ジョギング

(嵐山公園の頂上展望台にて)
今朝は6:00起き。
スポーツ大好き人間のセバスティアンにジョギングを誘われたからだ。
しまった。
いいジョギング・コースがあるなんて言わなきゃよかった。
自転車大国・オランダから来たセバスティアンは、もちろん京都観光も自転車でこなす。
そして、旅行中もジョギングを欠かさない。
さわやかすぎるぜ。
早朝の嵐山は観光客の姿も無く、竹林を鑑賞するにはもってこいの時間帯だ。
だから私もジョギングに同行した。

が、すぐに後悔した。
私もスポーツは好きだが、ヨーロッパ旅行中はそれどころではなかった。
帰国後もダラダラとした生活を送っている。
思えば、3か月ぶりのジョギングだ。
走り始めてすぐに息があがった。
嵐山公園の上り坂ではヒィヒィ言って醜態をさらしてしまった。

嵐山の竹林を颯爽と駆け抜けるセバスティアン。
彼の背中がみるみるうちに遠ざかっていく。
ま、待ってくれー。

(余裕の表情のセバスティアン。嵐山・渡月橋にて。)
「なんだ。
嵐山の竹林って有名だから、もっと大きいのかと思ってた。
意外と小さいんだな。」
と、セバスティアン。
そりゃ、あんな猛スピードで走り抜けりゃあ アッと言う間でしょうよ。

セバスティアンのカウチサーフィンのプロフィール写真が強烈だったので、
私はあまり彼に対していいイメージは持っていなかった。
ところが、実際に会ってみると、とてもいい青年だ。
常に笑顔を絶やさないし、話もおもしろい。
頭の回転も速そうだ。
背が高く、スポーツマン。
英語も流暢に話す。
そして、なによりハンサムだ。
ちくしょう、なんか腹立ってきた。
セバスティアンはオランダでは観光ガイドの仕事もしていた。
だから、かなり旅慣れている。
京都も一人でスイスイ動き回れる。
どうやら私の出番はなさそうだ。
一から十まで私に頼り切るカウチサーファーも考えものだが、
彼のようにあまりに完璧だと、ホストする方としては張り合いがない。
シャワーを浴びてさっぱりとしたら、セバスティアンは今日も京都観光に出かけて行きました。
Enjoy,Kyoto!
カウチサーフィンには体力が必要だと、あらためて痛感した。
ジョギングを再開しよう。
テーマ : カウチサーフィン(Couch Surfing)
ジャンル : 旅行