
アダムの家から見たマラッカの街並み

どうしようもなくチャイナタウン

オランダ広場が見えてきました

マレーシア名物、トライショー


スタダイス

セントポール教会


ここからは遠く海が見渡せます

サンチャゴ砦

再びオランダ広場


このおじさんが話しかけてきてくれました
日本人です

一緒に昼食を食べることに


食後には、本格的なお茶を振る舞ってもらいました。
タダで!
なぜなら、

この女性はアダムの知り合いだからなのです。
なかなか美人でしょ

お茶の葉

茶館の内部


マラッカ・スルタン・パレス





チャイナタウンタウンの入り口にあるこのお店のチキンライスはとても有名。
お昼時には行列ができていました








アダムとその友人、デレク
ニョニャ・レストランに連れて行ってもらいました




マレー風かき氷


最後にアダムと記念撮影
5月24日(木) シンガポールのルール ( マラッカ、マレーシア)
アダムは実に親切な男だ。
わざわざ朝食にミックスジュースを作ってくれた。
タフそうな外見からは想像できないが、細かい所に気が利く人間らしい。
「日本の文化が好き」という欧米人には時々こういうタイプの人間がいる。
そしてアダムは実に話好きでもある。
彼の家はマラッカ市街からは少し離れたところにあるので彼の車で送ってもらったのだが、
その道すがら、いろんな話を聞かせてもらった。
アダムはかなりのイケメンなので、やはり女性にはモテるようだ。
彼の武勇伝を聞かされているうちに、なんだかうらやましくなってきた。
世の中にはいろんな人生があるものなのだな。
「マサト、知ってるか? 女を口説くには、それぞれの国によって違ったルールがあるんだ。
アメリカ女を口説く時にはアメリカのルールでやらなきゃだめだ。
シンガポールの女を口説く時にも、シンガポールのルールにのっとってやらなきゃならない。
それなのにお前は日本のルールで戦っている。
それじゃあダメだ。」
どうやら、昨日の夜、スカイプでメイサンと会話していたのをきいていたらしい。
シンガポールのルール?
そんなの知らないよ。
俺は日本人なんだから日本のルールでやらせてもらうよ。
それでダメなら縁がなかったってことだ。
マラッカ観光のスタート地点、オランダ広場にはたくさんのトライショーがたむろしている。
どこから見ても日本人な私は、彼らの格好の標的だ。
入れ替わり立ち替わり私に声をかけてくる。
だがマラッカは小さな街だ。
歩いて観光しても時間が余るほどなのだから、お金を出してトライショーに乗る必要はない。
いくらマラッカが小さな街だとはいえ、やはり初めての街には土地勘がない。
「地球の歩き方」を拡げて読んでいると、誰かが声をかけてきた。
「またか。しつこいなあ」
と思っていたら、声の主は日本人だった。
その人はかなりの年配の人だが、一人で東南アジアを旅しているらしい。
お茶のバイヤーをやっていて、中国やインドを飛び回っているとか。
それも、普通の観光客が行かないような秘境を。
その人は温厚そうな顔立ちをしているのだが、なかなかハードな人生を歩んでこられたようだ。
昨日の夜、アダムに一軒のお茶屋さんを紹介された。
中国系の夫婦が経営していて、本格的なお茶を楽しむことができるらしい。
正直いってお茶にはあまり興味なかったが、この茶間の女将はかなりの美人だという。
それに今日会った日本人はお茶のプロ。
ということで、この男性と一緒に鄭和茶館へ行くことになった。
その茶間の中にはさらに二人の日本人男性がいた。
といっても観光客ではなく、このマラッカに暮らしている人たちだ。
一人は経済新聞のカメラマン兼特派員。
ベストの中にはゴツいレンズが入っていて、いかにもプロといった風貌だ。
もう一人はこのマラッカでホテルを経営している人。
日本人が経営しているホテルだけあって、やはり客のほとんどが日本人のようだから、利用したことのある人も多いのではないだろうか。
実は昨夜、アダムからこの人のことも紹介されていた。
いろいろマラッカ観光のアドバイスを受けられるだろうから、ぜひこと人物に会うように、と言われていたのだ。
それがこの茶館でバッタリ会うとは。
偶然というのは面白いものだ。
彼らはこの茶間の主のような存在で、当然女将のパクさんとも親しい。
みんなでパクさんの煎れるお茶をご馳走になることになった。
このお茶の作法、日本のものとはずいぶん異なり、見ていると面白い。
例のお茶のバイヤーのおじさんがいろいろと説明してくれるのだが、
私にはどのお茶もほとんど同じ。
女将のパクさんにお茶の感想を聞かれたが、満足な返答はできなかった。
この茶間にはお昼から夕方まで数時間いた。
その間、他の客はほとんど来ず、しかもお茶代は払わなくてもいい、ということだった。
こんなことをやっていて、経営は大丈夫なんだろうか。
夕食はアダムがニョニャ料理のレストランに連れて行ってくれた。
彼の友人、デレクも一緒だ。
アダムは私と話す時はゆっくりとしゃべってくれるのだが、やはりアメリカ人同士の会話となるとスピードが違う。
二人の会話について行くのに苦労した。
ここの支払いは彼らが持ってくれた。
なんだかおごられっぱなしだなあ。
アダムの家に帰り、テラスでプールを眺めながらビールを飲む。
だが、今夜はやけに蚊に喰われる。
そうか、昨日と違って、今夜はアダムはタバコを吸っていないからか。
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