カウチサーフィン(ドイツ、エマ)
所用で大阪まで行って、阪急電車に乗って帰ってきた。
駅の改札口で、外人が手を振っている。
エマだった。
約束では7時に嵐山駅で、ということだったのに、
まだ5時30分。
まだ迎え入れる準備ができてないよ。
掃除とかしたかったのに・・・
彼女は私よりもかなり年上なのだが、かなりパワフルだ。
がんがんしゃべりまくる。
だが、とても感じの良い人だ。
これは楽しいカウチサーフィンになりそうだ。
家に着くと、アレハンドラが出迎えてくれた。
といっても、ここは私の家なのだが・・・
エマとアレハンドラは、さっそく意気投合したようだ。
同じヨーロッパ人ということもあって、とても初対面とは思えないほどの親密っぷり。
だが、三人とも母国語は英語ではないので、文法的にかなり怪しい英語が飛び交っていた。
それはそれで楽しいからいいんだけど。
おしゃべりがひと段落したら、エマのプレゼント攻撃が始まった。
・ドイツはリューベックの絵葉書が数十枚
・マジパン(ドイツのお菓子)
・エマの手作りの折り紙
・エマのお気に入りのアーティストのCD(2枚)
・ドイツのチョコレート
そしてなぜか、エマはアレハンドラにもプレゼントを用意していた。

(ドイツのお菓子、マジパン)

(エマのくれたお土産)

(マジパンのラッピングペーパー)
私がヨーロッパ旅行を計画していることを知ると、
エマがいろいろと協力を申し出てくれた。
彼女はヨーロッパ中に友達がいる。
彼らに連絡して、私のために便宜をはかってくれるように頼んでくれた。
イギリス、デンマーク、ドイツ、フランス・・・
ありがたや、ありがたや。
すでに私はスペイン、イタリア、ポルトガル、ギリシャ、チェコでの宿を確保していたので、
ヨーロッパのかなりの部分を網羅できそうな勢いだ。
もちろん彼らはカウチサーファー。
以前に私が京都でホストした人たちだ。
三人ともかなりお腹が減っていたので、少し早いが夕食にすることにした。
アレハンドラが私の家に泊まるようになってからすでにほぼ一週間。
絶妙のコンビネーションで晩御飯の支度を進める。
それを見たエマが苦笑していた。
「あんたたち・・・」
エマもアレハンドラも、好き嫌いが激しいので、
三人が同じメニューの食事をとることは不可能。
そこで、エマと私が焼鳥。
アレハンドラと私がうなぎ。
それプラス、アレハンドラがブロッコリーとにんじんをボイルしてくれた。
なかなか豪勢な食事だ。

天気予報によると、明日は台風が直撃する。
だが、エマと私は苔寺の参観を予約してある。
午前中の時間を指定されているので、今日はもう寝ることにした。
これから数日間、なかなかにぎやかなカウチサーフィンになりそうだ。
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テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行