カウチサーフィン(CouchSurfing)と愉快な仲間たち

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マーティンとルーシー(チェコ共和国)

チェコ人とカウチサーフィン。




京都の町屋を改装した旅館。


マーティンとルーシーは私の家に来る前、ここに宿泊していました。

日本の伝統的な家屋に泊ってみたかったからだそうです。




確かに風情があっていいですね。

日本人の私から見ても、なかなか魅力的な宿です。




夕食は居酒屋。

日本の食文化を味わうにはもってこいの場所です。


しかし、ルーシーは箸で突っつき回すだけで、なかなか食べようとはしません。




マーティンも苦笑いしています。

何をそんなにためらっているのでしょうか。




二人をてこずらせているのはこれ。

イカの塩辛です。


日本の食べ物をとことん味わいたい、と二人が言うから注文したのですが、

ちょっと刺激が強過ぎたようです。


チェコに帰ってから、

「日本の食べ物って、ゲテモノばかりだったわよ。」

と友達に言いふらしていないことを祈るばかりです。






マーティンとルーシーがくれたお土産。

チェコのお酒です。





マーティンとルーシーがくれたお土産、その2.


右側のCDは、チェコ共和国で有名なアーティストのものだそうです。


そして左側のCDはというと、なんと彼らの合唱団のCD。

マーティンとルーシーが合唱コンクールのために来日したという話は聞いていましたが、

まさかCDまで制作しているとは。


既製品のお土産と違い、インパクトが大です!


と言いたいところですが、合唱団のCDなんてそう何度も聞けるものではありません。

知らない曲だし、チェコ語だし。


眠れない夜に聞くことにしましょう。




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テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

茶、茶、茶 (マーティンとルーシー、チェコ共和国)



本日はチェコ人カウチサーファーのマーティン、ルーシーと一緒に、宇治へとやってまいりました。

宇治と言えば、お茶。


ということで、さっそく抹茶ソフトクリームをほおばる三人。




最初に向かった先は、世界遺産「宇治上神社」

二つの砂の山が特徴的です。


「日本に現存する、最古の神社建築」と言われるだけあって、どっしりとしたたたずまいです。




写真を撮りまくるマーティン。





「宇治茶の道」という看板があるだけあって、近辺にはお茶に関するものがたくさんあります。




福寿園の宇治茶工房。




豪華な和室もあり、中はとても落ち着いた雰囲気です。




「手もみ茶づくり」や「石臼での抹茶づくり」などを体験できるコーナーもあります。




竜宮城を思わせる、興聖寺の門。

ここへ来ると、ブラジル人カウチサーファーのレジーナを思い出すなあ。




興聖寺の庭園。




平等院へ行く前に腹ごしらえ。

宇治ではそばも緑色。




抹茶そば




平等院鳳凰堂。

現在は修復工事中ですが、この時は見学することができました。




お約束の一枚。




せっかく宇治に来たのだから、グリーンティーも飲まないとね。




中村藤吉本店。

ここには一度来てみたかったのですが、今までなかなか機会がありませんでした。



この中村藤吉本店の事は、台湾人カウチサーファーのアンに教えてもらいました。


台湾や香港のガイドブックはとてもよくできていて、日本のガイドブック以上に日本の事が詳しく書いてあったりします。

カウチサーフィンを始めてから、毎週のように京都観光をしている私ですら、台湾製の京都ガイドを見て、

「ここに行ってみたい!」

と思うことがあるくらい、魅力的に書かれています。





ただ、この中村藤吉本店、外国人はもとより、日本人観光客にも人気のお店なので、待ち時間はハンパじゃありません。

日曜日ということもあって、2時間くらい待たされました。







中村藤吉本店の店内の様子。

大勢の客で混んでいましたが、騒がしくはなく、リラックスできます。






抹茶にはお菓子がついてきます。




これこれ。

この「生茶ゼリイ」が食べたかったんです。


ウソみたいにおいしいですよ。

ぜひお試しあれ。


ただ、マーティンやルーシーは食べ残してました。

外国人には日本のスィーツは合わないのかな。




源氏物語とお茶の町、宇治。




宇治では、郵便ポストまでが茶壷。




宇治では、電車のシートまでもが抹茶色。

もうおなかいっぱいです。

ごちそうさまでした。

テーマ : 京都・奈良
ジャンル : 旅行

取材 (マーティン、ルーシー、チェコ共和国)



(マーティン、君はいったいどこを見てるんだ? 目があっちの方角へ逝っちゃってるぞ。)


今回のカウチサーフィンは、チェコ共和国から。

マーティンとルーシーは合唱団に所属していて、宝塚で行われるコンクールに参加するために来日しました。



この日はちょうど、新聞の取材があったので、彼らにも同席してもらいました。

というのも、その取材の目的はカウチサーフィンだったからです。


彼らの貴重な観光の時間を奪うのは心苦しかったのですが、

「新聞に載るなんてめったにない事だから、いい記念になるわ。

しかも日本の新聞だなんて、ちょっと笑えるわね。」

と快く承諾してくれました。


新聞の取材と言っても、それほど大げさなものではなく、記者さんが一人だけです。

カメラマンもなし。

記者さんが自分で写真も撮ります。


場所は近所の喫茶店。

なので、全然取材という雰囲気ではなく、4人でお茶を飲みながらざっくばらんな感じで進んでいきました。



掲載された新聞については、また後ほどこのブログで書きます。





夕食はお好み焼き。

マーティンとルーシーの友達も加わりました。


彼もチェコ人なのですが、今は韓国に住んでいます。

なんでも、お寺で修業しているとか。


この男、なんともいけすけない奴でした。


私が、

「韓国人は日本人のことをどう思ってるの?

やっぱり嫌ってる?」

と聞くと、


「韓国人を見下してるのは、お前ら日本人の方だろ」

と答えます。

それも、敵意むき出しの口調で。


ちょっと話題がまずかったかな、

と思い、他の話もしようと試みたのですが、彼の態度はどうも好戦的。


もともとそういう性格なのか、それとも、韓国で暮らしている間に、反日感情を植えつけられたのか・・・


見かねたルーシーが、

「もうやめてっ!」

と間に入って止める始末でした。



幸いなことに、私の家に泊るのはルーシーとマーティンのみ。





ルーシーのくれたお土産。

そういえば、チェコってボヘミアガラスで有名でしたよね。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

下賀茂神社の蹴鞠始め(エリスカ、ニール)

エリスカ(チェコ共和国)、二ール(スコットランド)とカウチサーフィン

下賀茂神社の蹴鞠始めの儀式

下賀茂神社の蹴鞠始めに行ってきました。
うわさどおり、かなりの人で賑わっています。

蹴鞠を始める前に、まずは神聖な儀式が執り行われます。


下賀茂神社の蹴鞠始め

1時間ほど待った後、やっと蹴鞠が始まりました。


下賀茂神社の蹴鞠始め

下賀茂神社の蹴鞠始め

下賀茂神社の蹴鞠始め

カウチサーフィン(エリスカ、チェコ共和国)、(二ール、スコットランド)下賀茂神社にて。

20分くらい蹴鞠を堪能した後は下賀茂神社内を散策しました。

カウチサーフィン(エリスカ、チェコ共和国)、(二ール、スコットランド)と私。下賀茂神社にて

さっきまで晴れていたのに、急に曇って寒くなってきました。


カウチサーフィン(エリスカ、チェコ共和国)、(二ール、スコットランド)と私。銀閣寺にて

下賀茂神社の次は銀閣寺。
やけに寒いなと思ったら、雪が降ってきました。


雪の銀閣寺。山の上から。

雪はかなり大粒で、あれよあれよという間に積もってしましました。
まあ、雪の銀閣寺というのも風情があっていいものです。


雪の銀閣寺。本殿

銀閣寺の門前町。

銀閣寺の門前町


銀閣寺の入り口

銀閣寺の入り口。
かなり激しく雪が降っているのがわかるでしょうか。


忍者バー

京都の新京極の近くにある忍者バー・レストラン。


忍者レストラン

くの一忍者と記念撮影。


カウチサーフィン(二ール、スコットランド)、(エリスカ、チェコ共和国)、私、(シンちゃん、アイルランド)、Nさん。居酒屋和民にて。

二ールの友達、シンちゃんとNさんたちと合流。
居酒屋「和民」で終電の時間まで飲みました。

__________________________


エリスカ(チェコ共和国)、二ール(スコットランド)とカウチサーフィン


前回のアレクシィスとヴァージニィーに引き続き、今回のカウチサーフィンもカップルです。


二ールはスコットランド人。

私はスコットランドはイギリスの一地方にすぎないと思っていました。
なのでそのつもりで話をしていると、二ールはなにやらムッとした様子。
どうやらスコットランド人は自分たちはイギリス人ではないと思っているようです。

自分の故郷にプライドを持ってるということは、ある意味すばらしいと思います。
私はそこまで日本を誇れませんから。


エリスカはチェコ共和国の出身。
彼女がベルギーを旅行したとき、ブリュッセルのカウチサーフィン・ミーティングで二ールと知り合ったそうです。

それ以来、二人は一緒にベルギーで暮らしているとか。

へぇー。
いいねえー。
うらやましいねー。

不思議と私の家に来るカウチサーファーには、カウチサーフィンを通じて知り合ったというカップルが多いです。
私もなんとかそのご利益にあずかりたいものです。



今日は下賀茂神社で蹴鞠始めの儀式が行われる日です。
京都に住んで20年になる私ですが、まだ一度も実物の蹴鞠を見たことがありません。
テレビのニュースなどでは毎年やってるので、この機会に見学しようということになりました。

こういう場合、カウチサーフィンという大義名分があると便利です。
外国人の旅行者はもちろん、自分も楽しめますしね。


蹴鞠始めが開始される1時間くらい前に下賀茂神社に到着したのですが、
すでに4、5重もの人垣ができあがっていました。

なので、人混みの隙間からしか蹴鞠を見物することができませんでした。



下賀茂神社の次は銀閣寺。

我々が銀閣寺に入ったとたん、大粒の雪が降り始めました。
そういえば、去年の正月にここに来た時も雪だったな。

雪化粧に覆われた銀閣寺はきれいだけど、寒い。


安井金比羅宮と祇園を散策した後は、河原町のコーヒーショップで時間をつぶします。
二ールの友達、シンちゃんたちと合流するためです。

シンちゃんのガールフレンドNさんの提案で忍者レストランなるもので食事をしようということになりました。

この忍者レストラン、なかなか演出が凝ってます。

まずは入り口で女忍者・くの一がお出迎え。
店内は暗く、洞窟を通り抜けて忍者の里へと向かいます。

私たちが通された部屋は「桶狭間」
そんなの外国人にはわからないだろうな。

この忍者レストラン、メニューもけっこう面白く、他では見られない珍しい料理のオンパレード。
でも、みんな普通の日本の料理が食べたかったので、お店を変えることにしました。
ごめんなさい、忍者レストランのみなさん。
私はこういうお店好きですよ。
でも、日本が初めての彼らには、もっと普通のお店の方がよかっただけです。


結局、居酒屋「和民」で飲み放題コースを頼みました。

無口だと思っていた二ールは、お酒が入ると饒舌になります。
しゃべりだすと止まりません。
おかげで、終電ギリギリまで飲み続ける羽目になってしまいました。


Nさんは日本人。
彼女が留学しているときに、パブでシンちゃんに声をかけられたそうです。
シンちゃんとNさんはもうすぐ結婚するそうです。

なんだ、なんだ?
どいつもこいつも春満開じゃないか。

もうカップルのカウチサーファーをホストするのやめようかな。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

チェスキークルムロフ、プラハでカウチサーフィン



プラハ市内にあるカメラ屋の兄ちゃん。

チェスキークルムロフでカメラを失くしてしまったため、新しい物を買わなくてはならなくなった。




失くしたカメラとまったく同じ機種を手に入れることができ、私は有頂天になってしまった。

新しく手に入れたカメラをさっそく使ってみたくて、店員の兄ちゃんと記念撮影。


きっとこの店員さん、私のことを「ヘンな日本人」と思ったことだろう。




日本製のカメラは人気があるので、世界中どこででも入手できるんじゃないだろうか。




チェスキークルムロフで撮った写真はすべて失ってしまった。

残ったのはこの絵葉書のみ。

とほほ・・・




プラハでのホスト、エヴァとマニュ。

おとぎ話のような国、チェコで出会った美しいカップル。




調子に乗って、エヴァと肩なんて組んじゃいました。

ごめんね、マニュ。








プラハは本当に美しい。

同じ街なのに、昼と夜とではまったく別の顔になる。


昼間はため息がでるが、夜には涙が出そうになる。

今度はかわいい彼女と一緒にここを訪れたいな。


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チェスキークルムロフ


朝、暗いうちにトラムの停留所に向かう。

通りを歩いている人はほとんどいないので、迷っても道をたずねることができそうにない。

なんとか自力でプラハ駅まで行かねば。

幸いなことに、昨日の夜、エヴァが丁寧なメモを書いておいてくれたので、それを頼りに進む。



大都市間の移動は楽だ。

情報も充実していてわかりやすい。



しかし、市内の細かい場所を移動するのは骨が折れる。

観光地から外れた場所では、英語の表示やアナウンスは望めない。

バスの運転手は外国人の対応に慣れていない。


カウチサーフィンのホストは都市から離れた所に住んでいるケースが多く、

メインステーションから彼らの家に行くのに苦労することがある。


だが、それだけ地元の人の普通の暮らしを垣間見ることもできるのだ。

ここがカウチサーフィンの最大のメリットと言えるかもしれない。


とにかくプラハ本駅にはたどり着けた。

チェスキークルムロフ行きの電車の時間はまだ先だ。

電車の中で食べる食料を買い込んでおこう。


北欧諸国を旅した後は、チェコの物価はとても安く感じる。

値段を気にせずにバンバン買えるのは気持ちいい。



チェスキークルムロフ行きの電車の車掌はとて厳しい女性だった。

私のユーレイルパスを隅々まで点検し、

「旅程欄の記入が無いじゃないの!」と大声でどなる。


なにもそんなに怒らなくったっていいじゃないかよ。


私が、「後で記入する」と言うと

その車掌はボールペンを差し出し、「今すぐに書け」と言う。

ここまで厳しい人は初めてだ。


だが、私が目的地の欄にチェスキークルムロフと記入すると、彼女の表情が一変した。

「Lovely!」

とひとこと言った後、微笑みを残して立ち去っていった。


今日はいい日になりそうな予感がする。



車内で食事を済ませ、ウトウトしていたら突然、コンパートメントの扉が開いた。

腰に大型の拳銃をぶら下げ、威圧的な制服に身を包んだいかつい兄さんたちが二人、ドカドカと踏み込んできた。


なんだ、なんだ?!

ちょっと本気で怖いんですけど。

もしかして俺、拳銃で撃たれちゃうの?



あまりに急な事だったので狼狽したが、

「パスポートコントロール」と言う言葉が聞こえたのでようやく事態が飲み込めた。

日本では警察官と接する事など滅多にないので緊張する。


見た目は強面の警察官だったが、意外といい奴だった。

私のとなりにドカッと腰を下ろし、いろいろと話しかけてくる。

電車が到着すると、親切にも、

「チェスキークロムロフに行くのか? それなら乗り換えは二番ホームだ」と教えてくれたりもした。

結果的には間違っていたけれど。



乗り換えのために立ち寄ったチェスケーブディェヨヴィツェではかなり混乱した。

定刻になっても列車は来ないし、やっと来たと思ったら、「これは回送車だ。乗るな!」と言われた。

まあ、他にも観光客は大勢いたので、彼らの行動を真似していたらなんとかなるだろう。


チェスキークルムロフ行きの電車に乗ったあとも油断はできない。

途中で全員降ろされた。

英語での説明は無し。

わけのわからないまま他の乗客の後ろにくっついていく。



それでもまあ、とにかくチェスキークルムロフには着いた。

この駅、ものすごーく さびれている。

あたりにはほんとに何もない。

本当にこんな所が世界遺産なのか。

観光客はそれほど来ないのだろうか。



道を歩いていると、一人の老人が「こっちだ」と手招きする。

彼は英語ができなかったが、どうやらチェスキークルムロフまで連れていってくれるらしい。

ラッキー。


その老人は、ブディェヨヴィッツェ門の所では写真まで撮ってくれた。

彼は街を歩きながらあちこちを指差す。

何を言ってるのかまったくわからないが、おそらく「ここが写真を撮るポイントだ」とでも言ってるのだろう。

「Oh! beautiful!」と私が言うと、彼はうれしそうにうなづく。


老人はその後もあちこちに連れていってくれた。

結果的には遠まわりになったのだが、今日はたっぷり時間がある。

ここは地元の人のガイドに素直に従おう。


彼が「今夜はここに泊まるのか?」と聞いてきたので、

「プラハに宿がある」と答えたら寂しそうな表情になった。

きっと自慢の街を、もっとじっくりと見てもらいたかったのだろう。



老人と別れ、チェスキークルムロフ城を目指す。

ここの塔からの眺めは格別だと聞いたからだ。



狭いらせん階段を登り切ると、そこには息を呑む光景が広がっていた。

寒かったが、すぐに降りるのはもったいなかったのでしばらく塔の頂上でボーッとした。

たまにはこういうスローな日もいいものだ。



チェスキークルムロフは小さな町だが、ずっといても飽きることがない。

ここでゆっくりランチを食べる予定だったが、とてもそんなヒマはなかった。

時間があっという間に過ぎる。

まばたきするのも惜しい。

街全体が美し過ぎる。



列車が来るのを待つ間、チェスキークルムロフの駅前のスーパーに立ち寄る。

昼食を探していたのだがロクな物がない。

パンばっかり。


ふとラーメンが食べたくなった。

日本に帰ったらたらふく食べることにしよう。



チェスケーブディェヨヴィツェで乗り換える時に気付いた。

カメラがない。

どこで失くしたんだろう。

電車の中か。


昨日の分までの写真はiPadに入れてある。

だが、せっかくチェスキークルムロフで撮った写真が失われてしまった。

残ったのは絵葉書のみ。


まあいいか。

また今度来よう。

この街は気に入ったし。



プラハで日本製のカメラ買えるかなあ。

出来れば同じ型のがいいな。



プラハに向かう列車で、座席を探してウロウロしていると、

車掌に「そこは一等車だ」と言われた。

だが、私はユーレイルパスを所持しているので、一等車も乗り放題なのだ。



「わかってる」と言って座ろうとすると、チケットの提示を求められた。

その車掌は「お前みたいな若造が一等車に乗るなんて100年早いわ」とでも言いたげな表情をしている。

私はそんなにみすぼらしい格好をしているのだろうか。



プラハに着いてすぐにマニュに電話した。

だが、彼らはチェコに来てまだ二ヶ月。

日本製のカメラを買える場所は知らないらしい。



プラハの駅構内には電気屋はなさそうだ。

市の中心部に行くしかないか。

時刻は七時を回っている。

まだ開いているだろうか。



急いで繁華街へ向かっていると、「OLYMPUS」という看板が目に飛び込んで来た。

私の失ったカメラはNikon。

出来れば同じカメラが良かったのだが、この際仕方が無い。

日本製のカメラならどこのでも問題はないだろう。



ん?

よく見ると、店内にはOLYMPUSだけでなく、Nikonのカメラも陳列してあるではないか。

しかも私の失くしたカメラと全く同じ機種もある。

これはまさに天の恵みだ。


問題は値段。

日本で買った時の値段よりかなり高い気がする。

悩んだ。


だが、あと一ヶ月以上もカメラ無しで旅行するわけにはいかない。

携帯電話やiPadのカメラでは心もとない。


店員の説明によると、EUから出国するときにある程度の税金が還付されるそうだ。

それを考慮に入れればそんなに悪い買い物ではない。



店員の兄ちゃんはとても親切で、もう夜も遅いというのに、カメラのセッティングをやってくれた。

もちろん日本語モードにしてくれている。

ストラップも付けてくれ、おまけになんと三脚までくれた。



使い慣れたカメラを再び手に入れることが出来た私はすっかり舞い上がってしまい、

店員の兄ちゃんと記念撮影までしてしまった。


聞くと、この店は普段は6時半には閉めるそうだ。

私はツいてる。

これからは絶対にカメラを肌身離さず持っていよう。



しばらくしてエヴァとマニュが迎えに来てくれた。

マニュの同僚たちのたまり場のパブに連れていってくれるそうだ。

残念ながらそのパブはチェコのものではなくメキシカン。

まあいいか。



ところが、そのパブにはスナック程度しかなく、本格的な料理は食べられない。

そこでいったんそのパブを出て、別のレストランに連れていってもらった。



明日はチェコの祝日。

そのため、どこのレストランも満席で、マニュとエヴァはあちこち探しまわってくれた。


ようやく見つかったレストランは典型的なチェコ料理の店ではなく、クネドリーキは置いていない。

残念だが、これ以上彼らの手をわずらわせるわけにもいくまい。



豚肉の料理とビールを頼んだ。

彼らはすでに夕食を済ませているらしい。

私に付き合ってくれたのか。

申し訳ない。



その後くだんのメキシカンパブに戻ったのだが、店内は満席でマニュの同僚たちとは離れた席になってしまった。

マニュには悪いことをした。



店内は騒々しく、大声で怒鳴らなければ隣の人と会話もできない。

私はあまりこういう場所は好きではないのだが、ホストの意向には逆らいたくない。

ここがカウチサーフィンのつらいところか。



隣に座ったカップルが話しかけて来た。

彼らも旅行者で、ウルグアイから来たらしい。

なんと、横浜に住んでいたこともあるとか。


彼はよくしゃべる男で、なかなか話が止まらない。

二杯目のビールで酔いがまわってきた私は眠くて仕方がない。

早く帰っって寝たいなあ。

明日は4時半起きなのだから。



それにしてもプラハの路面電車は不便だ。

車内でチケットを買うことはできない。

全ての停留所に自動券売機があるわけでもない。

おまけに自動券売機はコインしか受け付けない。

しかもコインが古かったりすると機械が受け取ってくれなかったりする。


エヴァが携帯電話でeチケットを買ってくれなかったら、無賃乗車するしかないところだった。




彼らのアパートに帰ってからも出発の準備をしなければならない私は、結局2時すぎに寝た。

三時間も寝れないのか。


やっぱり2カ月で22カ国すべてを回るのは無理があるのかなあ。

テーマ : 海外旅行
ジャンル : 旅行

NUDE WALK

カウチサーフィン(チェコ共和国、ラル(ルーマニア)、ミハエル(スロバキア))

カウチサーフィン(チェコ共和国、ラル(ルーマニア))、スイーツの調理中

この間ラルが作ってくれたスイーツは、
お世辞にも美味とは言えない代物でした。

どうやら私の表情にそれは現れていたようで、
ラルは申し訳なさそうにしています。

そのリベンジというわけでもないのでしょうが、
今朝もラルがルーマニアのスイーツを作ってくれるといいます。

生卵にココア、砂糖、チョコレートを加えてかき混ぜています。

私も試しにかき混ぜてみましたが、
かなり粘着力のある食材です。

大丈夫か?
こんなの本当に食べられるのか?

ルーマニアのスイーツ

完成図。

さっそく食べてみましたが、
この間のミルクとご飯のスイーツに比べると、
かなり正統派です。

ただ、とにかく甘い!

朝から食べるにはちょっと甘すぎます。

しかし、せっかくラルが作ってくれたのです。
おいしくいただきました。

栄養もありそうですしね。

このスイーツはルーマニアの子供たちの間では大人気だそうです。



ところで、
話は昨日の夜にさかのぼります。

シャワーを浴び終わったラルが、
私に向かって叫びます。

「マサト、少しの間、目をつぶっててくれる?」

風呂場から彼らの部屋へ行くには、
私の部屋を通らなければなりません。

どうやら彼女は服を着ずに通過したいようです。

目をつぶったフリをして、
薄目を開けていようか。

でも、私の目の前にはミハエルがいます。

そんなことはできそうにありません。

ラルが再び叫びます。

「ミハエル!
 
 マサトはちゃんと目をつぶってる?」

私が目をつぶってることを確認したラルが
風呂場から我々のいる部屋へと入ってきます。

石鹸のいい香りがします。

風呂上がりの火照った体温を感じることができるくらい近くを彼女が通り抜けます。


彼女が部屋の扉を閉めた後、
目を開けてミハエルの顔を見ると、
茫然としています。

「terrible,terrible」
と何度もつぶやいています。

その表情から察するに、
どうやらラルは下着すら身に着けずに私の横を通過していったようです。

しまった。
たとえミハエルに半殺しにされても、
チラッとでも見ておくべきだった。


カウチサーフィン(チェコ共和国、ラル(ルーマニア)、ミハエル(スロバキア))、出発

そしてついに彼らともお別れの時がやってきました。

ラルもミハエルもとてもいいカウチサーファーだったので、
別れが名残惜しいです。

最後に写真を撮ったのですが、
ピンボケしてしまいました。


彼らはもうしばらく日本を旅行した後、
韓国へと向かいます。

心から旅を楽しんでいるように見える彼らを見ていると、
私も旅行に行きたくなってきました。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

LONG DAY

カウチサーフィン(チェコ共和国、ラル(ルーマニア)、ミハエル(スロバキア))

カウチサーフィン(チェコ共和国、ラル(ルーマニア)、ミハエル(スロバキア))、バスの中

今日も引き続き、ラルとミハエルと一緒に京都観光です。

バスの中でラルに膝枕をしてもらうミハエル。

う、うらやましすぎる。

公衆の面前でなんてハレンチな!

カウチサーフィン(チェコ共和国、ラル(ルーマニア)、ミハエル(スロバキア))、と私。八坂の塔

八坂の塔をバックに記念撮影、
といきたかったのですが、
肝心の五重塔は隠れてしまっています。

残念。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ミハエル(スロバキア))、地主神社

清水寺の中にある地主神社で恋占いの石に挑戦するミハエル。

恋占いの石が世界一似合わない男、それはミハエル。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ミハエル(スロバキア))、恋占いの石

周りに人がほとんどいなかったので、
なんなく成功するミハエル。

「これでミハエルは新しい彼女をゲットできるよ」

と私が説明するとラルが怒ります。

「マサトさん!

 なんてことをしてくれたのよ!」

カウチサーフィン(チェコ共和国、ラル(ルーマニア)、地主神社にて。

ミハエルに対抗して、
ラルも恋占いの石に挑戦します。

お前ら、人もうらやむ仲の良いカップルなんだから、
恋占いの石なんて必要ないじゃん!

とツッコミたくなるのをなんとかこらえました。

もちろんラルも成功。

お互い新しい恋人を見つけることができそうでよかったね。

と皮肉を言う私を尻目に、
ラブラブのラルとミハエルでした。

勝手にしてください。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ラル(ルーマニア)、恋占いの石に挑戦

カウチサーフィン(チェコ共和国、ラル(ルーマニア))、清水寺にて。

清水寺をバックに写真を撮るラル。

ちなみに、何度教えても、
彼女は清水寺の名前を覚えることができませんでした。

やはり、外国人にはこの発音は難しいようです。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ラル(ルーマニア)、ミハエル(スロバキア))、清水寺の音羽の滝にて。

清水寺の音羽の滝について私が説明すると、
さっそく列に並ぶラルとミハエル。

とても好奇心旺盛な二人です。

観光ガイドのしがいがあります。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ラル(ルーマニア)、ミハエル(スロバキア))、清水寺の音羽の滝にて。その2

カウチサーフィン(チェコ共和国、ラル(ルーマニア)、ミハエル(スロバキア))、清水寺の音羽の滝にて。その3

カウチサーフィン(チェコ共和国、ミハエル(スロバキア))、三年坂にて

清水寺の帰り道に二年坂、三年坂にも寄りました。

この坂で転ぶと、
寿命が二年、または三年縮むから気をつけて!

と私が説明すると、
なぜか彼らに大ウケしました。

「マサトのギャグは面白い!」

と言って、ミハエルは私の背中をバシバシと叩きます。

ギャグじゃないんですけど。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ミハエル(スロバキア))、私と。八坂神社にて。

八坂神社でミハエルと一緒に写真を撮りました。

ミハエルはどんなポーズをしてもかっこいいなあ。

ちなみに彼と私はほとんど同じ年齢です。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ラル(ルーマニア))、八坂神社にて。

お辞儀のポーズをとるラル。

なんか違うような・・・

カウチサーフィン(チェコ共和国、花の匂いをかぐラル(ルーマニア))、

花の匂いをかぐラル。

彼女はどんなポーズをしても美しいです。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ラル(ルーマニア)、ミハエル(スロバキア))、と私。哲学の道にて。

この写真、私は好きです。

なんとなく映画のワンシーンっぽくないですか?

私も彼らみたいに、
もっと気のきいた表情をすればよかった。

ちなみにこの写真は、
哲学の道を歩いている時に撮りました。


三人ともとてもお腹が空いていたので、
この後、河原町の寿司屋に向かったのですが
お店はつぶれて無くなっていました。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ミハエル(スロバキア))、と私。先斗町にて。

ピザを食べ終わった後、
先斗町を散歩しました。

彼らともかなり打ち解けてきたためか、
ミハエルは頻繁に私と肩を組むようになりました。

でも、私はミハエルと肩を組むのはいやです。

身長差をいやでも意識せざるをえないからです。

彼に肩を抱かれる私は、
まるで捕虜になった日本兵です。


芸者さん。祇園にて。

祇園で芸者ハントもしました。

さすがに土曜日の夜だけあって、
たくさんの芸者さんを見ることができました。

芸者さんと一緒に写真を撮ろうとして、
ミハエルは何人かの芸者さんに声をかけたのですが、
あっさりと無視されました。

みなさんとてもお忙しいのでしょう。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

京都・嵐山(桂川)の鵜飼い

カウチサーフィン(チェコ共和国、ミハエル(スロバキア)、ルカ(ルーマニア))

カウチサーフィン(チェコ共和国、ミハエル(スロバキア)と私)、モンキーパーク

とても天気が良かったので、
嵐山のモンキーパークに行ってきました。

あまりに天気が良すぎて、
山を登り終える頃にはバテてしまいましたが。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ルカ(ルーマニア))と私と猿

ちょうど今はベビーラッシュのようで、
あちこちに赤ちゃん猿がいました。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ミハエル(スロバキア)と私とお猿さんと

ベンチの下のお猿さんに注目。

こんなに近くに寄って来るんですね。

この猿はミハエルが怖くないんでしょうか。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ミハエル(スロバキア)、ルカ(ルーマニア))、京都・嵐山のモンキーパークにて。

猿と一緒に記念撮影をして、
ご機嫌な二人。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ルカ(ルーマニア))、サルに餌

猿にエサをやるルカ。

本当に楽しそうです。

猿と私

あまりの暑さに茫然とする私。

もう猿なんてどうでもいいです。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ミハエル(スロバキア))、モンキーパーク

猿とミハエル。

あまり違和感がありません。

彼は人間と言うより、野獣に近いからでしょうか。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ルカ(ルーマニア))、モンキーパーク

ルカはこの猿の親子が気にいったようです。

ずーっと彼らの写真を撮ってました。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ルカ(ルーマニア))、お猿さんと

ルカはとても性格のいい娘です。

誰とでもすぐに仲良くなれます。

たとえそれがお猿さんでも。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ルカ(ルーマニア)と私)、展望台へ

モンキーパークを後にした我々は、
今度は竹林へと向かいます。

ですが、その前に展望台へ。

ついさっき岩田山を登ったばかりだというのに、
また登り道です。

今日はハードフルな一日だな。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ミハエル(スロバキア)と私)、展望台にて

展望台から保津峡を眺めます。

ミハエルはここの景色に満足してくれたようです。

よかった。

わざわざ登ってきたかいがあった。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ルカ(ルーマニア))、腕立て伏せ

なんと、ルカが腕立て伏せを始めました。

どんだけタフなんだ。

華奢な体にもかかわらず、
エネルギーは余りまくってるようです。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ミハエル(スロバキア)、ルカ(ルーマニア))、嵐山の竹林

ようやく竹林に到着。

さすがにこの中は涼しかったです。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ルカ(ルーマニア)と私)、京都・嵐山の竹林にて

ルカと一緒に変なポーズをしてしまいました。

幸い、周りには誰もいなくてよかったです。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ミハエル(スロバキア)、ルカ(ルーマニア))、京都・嵐山の竹林にて

ポーズを決める、ルカとミハエル。

さすがに彼らがやるとかっこいいです。

絵になります。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ミハエル(スロバキア)、ルカ(ルーマニア))、竹林での狼藉

ミハエルが暴走し始めました。

あまりにも無茶な姿勢のため、
ルカの体が竹垣にぶつかってしまいました。

彼女の白い肌が傷だらけに!

許せん、ミハエル。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ミハエル(スロバキア)、ルカ(ルーマニア))、桂川のほとりにて

今日、7月1日は、嵐山の鵜飼いの初日です。

そのため、桂川のほとりでは、
セレモニーが行われてました。

京都、嵐山の鵜飼い

私は京都に住んで約20年になりますが、
鵜飼いを生で見るのはこれが初めてです。

テンションが上がってきました。

それに対して、ルカとミハエルのテンションはかなり低かったです。

あまり興味がないのでしょうか。

京都・嵐山の鵜飼い

たいまつに火が灯っても、
騒いでいるのは私だけでした。

彼らには鵜飼いというものが理解できていなかったのでしょうか。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ミハエル(スロバキア))、桂川にて

退屈そうなミハエル。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ルカ(ルーマニア))、桂川のほとり

ルカもヒマそうです。

そしてついに、この二人は川に石を投げて遊び始めました。

危ないだろ!

川には遊覧船がたくさん浮かんでいるというのに。

「やったーっ!

 俺の石は5回も水面をバウンドしたぞ。

 見たかマサト!」

彼らはまったく鵜飼いには興味が無いようです。

嵐山の鵜飼い

こんな幻想的な光景を見て何も感じないのでしょうか。

私はもっとゆっくりと鵜飼いを見物していたかったのですが、
彼らが早く帰ろうとうるさいので、
途中で引き上げることになりました。

残念。

今度は別のカウチサーファーとゆっくり見よう。

夕食

今日は私が夕食を作る番です。

パエリアを作りました。

といっても、インスタントですが。

ルカの作った料理を吟味中の私

食後のデザートはルカが作ってくれました。

ルーマニアのスイーツだそうです。

だが、これがなかなかの曲者。

ご飯と牛乳とシナモン。

日本人にはなかなか理解できない味覚です。

ルーマニアのスイーツ

暖かいご飯と冷たいミルク。

この両者が混ぜ合わさって、
ぬるーい食感を醸し出しています。

そこにシナモンの強烈な甘さが加わって、
なんともいえない独特の風味を作り上げています。

ルーマニアのスイーツ(拡大図)

せっかくルカが作ってくれた料理。

本当ならおいしくいただきたいところです。

でも、ご飯と牛乳の組み合わせはちょっと・・・。

けっしてマズくはないのですが、
なんとも形容しがたい味でした。

明日は仕返しに納豆を御馳走してやろう。

そう心に決めて、
今夜は寝ることにしました。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

夏越しの祓え(北野天満宮)

カウチサーフィン(チェコ共和国、ルカ(ルーマニア)、ミハエル(スロバキア))

カウチサーフィン(チェコ共和国、ルカ(ルーマニア))、私と。渡月橋にて。

6月30日。
この日は夏越しの祓えという行事があちこちの神社で執り行なわれます。

というわけで、チェコ共和国からのカウチサーファー、ルカとミハエルと一緒に、
北野天満宮へ行ってきました。

京福電車の嵐山駅へ向かう途中、
渡月橋で記念撮影。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ルカ(ルーマニア)、ミハエル(スロバキア))、渡月橋にて。

やはりヨーロッパ人は見栄えがいいですね。
絵にかいたようなカップルです。
ルカの帽子も良く似合ってます。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ルカ(ルーマニア))、私と。北野天満宮にて。

予定より遅れて北野天満宮に到着しました。
それでもなんとか夏越しの祓えの儀式が始まる時間に間に合いそうです。

時計の針を気にしている私を尻目に、
彼らはのんびりと写真を撮ってます。

急がないと儀式を見過ごしてしまうぞ!

カウチサーフィン(チェコ共和国、ミハエル(スロバキア))、私と。北野天満宮にて。

ミハエル:「なんで牛の彫像なんかがこんなところにあるんだ?」

その牛をなでるとご利益がある、
と私が説明すると、
さっそく牛の頭をなでるミハエル。

ミハエルはこの牛の像が気にいったようです。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ルカ(ルーマニア))、北野天満宮にて。

ルカもうれしそうに牛をなでて遊んでます。

だから、急がないと儀式に遅れるんだってば!

夏越しの祓え(北野天満宮)

ギリギリ夏越しの祓えに間に合いました。
思ったほど人は多くはなかったです。

夏越しの祓え(北野天満宮)その2

厳かに儀式が執り行われます。
これぞ日本の神社って感じです。
きっとルカやミハエルも喜んでくれることでしょう。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ルカ(ルーマニア))、私と。北野天満宮

厳粛な儀式も、
ルカの手にかかればパーティーに変身してしまいます。

ま、楽しんでくれればそれでいいんですけどね。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ルカ(ルーマニア))、北野天満宮の夏越しの祓え

儀式も終わり、
いよいよ茅の輪くぐりです。

儀式の意味もよくわからないままに、
ニコニコしながら茅の輪をくぐるルカ。
無邪気でかわいいです。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ミハエル(スロバキア))、北野天満宮の夏越しの祓え

ルカとは対照的に、
無愛想なミハエル。

笑えよ。
ちょっとは楽しそうにしろっ!

怖いんだよ、お前の顔は!

夏越しの祓え(北野天満宮)、私

もちろん私も茅の輪をくぐります。
京都に住んでもう20年ほどになりますが、
この行事は私にとっても初めての体験です。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ルカ(ルーマニア)、ミハエル(スロバキア))、私と。北野天満宮にて。

茅の輪くぐりを終えた後、神社の方からお菓子をいただきました。
なんて太っ腹なんでしょう。

北野天満宮を後にする前に、
門の前で記念撮影。

ルカとミハエルには、夏越しの祓えをそれなりに楽しんでもらえたようです。
よかった。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ルカ(ルーマニア)、ミハエル(スロバキア)、なかう

安い日本食のレストラン、
という彼らのリクエストをうけて、、
北野白梅町のなか卯で食事にしました。

食後のデザートに、
抹茶プリンを御馳走してくれたルカとミハエル。

それにしてもミハエルの顔は怖い!
たとえ笑顔でも迫力があります。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ミハエル(スロバキア))、私の部屋にて。

なんだかとても疲れました。
一晩寝ても、疲れがとれません。

ついついうたた寝をしてしまう私。

そんな私の寝顔を優しく見守ってくれるミハエル。
意外といい奴なのかもしれません。

カウチサーフィン(チェコ共和国、ルカ(ルーマニア))、私の部屋にて。

疲れているのはルカとミハエルも同じです。

もうすでに日は高く登っているというのに、
布団を敷いたままです。

寝る気まんまんです。


ところでこの写真、
ルカが私をベッドに誘っているように見えなくはないですよね。

おっと!
もしも、そんな想像をしていることがバレたら、
ミハエルに殺されてしまいます。

ルカの作った料理

とても疲れているのにもかかわらず、
この日の朝食はルカが作ってくれました。

野菜をふんだんに使った、
とてもヘルシーな料理です。


なんだかんだいって、
ルカとミハエルはとてもナイスなカップルです。

楽しい数日間になりそうな予感がします。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

もう一泊

カウチサーフィン(チェコ共和国、ルカ(ルーマニア)、ミハエル(スロバキア))


ルカとミハエルとも今日でお別れ、
のはずだったのだが、
なぜか彼らは今夜もここにいる。


京都の後は大阪に行く予定だったのだが、
大阪のホストと連絡がとれない、という。


詳しい住所や、待ち合わせ時刻を教えてほしいと頼んでいたのに、
彼からいっこうに連絡が来ないそうだ。


だが、私にはその理由がわかる気がする。


今朝、ミハエルはその大阪のホストと電話で話をしていた。

ミハエルの声は太くて大きい。

傍で聞いていると、
まるで恫喝しているようだ。


「俺たちはあんたの住所をまだ聞いていない。

 すぐにメールで送ってくれ!

 今夜、何時に会える?」


本人にはそんなつもりはないのだろうが、
ミハエルの口調は攻撃的に聞こえる。


朝からこんな電話をかけてこられて、
大阪のホスト氏はきっといやになったのだろう。

以後、ミハエルが何度彼に電話しても、
けっして出ようとしないそうだ。


気持ちはわかるが、
とてももったいないことをしましたね、大阪のホストさん。


なぜなら、ルカとミハエルはとてつもなく素晴らしいカップルだからです。


ルカは10個ものバウチをもらっている。


もちろん、カウチサーフィンのレファレンスやバウチは、
必ずしも万能ではない。


でも、彼らに関しては、
たくさんバウチされているのもうなずける。


そんな彼らとも、
明日は本当にお別れだ。

テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行

カウチサーフィン(CouchSurfing)とは?

CouchSurfingKyoto

Author:CouchSurfingKyoto
.カウチサーフィン(CouchSurfing)とは。

日本に観光に来た外国人の宿として無償で自宅を提供し、国際交流を深めるというカウチサーフィン。

また、自分が海外に旅行に行く時には、現地の一般家庭に泊めてもらい、その土地に住む人々の生の暮らしを体験することだってできてしまいます。

ここは、そんなカウチサーフィンの日常をありのままにつづったブログです。

「カウチサーフィンは危険じゃないの?」
そんな危惧も理解できます。
たしかに事件やトラブルも起こっています。

なにかと日本人にはなじみにくいカウチサーフィン。

・登録の仕方がわからない
・詳しい使い方を知りたい
・評判が気になる

そんな人は、ぜひこのブログをチェックしてみてください。
きっと役に立つと思います。

最後に。

「カウチサーフィンを利用すれば、ホテル代が浮く」

私はこの考え方を否定しているわけではありません。
私もそのつもりでカウチサーフィンを始めましたから。

しかし、カウチサーフィンは単なる無料のホテルではありません。
現在、約8割のメンバーはカウチの提供をしていません。サーフのみです。

だって、泊める側にはメリットなんてなさそうですものね。

「自分の部屋で他人と一緒に寝るなんて考えられない」
「お世話したりするのってめんどくさそう」

時々私はこんな質問を受けることがあります。

「なぜホストは見知らぬ人を家に招き入れるのか?」

それはね、もちろん楽しいからですよ。

自己紹介
プロフィール


こんにちは。
京都でカウチサーフィン(CouchSurfing)のホストをしている、マサトという者です。
ときどきふらりと旅にも出ます。
もちろん、カウチサーフィンで!


(海外)
2011年、ユーレイル・グローバルパスが利用可能なヨーロッパ22カ国を全て旅しました。
それに加えて、イギリスと台湾も訪問。
もちろん、これら24カ国全ての国でカウチサーフィン(CouchSurfing)を利用。

2012年、東南アジア8カ国とオーストラリアを周遊。
ミャンマーを除く、8カ国でカウチサーフィンを利用しました。

2013年、香港、中国、マカオをカウチサーフィンを利用して旅行。 風水や太極拳、カンフーを堪能してきました。

2014年、侍の衣装を着て東ヨーロッパ20か国を旅行してきました。


(日本国内)
これまでに京都で329人(53カ国)のカウチサーファーをホストしてきました(2013年6月25日現在)。

もちろん、これからもどんどんカウチサーフィンを通じていろいろな国の人と会うつもりです。



カウチサーファーとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、チェコ共和国、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、ノルウェー、ポルトガル、ルーマニア、スロヴェニア、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、台湾

シンガポール、インドネシア、オーストラリア、マレーシア、タイ、ミャンマー、ラオス、カンボジア、ベトナム

香港、中国、マカオ

スロヴァキア、ポーランド、リトアニア、ラトヴィア、エストニア、ベラルーシ、ウクライナ、モルドヴァ、沿ドニエストル共和国、ルーマニア、セルビア、マケドニア、アルバニア、コソヴォ、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、リヒテンシュタイン


ホストとしてのカウチサーフィン(CouchSurfing)の経験:


アイルランド、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、イスラエル、イタリア、イラン、インド、インドネシア、ウクライナ、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、韓国、クロアチア、コロンビア、シンガポール、スイス、スウェーデン、スコットランド、スペイン、スロヴァキア、スロヴェニア、タイ、台湾、チェコ共和国、中国、チュニジア、チリ、デンマーク、ドイツ、トルコ、日本、ニューカレドニア、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、ブラジル、フランス、ベトナム、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、香港、マダガスカル、マレーシア、メキシコ、モルドバ、リトアニア、ルーマニア、ロシア



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