー、イヴェッタもシンガポールから来た。
だが、彼女はイギリス生まれのオランダ人。
アリスは中国系マレーシア人。
やはりカウチサーフィンって国際色豊かだな。

カウチサーフィン(シンガポール)、アリスと私。巽橋にて。

今朝の7時過ぎ、突然玄関のインターホンが鳴った。
アリスが直接我が家を訪れてきたのだ。

約束では駅に着いたら電話する、ということだったので、
とても面食らった。

まだ準備は完全ではない。
布団はたたんでいないし、
寝巻用のシャツを着ている状態なのだ。

カウチサーファーに直接自宅を電撃訪問されたのはこれが初めてだ。
グーグルマップに私の家の場所をポイントして送付してあるから、
自力で私の家を見つけるのは簡単だ。

突然の訪問には驚かされたが、
これで駅まで迎えに行く手間が省けた。

朝食を食べながら、いろんな話をする。
マレーシアやシンガポールのこと。
東京のこと。
京都での今後の日程についてなどだ。

カウチサーフィン(シンガポール、アリス)、お土産・マレーシアのパンフレット。

アリスはマレーシアの観光パンフレットをお土産に持ってきてくれた。
・バードウォッチング
・国立公園
・ビーチ
・アドベンチャーツアー
の4冊だ。

前回のカウチサーファー、イヴェッタはダイビングのインストラクターだが、
アリスもダイブマスターだ。

これはもう、私にスキューバダイビングを始めろという啓示に違いない。
一通りダイビングについての話を聞いた。

アリスもシンガポールでカウチサーフィンのホストをしている。
それに、彼女はダイブマスターだから、私を海に連れて行ってくれる。
スキューバダイビングをするおぜん立てはできつつある。

あとは私自身が行動を起こせばいいだけだ。

スキューバダイビングか。
自分には遠い世界の話のように思ってきたが、
もう手の届く範囲にある。
なんだかワクワクしてきた。


普段はもっと遅くまで寝ていることの多い私。
正直言って、とても眠い。
アリスにその事を伝え、しばらく昼寝をすることになった。

結局家を出たのは2時30分すぎ。
雨も降っていたので、今日は錦市場と祇園へ行くことにした。

アリスには私にできることはなんでもしておこう。
近い将来には南の海でお世話になる可能性が高いのだから。

これくらいの打算と下心はカウチサーフィンの許容範囲内だろう。

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ジャンル : 旅行

私を海底に連れてって!

カウチサーフィンはきれい事だけではすまされない場合もある。
昨日も書いたが、今、私はフラフラだ。

カウチサーフィン(シンガポール)、イヴェッタと私、清水寺にて。

シンガポールからのカウチサーファー、イヴェッタも、ついに今日旅立つ。
予定では3泊だったのだが、
結局彼女は5泊6日もの間、私の家にいたことになる。

いつものことだが、またまた彼女に情が移ってしまった私。
昨日の夜は、最後の夜だから、とても貴重な時間だ。

それなのに、コンディションは最悪。
風邪をもらってしまったらしいのだ。

イヴェッタは私の家に来た時から鼻をグズグズさせていた。
それが私にも伝染り、昨晩は二人とも水洟をジュルジュルいわせていた。

ロマンスもムードもありゃしない。
10分おきにトイレに駆け込んで鼻をかんでいた。

しかも、イヴェッタから衝撃の告白が・・・。

「私、以前ボルネオを旅行してたときに熱病にかかったの。
 マラリアのおそれがあるから、ホントは精密検査をしなくちゃならないんだ」

おいおい、そういうことはもっと早く言ってくれよ。

そういえばこの症状、ただの風邪とは違うような・・・。
体が熱いのに寒いし、
頭がフラフラして耳鳴りもするし・・・。

イヴェッタとは、病気が伝染るようなことは何もしてないのに・・・。
なんか損した気分だ。


そのことはさておいて、昨夜はかなりお話をしましたよ。
彼女ともかなり仲良くなれたような気がする(?)

彼女のカメラで撮った写真も何枚かコピーさせてもらいました。

カウチサーフィン(チリ)、マーティンと私、我が家にて。

・・・

そういえば、こういう人もいましたね。

私と鹿。奈良公園にて。

カウチサーフィン(シンガポール)、イヴェッタ、お好み焼き屋にて。

イヴェッタの笑顔にはとても癒されました。

また、彼女のおかげで、スキューバダイビングに興味を持つようになりました。
フィリピンかマレーシアに潜りに行こうと思います。

どうせなら、彼女のレッスンを受けたいな。
でもきっと、その頃には私のことなんか忘れてるんだろうな。


ブログには書きませんでしたが、
可愛らしい顔とは裏腹に、
とても凶暴な一面をも持つ彼女。

前を歩いている人の日傘を押しのけたり、
子供と対等にケンカしたり。


また、彼女は優しい性格をしているのですが、
とてもドライな部分もあります。

今朝も、サッサと出て行きました。
それはもう、見事なくらいにあっさりと。

今夜は久しぶりに一人で眠ることになるのか。

おっと。
誤解を招くような発言をしてしまった。

カウチサーフィン(シンガポール)、イヴェッタと私。嵐山の三船祭にて。

なんだかんだで、とても楽しい数日間を過ごさせてもらいました。
ありがとう、イヴェッタ。

今度は南の島で会いましょう。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

カウチサーフィン(CouchSurfing)とは?

CouchSurfingKyoto

Author:CouchSurfingKyoto
.カウチサーフィン(CouchSurfing)とは。

日本に観光に来た外国人の宿として無償で自宅を提供し、国際交流を深めるというカウチサーフィン。

また、自分が海外に旅行に行く時には、現地の一般家庭に泊めてもらい、その土地に住む人々の生の暮らしを体験することだってできてしまいます。

ここは、そんなカウチサーフィンの日常をありのままにつづったブログです。

「カウチサーフィンは危険じゃないの?」
そんな危惧も理解できます。
たしかに事件やトラブルも起こっています。

なにかと日本人にはなじみにくいカウチサーフィン。

・登録の仕方がわからない
・詳しい使い方を知りたい
・評判が気になる

そんな人は、ぜひこのブログをチェックしてみてください。
きっと役に立つと思います。

最後に。

「カウチサーフィンを利用すれば、ホテル代が浮く」

私はこの考え方を否定しているわけではありません。
私もそのつもりでカウチサーフィンを始めましたから。

しかし、カウチサーフィンは単なる無料のホテルではありません。
現在、約8割のメンバーはカウチの提供をしていません。サーフのみです。

だって、泊める側にはメリットなんてなさそうですものね。

「自分の部屋で他人と一緒に寝るなんて考えられない」
「お世話したりするのってめんどくさそう」

時々私はこんな質問を受けることがあります。

「なぜホストは見知らぬ人を家に招き入れるのか?」

それはね、もちろん楽しいからですよ。

自己紹介
プロフィール


こんにちは。
京都でカウチサーフィン(CouchSurfing)のホストをしている、マサトという者です。
ときどきふらりと旅にも出ます。
もちろん、カウチサーフィンで!


(海外)
2011年、ユーレイル・グローバルパスが利用可能なヨーロッパ22カ国を全て旅しました。
それに加えて、イギリスと台湾も訪問。
もちろん、これら24カ国全ての国でカウチサーフィン(CouchSurfing)を利用。

2012年、東南アジア8カ国とオーストラリアを周遊。
ミャンマーを除く、8カ国でカウチサーフィンを利用しました。

2013年、香港、中国、マカオをカウチサーフィンを利用して旅行。 風水や太極拳、カンフーを堪能してきました。

2014年、侍の衣装を着て東ヨーロッパ20か国を旅行してきました。


(日本国内)
これまでに京都で329人(53カ国)のカウチサーファーをホストしてきました(2013年6月25日現在)。

もちろん、これからもどんどんカウチサーフィンを通じていろいろな国の人と会うつもりです。



カウチサーファーとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、ルーマニア、スロヴェニア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、台湾

シンガポール、インドネシア、オーストラリア、マレーシア、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム

香港、中国、マカオ

スロヴァキア、ポーランド、リトアニア、ラトヴィア、エストニア、ベラルーシ、ウクライナ、モルドヴァ、沿ドニエストル共和国、ルーマニア、セルビア、マケドニア、アルバニア、コソヴォ、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、リヒテンシュタイン


ホストとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


アイルランド、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、イスラエル、イタリア、イラン、インド、インドネシア、ウクライナ、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、クロアチア、コロンビア、シンガポール、スイス、スウェーデン、スコットランド、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、チュニジア、チリ、デンマーク、ドイツ、トルコ、日本、ニューカレドニア、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、ブラジル、フランス、ベトナム、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マダガスカル、マレーシア、メキシコ、モルドバ、リトアニア、ルーマニア、ロシア



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