エリザベス、ハリナ(スウェーデン)とCouchSufing(カウチサーフィン)

(京都駅へと向かうバスの中にて。)
エリザベスはどうしても伏見稲荷大社を見てみたいそうです。
でもね、ゴールデンウィーク最終日の今日は、きっと混んでると思うよ。

予想に反して、伏見稲荷大社はガラガラでした。
連休最後の日はみんな家でゆっくりと過ごすのかな。

(伏見稲荷大社の鳥居。)

狐の像に向かって石を投げるエリザベス。
お願いだから壊さないでおくれよ。

(八坂の塔にて。)
伏見稲荷大社の次は清水寺へと向かいます。
京都駅から清水寺へと向かうバス乗り場は、いつもなら殺人的な長蛇の列ができているのですが、
今日はスカスカ。
あまりスムーズに事が運び過ぎて気味が悪いです。


ねねの道にて。
またハリナに捕まっちゃいました。

ニセ舞妓さんと。
きれいな人たちですね。

なんだかんだいって、この二人は仲良しです。

(産寧坂にて)

念願の阿闍梨餅を手に入れ、ガッツポーズをするエリザベス。
何かが違う・・・

八ツ橋を試食するエリザベス。
このお店では、全種類の八つ橋を試食することができます。
エリザベスは片っ端からバクバクと食べていました。
しかし、ハリナには小麦粉アレルギーがあるので、食べることはできません。
ハリナは涙ぐみながら、
「あなたちはいいわね、なんだって食べれるんだから。」
「おーほっほっ!ごめんなさいねー、ハリナ。
あなたの分も食べてあげるから心配しないで。」
エリザベス、お前、鬼だな。

でも大丈夫。
漬物ならハリナも食べることができます。
しかも、このお店にはたくさんの試食品があります。
普通、外国人カウチサーファーは、日本のお漬物が嫌いなのですが、
彼女は別格です。
うれしそうにボリボリと食べあさっておりました。
そんなに食べたら、さらに太っちゃうよ。

ようやく清水寺の門までたどり着くことができました。
ハリナは貫録がありすぎて、獅子の像が小さく見えます。


(清水寺の本堂。)
二人とも、「合掌」の意味を取り違えています。

(清水の舞台。)

(地主神社の恋占いの石。)
一応、お約束として「恋占いの石」の説明はしたのですが、二人とも必要ないですよね。
旦那さんや子供、それにお孫さんまでいるのですから。
え? やるの?
新しい彼氏欲しいの?

恋占いの石に挑戦中のハリナ。
「どいて、どいてー。轢き殺されても知らないわよー。」

(音羽の滝。)
ペットボトルに水を詰めるハリナ。

高台寺の参道。
孫が何人もいるおばあちゃんには、とても見えません。
こういう歳の取り方をしたいものです。

(石塀小路。)

無謀にも、安井金毘羅宮の縁切り縁結びの碑に挑戦しようとするハリナ。
「私、こんな小さな穴をくぐることができるかしら。」
無理だと思うよ。

エリザベスは大笑いしながら写真を撮っています。
「あはははは。
やるじゃない、ハリナ。
あなたって意外とスリムだったのね。」

なんとか無事、通り抜けることができたものの、かなりの難産でした。
きっと、後ろからはパンツが丸見えだったことでしょう。
あまり見たくない光景ですが。

(祇園。)

夕食はエリザベスの希望で、鉄板焼きに決定。
小麦粉アレルギーのハリナを連れてお好み焼屋に入るのは無謀かとも思えたのですが、
まあ、なんとかなるでしょう。


ハリナがやらかしてくれました。
青のりをあたり一面にぶちまけてしまったのです。
それを見たエリザベスは、大笑いしながら、すかさずカメラのシャッターをきります。
そんなに笑ったらハリナがかわいそうじゃないか。
と思っていたら、彼女の怒りの矛先は私に向けられました。
「ちょっと、マサト!
これはあなたの責任よっ!!
あなたが青のりなんか勧めなければこんなことにはならなかったのよっ!!!」
どういう理屈なんだ、それ?

ん?
アザラシ?
お腹一杯になって眠たくなったハリナは、ごろんと横になります。
彼女には「恥じらい」という概念はないのでしょうか。
あっ、
この写真、私が撮ったんじゃないですよ。
エリザベスです。
ちなみにハリナは全身に入れ墨を彫っています。
そのせいで、温泉の入場を断られたとか。
なんとかならないんですかねえ、このルール。

(パトカーの写真を撮るエリザベス。木屋町にて。)

帰りの電車の一コマ。
さすがのハリナもお疲れのようす。
誰かこの女性に席を譲ってあげてくれませんか?
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